中米各国から、母国での暴力を逃れるため、数万人の子どもたちが米国国境を越えています。番組ではこの危機的な状況の歴史的起源を見ていきたいと思います。米国は、ホンジュラスやグアテマラ、そしてエルサルバドルで、民主的政府を社会不安に陥れるという行為によって長いことその手を血に染めてきました。まさにこれらの国は、近年の大規模な移民の波の発生源となっています。7月第3週、オバマ大統領が過去数か月間に中米より米国に逃げてきた5万7000人を超える児童の排除を迅速に行うと誓ってから初めて、強制送還になる子供たちを乗せた飛行機がホンジュラスに飛び立ちました。38名のそのグループには、17名の女性の家族を伴った18ヶ月~15歳の子ども21名が含まれています。ホワイトハウス報道官ジョシュ・アーネストは、ホンジュラス人女性コルドヴァや、そのほかの人々の経験は、中米の人々にたいして「米国が手を広げては歓迎しないことを示すはずだ。」と述べました。