6月ニューヨーク市で、長年のプエルトリコ独立の闘士を釈放するようオバマ大統領に求める集会が開かれました。オスカー・ロペス・リベラは1981年、プエルトリコをめぐる活動において、米国当局に対して暴力を行使する陰謀を扇動したとして、連邦法違反で有罪判決を受けました。また、彼はプエルトリコ民族解放軍(FALN)のメンバーであるとして告発されました。FALNは、プエルトリコが植民地状態に置かれていることへの注意を喚起するため、100回以上爆破事件を起こしたことを宣言しているグループです。1999年にビル・クリントン大統領はFALNのメンバー16名の減刑を行いましたが、ロペスはその中に2人の同志活動家が含まれていなかったことに抗議して減刑を拒否しました。この2人の活動家はその後釈放されました。2015年にロペスの刑務所暮らしは34年目を迎えます。釈放予定は2027年とされています。ニューヨーク州選出の民主党連邦下院議員であり、初のプエルトリコ系女性連邦議員であるニディア・ベラスケスに、ロペスの件で話を聞きます。