デイリーニュース

  • 「これらは米国にあるべきでない」:民主党、連邦施設内から南部連合のシンボル撤去を目指す

    サウスカロライナ州下院議会で南部連合旗を州議会議事堂から撤去する法案が通過しましたが、カリフォルニア州選出の民主党バーバラ・リー連邦下院議員に南部連合のシンボル撤去に向けたワシントンでの動きについて話を聞きます。南部連合旗を掲げる白人の容疑者が、チャールストンで教会の聖書勉強会に出席するアフリカ系アメリカ人9人を射殺した事件からほぼ3週間となる9日午前、サウスカロライナでの採決は行われました。

    dailynews date: 
    2015/7/9(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 対キューバ関係の次のステップ:バーバラ・リー下院議員 通商禁止と米国からの旅行制限の解除を推進

    米国は在ハバナ大使館の再開準備を進めていますが、キューバ大使の筆頭候補と噂されるバーバラ・リー下院議員に話を聞きます。リー議員は、70年代以来キューバを20回以上訪れ、「キューバへの旅行の自由法案」(Freedom to Travel to Cuba Act)および「キューバとの自由通商法案」(Free Trade with Cuba Act)を共同提出しました。

    dailynews date: 
    2015/7/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「大きな変化」:女性議員数が100人に達した議会 歴史的な中絶容認派法案提出で攻めの姿勢に

    記録的な数の中絶反対派による規制に対し、歴史的な巻き返しとして、中絶擁護派の米議員らが、中絶への保険の適用を拡大する法案を提出しました。「中絶における公平な医療保険適用法案」(Equal Access to Abortion Coverage in Health Insurance Act/EACH Woman Act)では、母親の命が危険に晒されている場合や、レイプや近親相姦などの場合を除き、中絶医療への連邦政府の補助金を禁止する、40年近く前に制定されたハイド修正条項が廃止になります。同条項は、有色人種が多数を占める最貧困層の多くの女性たちによる中絶への補助金支給を阻んでいます。同法案提出者のカリフォルニア州選出の民主党バーバラ・リー下院議員に話を聞きます。「これまでわれわれは常に守りの姿勢で、女性の選択の権利や女性のプライバシーの権利、米憲法による女性の中絶の権利保障を認めたロー対ウェイド判決をひたすら守ってきました。でも、そろそろ攻めの姿勢に入る時期です」とリー議員は言います「これは大きな最初の一歩です」

    dailynews date: 
    2015/7/9(Thu)
    記事番号: 
    2
  • イエメンに人道的大惨事の恐れ:戦争の死者3000人に 飢饉の危険高まる

    援助団体は、サウジアラビア主導の攻撃が激化するイエメンが飢饉の瀬戸際にあると警告しています。3月26日に米国の支援を受けたサウジアラビアがフーシ(シーア派反政府組織)への攻撃を開始して以降、民間人1500人を含む3000人以上が死亡しました。国連によれば、同国の大半がサウジアラビアの海上封鎖により食料と燃料の供給を絶たれており、イエメンの人口2500万人のうち80パーセントが、現在ある種の人道的援助を必要としており、また100万人以上が避難しているといいます。報道によれば、7月6日は戦闘がはじまって以来、最大の死者を出し、北部アムラン州の市場で30人が死亡、南部の街アル・フォユシュの家畜市場で60人が死亡したのを含め、176人以上が死亡しました。イエメンについて2人のゲストに話を聞きます。イエメンの「サヌア戦略研究センター」の共同創設者ファリア・アル=ムスリミは現在、ベイルートのカーネギー中東センターの客員研究者です。そしてニューヨークのスタジオには、賞にも輝く海外特派員マシュー・エイキンスをお迎えしました。エイキンスはネイション・インスティテュートのフェローです。また、先月はイエメンで取材行い、ローリングストーン誌に寄稿しました。

    dailynews date: 
    2015/7/9(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 世界はガザを見捨てたのか?イスラエルによる壊滅的攻撃から1年 ガザは瓦礫の山のまま

    ガザはイスラエルによる50日間の壊滅的な攻撃開始から1年を迎えますが、現在も危機状態が続いています。この攻撃で550人の子供を含む2200人のパレスチナ人が殺害されました。イスラエル側の死者は73人でしたが、6人以外はすべて兵士でした。それから1年、イスラエルによる封鎖が継続していることもあり、ガザで破壊された家屋1万2000軒のうち、再建されたものは1つもありません。世界銀行は、ガザ経済は崩壊寸前だと警告しています。現在、完全失業率は43%で世界で最悪です。パレスチナ人ジャーナリストで、Shell-Shocked: On the Ground Under Israel's Gaza Assault (『砲弾ショック:イスラエルのガザ攻撃にされされた現地で』)の著者、ムハマド・オマールに話を聞きます。

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    2015/7/8(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 暗号化の終わり?NSAとFBI 主要なセキュリティ専門家たちの意見を無視し新たなバックドアを求める

    米国と英国が暗号化された通信への「例外的アクセス」を要求する中、ジェームス・コミーFBI長官は、8日、米上院情報委員会で暗号化に反対する証言を行う予定です。暗号化とは正しいキーまたはパスワードがなければ判読ができないようにする情報のスクランブリングを意味します。FBIとGCHQは、犯罪者とテロリストを追跡するために暗号化された通信へのアクセスが必要だとしています。世界でもトップ・レベルの14人の暗号研究者、コンピューター科学者、セキュリティ専門家たちが、政府にそのようなアクセスを断じて許してはならないという論文を発表しました。そのようなアクセスは、あらゆる機密データとより広範な通信インフラストラクチャーを危険にさらすというのです。同論文の著者のひとりでセキュリティ技術の第一人者ブルース・シュナイアーに話しを聞きます。

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    2015/7/8(Wed)
    記事番号: 
    2
  • マット・タイビ: 銀行家の投獄を拒み続けた元司法長官エリック・ホルダー ウォール街との関係が深い法律事務所に復帰

    ウォール街と政界との「回転ドア」人事(訳注:公職と民間企業での職を行ったりきたりすること)の最新例として、米司法長官を最近辞任したエリック・ホルダーは、司法省長官となる前8年間勤務していた法律事務所コビントン&バーリングに復帰します。コビントンに勤務中のホルダーの顧客は、UBSと果樹産業の最大手チキータを含みます。コビントンの顧客リストには、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなど、金融危機における役割に対しホルダーが司法長官として訴追を怠った大手銀行の多くが含まれています。本日のゲストであるローリング・ストーン誌の辣腕ジャーナリスト、マット・タイビは「われわれがこれまで目にしてきた中でも最大級の回転ドア人事だ」といいます。

    dailynews date: 
    2015/7/8(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国で社会主義者が急増? バーニー・サンダースが記録的な聴衆を集め、ギリシャの反緊縮投票を称賛

    ギリシャの国民投票は米国の大統領選にも影響を与えています。民主党の大統領候補バーニー・サンダース上院議員は7月6日、次ぎのように述べました。「ギリシャ国民が、貧困者、子供、病人、老人に対するさらなる緊縮に『ノー』と言ったことを称賛します。巨大な富と所得の大きな不平等があるこの世の中に、より多くの失業と苦しみではなく、より多くの仕事と収入を生み出す経済を作ろうとしているギリシャの取り組みをヨーロッパは支援するべきだ」サンダースの反緊縮の立場は米有権者の共感を呼んでいます。サンダースは7月6日、メイン州のポートランドで9000人の前で演説しました。、また、サンダースは先週、ウィスコンシン州のマディソンで1万人以上の聴衆を集めました。この数は、2016年の大統領選の候補者が集めた最大の聴衆数です。リチャード・ウルフに、バーニー・サンダースについてと、社会主義者であることが何を意味するかについて話を聞きます。

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    2015/7/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 経済学者リチャード・ウルフが語るギリシャ危機のルーツ、債務救済、ヨーロッパでの反資本主義の台頭

    ギリシャの選挙民はヨーロッパの債権団からの包括的救済と引き換えの、さらなる予算削減と増税に反対しましたが、ギリシャで巻き起こっている債権危機の責任は誰にあるのでしょうか? ドイツは見せしめのためにギリシャをつぶそうとしているのでしょうか? ギリシャはユーロ圏を脱退するのでしょうか? このことは世界経済にどんな意味があるのでしょうか? マサチューセッツ大学アマースト校の経済学の名誉教授で、ニュースクール大学の客員教授であるリチャード・ウルフから話を聞きます。彼は最新刊Democracy at Work : A Cure for Capitalism(『仕事場の民主主義:資本主義の治療法』)を含む何冊かの本の著者です。チャンネル4ニュースの経済編集者ポール・メイソンからもギリシャのアテネから引き続き話を聞きます。

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    2015/7/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「平等のヨーロッパ」:緊縮とは別の道を模索することを選んだギリシャ アテネから報告

    ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、ギリシャの選挙民が国際緊急援助の条件を圧倒的多数で突っぱねた歴史的緊縮拒否の2日後、ユーロ圏の緊急サミットに参加するためにブリュッセルに到着しました。ギリシャ国民は7月5日、ユーロ債権団からの包括的な救済の交換条件である、さらなる予算削減と増税に対し61%対39%の投票で拒否の表明をしました。チプラスは、ギリシャの銀行が引き続き閉鎖されている中、新たな救済策の緊急提案をしようとしています。もしギリシャの銀行が資金不足になり、ギリシャが独自の貨幣を刷らざるをえなくなれば、1999年にユーロが始まって以来初めて、1つの国が脱退することになる可能性があります。ユークリッド・チャカロトスは7月6日、7月5日の国民投票の後辞任したヤニス・バルファキスの後任として、ギリシャの新財務相に就任しました。「平等のヨーロッパ」を求めているチャカロトスは、ギリシャの主要な救済交渉人を務めたことがあり、急進左派連合(シリザ)の党員となって10年ほどになります。バルファキスと同様に、チャカロトスもまた、ユーロ圏主要国から課せられた緊縮財政はギリシャを不必要に貧窮化させるとして、これに声高に反対してきました。アテネからチャンネル4ニュースの経済編集者のポール・メイソンと経済学教授のリチャード・ウルフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/7/7(Tue)
    記事番号: 
    1

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