デイリーニュース

  • サウスカロライナ州は南部連合旗の取り外しを検討 旗を降ろした活動家に聞く

    サウスカロライナ州議会は、州都コロンビアの州議会議事堂の敷地から南部連合旗を取り外すかどうかについての審議を始めます。ゲストは南部連合旗を自分の手でひきずり降ろした30歳のアフリカ系アメリカ人女性ブリー・ニューサムです。チャールストンの教会銃乱射から10日後、犠牲者の1人であるクレメンタ・ピンクニー牧師の葬儀の翌日にあたる6月27日、ニューサムは州議会議事堂で約9メートルの旗竿によじ上り、旗を手でつかみ「私は神の名を以てあなたと対決する!」 「今日この旗は降ろされる!」と叫びました。地上に降りるとすぐに彼女と仲間の活動家ジェームズ·タイソンは逮捕されました。この抗議はネット上で広まり、世界中で視聴されました。ニューサムとタイソンが彼らの行動について詳しく話します。

    dailynews date: 
    2015/7/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「民主主義は脅迫できない」:ギリシャ有権者 圧倒的多数で債権団が求める緊縮財政策を拒否

    ギリシャの国民投票は国際的な救済条件を圧倒的多数で拒否し、緊縮策反対の歴史を刻みました。投票は61%対39%で反対票が上回り、欧州債権団の救済策と引き換えにしたさらなる予算削減と増税にギリシャ国民は反対を表明しました。投票前の世論調査では僅差が予想されていましたが、開票結果は「ノー」がギリシャ全土で賛成票を上回りました。ギリシャでは5日夜、勝利を祝う人々がアテネのシンタグマ広場を埋め尽くしました。国民投票の結果は、ギリシャの経済危機を招いた緊縮策の拒否だけでなく、国内銀行にとっては命綱となる金融支援をも拒絶したことになります。欧州中央銀行は新たな緊急融資を検討する会議を開きますが、ギリシャでは国内銀行の閉鎖が続いています。チプラス首相は2670億ドルの債務の再編について、債権団との新たな協議に臨むと述べました。ヤニス・バルファキス財務大臣は6日、債権団はもはや自分が交渉に関わらないことを望んでいるとして突然の辞任を表明し、「債権者の憎悪を誇りを持って引き受ける」と述べました。

    dailynews date: 
    2015/7/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 『勝利を我らに』:フォークの象徴的存在で活動家のピート・シーガーを彼自身の言葉と歌で振り返る

    7月4日の米独立記念日の特別番組を伝説的なフォーク・シンガーで活動家だった故ピート・シーガーの追悼で締めくくります。現代のアメリカ・フォークミュージック運動を築くのを助けた人物として、シーガーは70年近くの間、音楽的なまた政治的な象徴となってきました。シーガーがデモクラシー・ナウ!に2回登場した時のハイライトをお送りします。そのインタビューのところどころで、シーガーは『ウィ・シャル・オーバーカム(勝利を我らに)』、『天使のハンマー』、『花はどこへ行った』など彼の名曲のいくつかを歌っています。また彼の「不屈の楽観主義」と呼ばれてきたものについても話しています。「小さなことが大きなことにつながることに気付いてください。それが[アルバム]Seeds(『シーズ』)で伝えたかったことです」と、シーガーは語りました。「そして、新約聖書には次のような素晴らしい寓話があります。種まき人が種をまくと、いくつかの種は歩道に落ちて踏まれて成長しない。いくつかの種は岩に落ちて成長しない。しかし、いくつかの種は休閑地に落ちて成長し何千倍にもなる。あなたがした小さな良いことが、夢にも思わなかったようなことを数年後にもたらすかもしれないのです。」

    dailynews date: 
    2015/7/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「この旗は今日降ろされる」:サウスカロライナ州議事堂の南部連合旗を取り外したブリー・ニューサム

    30歳のアフリカ系アメリカ人女性のブリー・ニューサムは6月27日、州議事堂の約9メートルの旗竿に登り、南部連合旗を取り外して逮捕されました。警察官が降りるよう叫ぶ間、ブリー・ニューサムは竿の頂上までよじ登り、旗を手でつかむとこう言いました。「あなたが増悪と抑圧と暴力を以て私を攻撃するなら、私は神の名を以てあなたと対決する。今日、この旗は降ろされる」。そして主の祈りと詩編第27編を唱えながら南部連合旗を降ろしました。地上に下りるとすぐ、ニューサムは下で見守っていたジェームス・タイソンと共に逮捕されました。この様子はネット上で広まり、世界中で視聴されました。ニューサムが連行された拘置所から、彼女の支持者に話を聞きます。南部連合旗はニューサムが外した1時間後に戻されました。州議事堂で27日デモを行っていた南部連合旗の支持者と、それに抗議するために集まった人々の双方に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/7/3(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「奴隷にとっての独立記念日」 フレデリック・ダグラスの歴史的演説をジェイムズ・アール・ジョーンズが朗読

    7月4日の米独立記念日の特別番組をフレデリック・ダグラスの言葉で始めましょう。1818年頃、奴隷として生まれたダグラスは奴隷解放運動の主要な指導者になりました。1852年7月5日、彼はニューヨーク州のロチェスターのロチェスタ-婦人奴隷反対協会で、「黒人にとっての独立記念日の意味」という最も有名な演説のひとつを行いました。歴史家ハワード・ジンの名著Voices of a People's History of the United States (『民衆のアメリカ史の声』)のパフォーマンス・イベントで、俳優のジェイムズ・アール・ジョーンズが行った朗読をお届けします。まず、ジンがジョーンズを紹介するシーンからスタートです

    dailynews date: 
    2015/7/3(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米南部で黒人教会が連続で火災に チャールストン銃乱射事件後も白人史上主義者による攻撃は続くのか

    米連邦捜査局(FBI)は、7日間で7軒のアフリカ系アメリカ人教会が火災にあった事件の捜査に乗り出しました。これまでのところ、これらの火事でヘイト・クライムと認定されたものは一件もありませんが、捜査官によれば少なくとも3件は放火だったといいます。1件目の火災は、チャールストン銃乱射事件数日後の6月21日に発生し、以来テネシー、ジョージア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、フロリダ、オハイオの6つの州でおこっています。最近のこれら教会焼失事件を追う「南部貧民救済法施行機関」代表のリチャード・コーエンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/7/2(Thu)
    記事番号: 
    3
  • フランスが児童性的虐待で兵士を停職処分 欧米平和維持軍の刑事免責に国連はメスを入れるか

    保護を目的に派兵された国々での、西側の軍兵士による新たな児童性的虐待疑惑として、フランスはブルキナファソで子ども2人に性的虐待を行った疑いのある兵士2人を停職処分にしました。報道によれば兵士らは、被害者の一人である5歳の少女を虐待している場面を自ら撮影していました。今回のフランス軍兵士の停職処分の数週間前には、中央アフリカ共和国でフランス軍による児童の性的搾取の疑いがあったにもかかわらず、国連が調査を行わなかったことが明るみに出ました。この問題が国連の上級職員に知らされた後も、国連はフランス当局に通報もせず、虐待をただちに止めるための対策も行いませんでした。近日公開予定の国連内部監査部の報告書は、平和維持軍兵士が頻繁に「性行為を条件にした取り引き」を行い、貧困に喘ぐ市民に対し、食料品や医薬品と引き換えに性行為を強要していると述べています。エイズ・フリー・ワールドの共同代表ポーラ・ドノバンに話を聞きます。同グループは、国連の軍および文民の平和維持活動要員による性的搾取や虐待の防止を求める「コード・ブルー」運動を開始しました。

    dailynews date: 
    2015/7/2(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「新たな1章」:米とキューバが大使館の再開と国交回復を発表 半世紀を経て

    半世紀を経て、米国とキューバが双方の首都での大使館の再開と、国交を正式に回復させることを発表しました。ジョン・ケリー国務長官はハバナに赴き、米大使館再開に立ち会います。キューバ政府は声明で、貿易制裁の解除、グアンタナモ湾米海軍基地の返還、そして米国が支援する「転覆と内乱」を目的としたプログラムが停止されない限り、米国との関係は正常化されないと述べています。しかしオバマ大統領への7月1日付けの書簡でキューバのラウル・カストロ国家評議会議長は、既に多大な進歩があることを認め、7月中に常設の在外公館を再開することを確認しました。Back Channel to Cuba: The Hidden History of Negotiations between Washington and Havana(『キューバへの裏ルート――ワシントンとハバナの隠された交渉史』)の著者ピーター・コーンブルーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/7/2(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ニュージャージー州知事クリス・クリスティ 地元州での経済混乱を抱えつつも共和党大統領候補に出馬

    ニュージャージ州知事2期目のクリス・クリスティは、共和党の大統領候補指名を求め出馬すると公式に発表しました。「歯に衣きせぬ発言」を公約し過去の実績を宣伝しています。今後数ヶ月、クリスティは昨年の「ブリッジゲート」と呼ばれるスキャンダルで損なわれたイメージの修復に努めることになりそうです。この事件は、クリスティ知事再選に支持を表明しなかった民主党系のニュージャージー市長に対する報復措置として、橋の一部を閉鎖し大渋滞を引き起こしたとして批判されています。しかし知事は、橋の閉鎖について一切関知していなかったとしています。一方、地元ニュージャージ州でのクリスティの支持率は、一連の信用格下げと雇用の伸び悩みで更に低下しています。政治アナリストでニューアークのWBGOの調査レポーター、Salonの定期寄稿者でもあるボブ・ヘネリーに話を聞きます。

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    2015/7/1(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米最高裁 結婚の平等とオバマケア支持の判決後 中絶・汚染・死刑執行問題に関してはミックス

    同性婚を全米で合法化し、医療費負担適正化法(Affordable Care Act)の主要条項は合法だとする判決を下したばかりの米連邦最高裁が今週、中絶へのアクセス、大気汚染、死刑執行、選挙に関して、今期最後の判決を下しました。本日は、ニュースブログThinkProgress の司法エディターでInjustices: The Supreme Court’s History of Comforting the Comfortable and Afflicting the Afflicted (『不正義:米最高裁の裕福な者たちに安らぎを与え、苦しむ人々を苦しめる歴史』の著者イアン・ミルハイザーと共にこれらの判決を検討し、今期判決が保留にされたアファーマティブ・アクション(差別是正措置)と労働組合費について論じます。

    dailynews date: 
    2015/7/1(Wed)
    記事番号: 
    3

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