デイリーニュース

  • 「オークランドを占拠せよ」未明の急襲で解散 野営地奪還の抗議隊に警察が催涙ガスや閃光手榴弾を投入

    25日夜「オークランドを占拠せよ」抗議団が、同日早朝に解散させられた市庁舎前の野営地を奪還しようとしたところ、オークランド警察は繰り返し催涙ガスや閃光手榴弾を投入しました。同日夜明け前警察はその野営地を撤廃し90人を逮捕したのです。それを見ていた人たちによれば、その夜のダウンタウンはまるで戦場のようだったと言います。拘留中の抗議参加者には1万ドルの保釈金を設定された人もいます。「警察暴力と州の弾圧に対抗するオスカー・グラント委員会」(Oscar Grant Committee Against Police Brutality and State Repression)のレイチェル・ジャクソンに、同抗議活動に対する警察の対応について話を聞きます。また、サンフランシスコ市の市議に相当する執行委員で次期市長候補でもあるジョン・アバロスにも登場してもらいます。昨日、アバロスは「サンフランシスコを占拠せよ」抗議運動が公共の場で平和的に集団活動を行う権利を支持するという決議案を提出しています。

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    2011/10/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • PBSシリーズ『女性、戦争、そして平和』が検証するノーベル平和賞受賞者リーマ・ボウイーのリベリアでの役割

    公共放送サービス(PBS)の新シリーズは、紛争が世界中の女性たちに及ぼす影響について検証しています。”Women, War and Peace”(『女性、戦争、そして平和』)は、ボスニア、コロンビア、アフガニスタンなどの戦闘地域を考察しています。最新エピソード”Pray the Devil Back to Hell”(『悪魔が地獄に戻ることを祈る』)は、流血のリベリア内戦時代に、武将たちおよび独裁者チャールズ・テイラー政権に立ち向かったリベリア人女性たちの物語に焦点を当てています。同ドキュメンタリーは、2011年のノーベル平和賞の3人の受賞者の一人であるリーマ・ボウイーについても特集しています。世界中の紛争における女性たちの役割を描くPBSの特別シリーズ『女性、戦争、そして平和』のエグゼクティブ・プロデューサーであるアビゲイル・ディズニーに話を聞きます。10月25日に放送される次回のエピソードPeace Unveiled(『明らかにされた平和』)は、アフガニスタン紛争における女性たちの境遇を検証します。

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    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ゴールドマン・サックス対「ウォール街を占拠せよ」:グレッグ・パラストの調査

    「ウォール街を占拠せよ」をめぐり、銀行業界である出来事が議論をかもしています。グレッグ・パラストは、ゴールドマン・サックスがローワー・イーストサイド・ピープルズ連邦信用組合(Lower East Side People’s Federal Credit Union)による資金集めのイベントから撤退することを決めたという話の背景を調査しています。この決定は、同イベントが「ウォール街を占拠」に対して敬意を払っていることが判明した後で行われました。投資銀行ゴールドマン・サックスは資金調達イベント参加者リストから同社の名前を取り下げ、約束していた5000ドルの寄付も取りやめました。この5000ドルはゴールドマン・サックス自身のの寄付金だったのでしょうか、それとも実は同社が複数の地方銀行のために取っておいた米国市民の税金から出た救済金だったのでしょうか?

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    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 警察が野営地を急襲しテントを破壊 「オークランドを占拠せよ」で数十人が逮捕される

    オークランド警察は10月25日の午前5時(太平洋夏時間)直前に、市庁舎前の「オークランドを占拠せよ」の抗議行動野営地を急襲しました。警察は閃光手榴弾を投げ、催涙ガスを発射したと伝えられています。最初の報道では、少なくとも70人が逮捕され、警察が抗議者の仮設テントを破壊したと伝えられました。「オークランドを占拠せよ」の法的事項の相談役マーカス・クリシュカによる公園からの生中継をお届けします。9月17日に「ウォール街を占拠せよ」運動が始まって以来、およそ2500人がこれまでに逮捕されています。

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    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • タハリール広場からウォール街へ:エジプト人活動家アスマ・マフフーズが「ウォール街を占拠せよ」で語る

    26歳のアスマ・マフフーズを含む何人かの指導的エジプト人活動家が、10月24日、「ウォール街を占拠せよ」運動を予告なしに訪問しました。マフフーズは「4月6日若者運動」(the April 6 Youth Movement)というグループの設立者の一人で、この団体はエジプト前大統領ホスニ・ムバラク政権を倒すことになった1月25日の抗議行動を組織したことに一役買ったことで知られています。1月の抗議行動の前、マフフーズはYouTubeにビデオを投稿し、人々にタハリール広場に集まることを求めました。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、「ウォール街を占拠せよ」の現場でマフフーズにインタビューしました。「米国に住む多くの人々が我々と団結してくれました」とマフフーズは言います。「私は、ウォール街を占拠せよの抗議者たちと団結し彼らを支持するために、そして彼らに“人々に力を”ということ、これを続けていけば最終的には成功するということを伝えるためにここに来ました」。

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    2011/10/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • コーネル・ウエスト「我々は民主主義の目覚める決定的な瞬間にいる」

    プリンストン大学教授で著名な人権活動家のコーネル・ウエストは21日午後、ハーレムでデモ参加中に逮捕されました。同デモは、ニューヨーク市警が人種によるプロファイリングを行っているという疑いに対して行われたものです。ウエストは、NYPDの「停止と身体検査(stop-and-frisk)」 方針に抗議するためにデモに参加しました。同方針を批判する人びとは、有色人種を過度に標的にしていると述べています。ニューヨーク市警が昨年実施した60万回のうち87%は黒人またはヒスパニック系でした。今回のウエストの逮捕の一週間前にも、ウエストと18人は、政治で資金の役割が拡大していることに対する抗議行動中に、最高裁前の階段で逮捕されました。マーティン・ルーサー・キング牧師の記念碑の落成式が行われた日です。プリンストン大学の宗教学とアフリカ系アメリカ人研究の教授であるウエストは、自身の回想録Brother West: Living and Loving Out Loud(ブラザー・ウエスト:騒々しく生き、愛する)を含む多数の著作を発表しています。

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    2011/10/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「ルイビルを占拠せよ」:社会正義を求める野営運動の声

    前週末、デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは、「ウォール街を占拠せよ」運動に触発された抗議運動「ルイビルを占拠せよ(Occupy Louisville)」のデモ参加者たちのもとを訪れました。デモ隊は地元刑務所の目の前に野営地を設けました。同運動に参加して一夜を過ごした退役軍人や学生、社会的公正を求める活動家、そしてその他の地域コミュニティのメンバーらに話を聞きました。

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    2011/10/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • マイケル・ムーアとウエストが語る:ウォール街占拠運動、イラク、12年米大統領選

    不平等や企業の強欲さに反する占拠運動が全米そして世界の各地で続いていますが、本日の番組ではアカデミー賞を受賞した映画制作者でアクティビストのマイケル・ムーアと、プリンストン大学のコーネル・ウエスト教授に話を聞きました。「(オバマ大統領には)人びとのために行動することを望みます」とムーアは語り、「人びとがいなくなることはありません。ですから、オバマは今世紀のフランクリン・ルーズベルトとして歴史に名を残す大統領になるか、あるいは、ゴールドマンサックスのふところで生きた男として記憶されるかのいずれかです」と述べます。ウェストは、「私たちが試みるのは、ウォール街で起きていることとハーレムで発生していることのあいだの繋がりを見出すことです。もし今回のような大きなムーブメントがここや世界中で続いていくのであれば、企業の強欲さを、ウォール街だけでなく、軍産複合体、刑務所産業複合体、そして企業メディア複合体にもつなげていくことができるでしょう」

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    2011/10/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ノーベル賞受賞者タワックル・カルマンが語るイエメンの女性解放と民主化闘争

    ノーベル平和賞を受賞したイエメンの活動家タワックル・カルマンの独占インタビューをお送りします。国連安全保障理事会は、33年間政権の座にあるイエメンのアリ・アブドラ・サーレハ大統領の即時辞任を求める決議を行なう予定です。常任理事国5カ国はすべて、イエメン政府のデモ参加者に対する暴力を「強く非難する」として、この決議に支持を表明しています。イエメンではデモ参加者数十人がスナイパーに射殺されるなど政府軍の攻撃が増すなかでも、民衆蜂起は続けられています。カルマンは今週ニューヨークに滞在し、サレフ政権への国際社会の圧力を訴えています。アラブ人女性初のノーベル平和賞受賞者となったカルマンは、32歳で三児の母、率直な発言をするジャーナリストかつ活動家です。報道の自由を訴え、政治犯の釈放を求めるために週に一度の座り込みを実施してきました。団体「鎖に繋がれない女性ジャーナリスト」創立者として、イエメンの女性運動と民主化運動の指導的役割を果たしてもきました。サーレハ統治への抗議の継続として、ごく最近も抗議集会を率いたばかりです。「私たちには夢があります。能力もあります。解放がどんなものかわかっています。だから必ず達成します」とカルマンは言います。今日行われる国連決議については「国際社会はサーレハに圧力をかけるべきです。独裁体制は倒され、終わりました。独裁者たちには、いろいろな最期が待っています。

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    2011/10/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • カダフィ死亡で祝賀に沸くリビアに殺害状況の調査要請

    リビア前最高指導者ムアマル・カダフィの殺害状況には不明な点が残されています。当初の報告では北大西洋条約機構(NATO)軍の戦闘機が20日朝、シルト近くでカダフィ派の車列を空爆、カダフィと数人は徒歩で逃亡したのち国民暫定評議会の戦闘員らに拘束され、殺されたとされています。しかし外部機関による死亡経緯の調査が入ることになり、遺体の埋葬は先延ばしにされました。いっぽうNATOのアナス・フォー・ラスムセン事務総長は、リビアでの作戦が成功したことを以て、NATOはリビア任務を直ちに終了すると述べました。シルトにいるヒューマンライツ・ウォッチ緊急対応ディレクターのピーター・バウカートに詳しい状況を聞きます。「リビアの新しい幕開けが、このような残虐な殺害で始まったことは非常に残念です。新リビアの記録にすでに汚点を残したことは間違いありません。裁きは法廷で行われるべきであって、暴徒の手にゆだねてはいけない」とバウカートは述べました。

    dailynews date: 
    2011/10/21(Fri)
    記事番号: 
    1

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