デイリーニュース

  • ヴォルフガング・カレック弁護士:ブッシュ ラムズフェルド チェイニーは「独裁政治のトロイカ」として投獄されるべき

    米国、ブラジル、欧州連合(EU)が支持するクーデターの企てが、ベネズエラで進行中ですが、本日は人権弁護士ヴォルフガング・カレックに話を聞きます。11月、米国家安全保障問題担当の大統領補佐官ジョン・ボルトンは、ベネズエラ、キューバ、ニカラグアを「独裁政治のトロイカ」(troika of tyranny)と非難しましたが、本物の「独裁政治のトロイカ」はジョージ・W・ブッシュ、ディック・チェイニー、ドナルド・ラムズフェルドであり、彼らは戦争犯罪者として投獄されるべきだとカレックは語ります。カレックは人権問題専門の弁護士で、数十年に渡り世界各地の権力者や政権に対して人権侵害の責任を問う法的戦いの先導を切ってきました。著書Law Versus Power: Our Global Fight for Human Rights(『法対権力――人権保護を巡る世界的戦い』)では、彼の卓越したキャリアでの経験が語られていますが、それには内部告発者エドワード・スノーデンのヨーロッパにおける代理を務めた経験も含まれています。カレックは「欧州憲法・人権センター」(European Center for Constitutional and Human Rights)の総書記です。

    dailynews date: 
    2019/1/24(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 元国連専門家:ベネズエラでクーデターを仕組む米国は国際法に違反している

    トランプ大統領が、野党のフアン・グアイドをベネズエラの暫定大統領として承認すると発表してことで、ニコラス・マドゥロ現大統領は米国との国交を断絶しました。本日は、米国がベネズエラで違法なクーデターを仕組んでいると語る元国連の独立専門家に話を聞きます。2017年に国連代表としてベネズエラを訪問したアルフレッド・デ・ザヤスは、「主流メディアは今回のクーデターの企みに加担してきました。…2003年のイラク侵攻前を思い起させます」と言います。ポモナ・カレッジ教授でThe Enduring Legacy: Oil, Culture, and Society in Venezuela(『恒久的遺産――ベネズエラの石油、文化そして社会』) そしてVenezuela: What Everyone Needs to Know(『ベネズエラ:みんなが知るべき事』)の著者ミゲル・ティンカー=サラスにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/24(Thu)
    記事番号: 
    2
  • クーデター進行中? トランプが石油資源豊富なベネズエラで マドゥロを失脚させ親米派指導者を就任させようとしている

    トランプ大統領が、ベネズエラの野党主導者フアン・グアイドを暫定大統領として認めると発表したことで、ベネズエラ政府は米国がクーデターを仕組んでいると非難しています。ベネズエラの新国会議長となったグアイドは大規模な野党抗議集会で自ら暫定大統領に就任すると宣言しました。欧州連合(EU)および南北米諸国12カ国からなる「リマ・グループ」(Lima Group)も、フアン・グアイドを新大統領として認めています。「リマ・グループ」のメンバーの中で唯一メキシコだけが、マドゥロを大統領と認めています。ポモナ・カレッジ教授のミゲル・ティンカー=サラスは、「こんなことはベネズエラのみならず中南米史上でも初めてです」と語ります。ティンカー=サラスはThe Enduring Legacy: Oil, Culture, and Society in Venezuela(『恒久的遺産――ベネズエラの石油、文化そして社会』) そしてVenezuela: What Everyone Needs to Know(『ベネズエラ:みんなが知るべき事』)の著者です。

    dailynews date: 
    2019/1/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 女優ラバーン・コックス:トランプのトランスジェンダー軍入隊禁止は、トランスジェンダーの人々に対する長年の攻撃の一環

    トランスジェンダー女優の草分けで、活動家でもあるラバーン・コックスが、トランスジェンダーの人々の米軍への入隊を禁じるドナルド・トランプ大統領の計画を最高裁が生き返らせたことに反論しました。彼女は22日 「人種をめぐる癒し全米記念日 (National Day of Racial Healing)の催しで、エイミー・グッドマンが司会をつとめた対談に出演し発言しました。

    dailynews date: 
    2019/1/23(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米国自由人権協会(ACLU):トランプのトランスジェンダー禁止は軍事的な正当性がなく、敵意と差別によるもの

    22日、米最高裁判所は、トランスジェンダーの人々の米軍への入隊を禁じるドナルド・トランプ大統領の計画をよみがえらせました。5-4の裁決で、最高裁は、受け入れ禁止は違憲だとして差し止めを命じていた2つの下級裁判所の判決を棄却しました。スティーブン・ブレイヤー、ルース・ベイダー・ギンズバーグ、ソニア・ソトマイヨール、エレナ・ケーガン各判事は反対しました。3件目の差し止め命令はいまなお、施行中です。トランプ政権のトランスジェンダーの軍入隊禁止に挑戦している米国自由人権協会(ACLU)の専属弁護士であるチェイス・ストレンジオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/23(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 民主党州で教師の反乱:LAの教師たちが大勝利するなか、デンバーでも教師多数がストライキに賛同投票

    22日、ロサンゼルスでは教師たちがストライキを収束させることに同意しましたが、デンバーの教師も25年ぶりにストライキをすると投票で決定しました。ストライキは早ければ週明けの28日に始まるかもしれません。一方、カリフォルニア州オークランドの教師たちも、来週ストライキについて投票することを計画しています。ロサンゼルス教員組合(United Teachers Los Angeles)の交渉チームの委員長であるアーリーン・イノウエ、およびタイプ・メディア・センター(Type Media Center)のフェロー・レポーターであるサラ・ジャフィに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「公教育の存続にかかわる問題だった」:LAの教師たちが1週間のストライキの後、勝利を宣言

    ロサンゼルスの公立学校の教師たちは、23日、合意を承認し、歴史的な6日間のストライキを収束させ教室に戻ってきています。ロサンゼルスで教員ストライキが行われたのは30年ぶりでした。ストライキにいたるまでには、ロサンゼルス教員組合(United Teachers Los Angeles)と学校区との間で1年8ヶ月以上に及ぶ緊張した交渉が行われました。このストライキにより、アメリカで2番目に大きい学区であるロサンゼルス統合学区の閉鎖/機能停止が生じました。22日の朝、組合指導部とロサンゼルス市当局は、新しい契約への合意に達したと発表しました。組合は22日夜、投票の結果、新契約が大多数のUTLA(LA教員組合)メンバーによって承認されたと発表しました。この合意には、教員の昇給、学校支援スタッフの増員、少人数クラス、およびチャータースクールの規制が含まれています。労働組合の交渉委員会委員長であるアーリーン・イノウエ、ならびに労働問題ジャーナリストで著作家のサラ・ジャフィにさらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『ウンデット・ニーの鼓動』:デイビット・トレアーが描く別な形のアメリカ先住民の歴史

    1890年から現在までのアメリカ先住民を検証するデイビット・トレアーの素晴らしい新著The Heartbeat of Wounded Knee(『ウンデット・ニーの鼓動』)を見ていきながら本日の放送を締めくくります。この本は回想と幅広いインタビュー、そして語りを効果的に織り交ぜ、 主流文化から省みられることのなかった先住民の数十年分の歴史を描いています。デイビット・トレアーはミシガン州北部のリーチ湖インディアン居留地出身のオジブワ族です。彼は南カリフォルニア大学で文学と創作文を教えています。

    dailynews date: 
    2019/1/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • チェイス・アイアン・アイズ「トランプの先住民への侮蔑が、人々に我々を侮辱する許可になっている」

    ネット上で拡散した、カトリック教高校の学生がワシントンDCのリンカーン記念堂の近くでアメリカ先住民の長老を侮辱しているように見える映像についての検証を続けます。活動家で「ラコタ族の法律プロジェクト」(Lakota People’s Law Project)の主席弁護士であるチェイス・アイアン・アイズに話を聞きます。彼は「先住民マーチ」(Indigenous Peoples March)の代理人として話します。

    dailynews date: 
    2019/1/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「本当に怖かった」 先住民の長老が語るワシントンDCでの「米国を再び偉大に」帽子をかぶった学生たちの“群集心理”

    数千人が1月18日、ワシントンDCで「先住民マーチ」(Indigenous Peoples March)に参加しました。翌19日、アメリカ先住民の長老と、同じ18日に行われていた「いのちの行進」(March for Life)に参加していたケンタッキー州のカトリック教高校の学生グループとの間で、行進の直後に起きたやりとりの映像がネット上で拡散するということが来ました。そこには、学生に囲まれたオマハ族の長老ネイサン・フィリップスが、静かにドラムを叩いて歌っている様子が映っており、学生の何人かは「米国を再び偉大に」(Make America Great Again:MAGA)と書かれた帽子を被っています。映像から判断する限り、学生たちはフィリップスを嘲り、ばかにしているように見えます。何人かの学生が腕でトマホーク・チョップの動きをする様子が映っており、ニヤニヤ笑いを浮かべ赤いMAGA帽子をかぶった学生の一人がフィリップスの真正面に立っているのが見えます。この映像に対し広い範囲で怒りの声が上がりましたが、ネットにこの事件の、いくつか別の映像が投稿されると、一部のコメンテーターは学生たちへの批判を控えるようになりました。何が起きたのか、ネイサン・フィリップスに話を聞きます。彼はベトナム戦争時代の退役軍人で「先住民若者協会」(Native Youth Alliance)の元代表です。

    dailynews date: 
    2019/1/22(Tue)
    記事番号: 
    1

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