デイリーニュース

  • ロシアがCOVID-19感染多発地域となった経緯:新規感染者数が急増1日当たり1万人以上

    ロシアのコロナウイルス感染拡大について、モスクワから最新情報をお伝えします。ロシアでもコロナウイルスは急速に広がっており、1日当たり1万人の新規感染者が確認されています。これは世界第2位の感染率であり、治療に当たっていた医療関係者100人以上が死亡し、多くが保護具の不足を報告しています。そして過去2週間に医療関係者3人が不可解な状況で病院の窓から転落しました。2人は亡くなり、入院中の1人は医療器具不足について言及する動画をネットに投稿、検査で陽性だったにも関わらず働きつづけなくてはならなかったと語りました。ニューヨーカー誌のモスクワ特派員、ジョシュア・ヤッファに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ベネズエラでのクーデター未遂後、アメリカの傭兵を逮捕 「まるで不出来なランボー映画」

    クーデター未遂のベネズエラで次々と明らかになる信じられないような話を追います。クーデターの首謀者は、元グリーンベレー隊員だったのでしょうか?ベネズエラで2人の米国人が逮捕されました。ニコラス・マドゥロ大統領は、この陰謀の背後には米国がいると主張します。The Enduring Legacy: Oil, Culture, and Society in Venezuela(『負の遺産/遺物に耐えて:ベネズエラの石油、文化、社会』)の著者であるミゲル・ティンカー・サラスは「不出来なランボー映画かTVのメロドラマの駄作もどきです」と述べ、「米国は政権を交代させたいのです…ベネズエラにとってその結果は、今後非常に悲惨になる可能性があります」と指摘します。

    dailynews date: 
    2020/5/6(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプが新型コロナウィルスに関して「素晴らしい対処をしている」と主張する中、科学記者のローリー・ギャレットは、パンデミックは36か月以上続き得ると警告

    トランプ大統領が米国の社会経済活動の再開を語っていますが、ピュリッツァー賞受賞歴のある科学ジャーナリストのローリー・ギャレットは、パンデミックが少なくとも36ヶ月続くと予測します。一方、政府のトップクラスの ワクチン専門家のひとりは、COVID-19に対する未検証の治療法の政府による促進に抵抗した後、その職からおろされたと述べています。ギャレットはこのパンデミックを予測しました。彼女とのロング・インタビューで、次に何が起こるか、について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 刑務所廃止の正当性: ルース・ウィルソン・ギルモアが語るCOVID-19、人種的資本主義、釈放

    COVID-19のまん延が全米の拘置所と刑務所に収容されている230万人以上の人々の命を脅かしています。学者のルース・ウィルソン・ギルモアと共に、新型コロナウイルスのパンデミック中に囚人たちを釈放することを求める声が、刑務所廃止論の正当性をいかに証明しているかについて検証しましょう。彼女は「カリフォルニア刑務所一時運営停止計画」(California Prison Moratorium Project)と「クリティカル・レジスタンス」(Critical Resistance)の共同設立者で、Golden Gulag: Prison, Surplus, Crisis, and Opposition in Globalizing California(『ゴールデン・グラグ:グローバル化するカリフォルニアの刑務所、余剰、危機と対立』)の著者です。彼女の近刊予定の著書はChange Everything: Racial Capitalism and the Case for Abolition(『すべてを変える:人種的資本主義と廃止のケース』)です。

    dailynews date: 
    2020/5/5(Tue)
    記事番号: 
    4
  • オハイオ州マリオン刑務所 80%の囚人がCOVID-19の検査で陽性 高まる大量釈放の声

    新型コロナウイルスの米国最悪の発生地の1つであるオハイオ州のマリオン刑務所(Marion Correctional Institution)から最新情報について聞きます。この刑務所では11人の囚人と1人のスタッフが死亡し、少なくとも80%の囚人と半数のスタッフが検査で陽性となっています。新型コロナウイルスの感染が広がり、オハイオ州の5万人近くの収監者のうち数千人の釈放を求める声が高まっていますが、マイク・デワイン知事は州刑務所の100人余りの釈放しか承認していません。「釈放されているのはほんの少しだけで、[私たちが]求めている2万人には到底及びません」と、自身の夫ジェームスがマリオン刑務所に収監されているアズラ・クリスピノは言います。彼女は「刑務所廃止の囚人支援」(Prison Abolition Prisoner Support)の共同設立者です。

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    2020/5/5(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 医療サービスと水へのアクセスが乏しいナバホ・ネイション 全米3番目のCOVID-19感染規模

    新型コロナウイルスのパンデミックで大きな打撃を受けている、全米最大の先住民居留地ナバホ・ネイションで患者を治療している2人の医師に最新情報を聞きます。ミシェル・トム医師は、ナバホ・ネイションのメンバーで、ナバホ居留地に近いアリゾナ州北部にある「ウインズロー先住民医療センター」(Winslow Indian Health Care Center)と「リトル・コロラド医療センター」(Little Colorado Medical Center)でCOVID-19の患者を治療している家庭医療医です。スリアム・シャマサンダーは、「HEALイニシアチブ」(HEAL Initiative)の一環として、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の21人の看護師と医師からなるボランティア医療チームを率いています。彼は、ナバホ・ネイションへの新型コロナウイルスによる打撃は「十分な資金が提供されていない医療制度の延長線上で」よりひどいものになっていると指摘します。メディケアと比較すると「先住民医療サービス」(Indian Health Service)の予算は1人当たり3分の1だそうです。「あなたが目にしている不平等のレベルはこうしたパターンの一部なのです」。

    dailynews date: 
    2020/5/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • バレンチナ・ブラックホースを追悼:COVID-19で死亡した28歳の愛されたナバホコミュニティ活動家

    米国でニューヨーク州とニュージャージー州の次に1人当たりの新型コロナウイルスの感染数が高いのは、全米最大の先住民居留地ナバホ・ネイションです。アリゾナ州カエンタからナバホ・ネイションのメンバーであるロビー・ジョーンズに話を聞きます。彼は、新型コロナウイルスで死亡したうちの1人、28歳のバレンチナ・ブラックホースのパートナーでした。ブラックホースはナバホ文化を促進した愛されたコミュニティー指導者で、ポエットという名の娘を残しました。

    dailynews date: 
    2020/5/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米救急医 「パルスオキシメータで酸素低下を早めに検知すれば人工呼吸器の使用を避けられる」

    ニュー・ハンプシャー州リトルトンの救急医リチャード・レビタンと話します。レビタンは4月、新型コロナウイルスの感染拡大のさなかに自ら志願してマンハッタンのベルビュー病院で10日間働きました。その時の経験によれば、患者は速やかに病院へ行くべきだと言います。指先に装着するパルスオキシメータで、医療職が血中酸素低下や脈拍上昇を検知すれば感染も早く発見できると言います。「パルスオキシメータは肺機能測定器のひとつですが、患者自身にとってはコロナによる肺炎を疑う警戒信号になるでしょう」。

    dailynews date: 
    2020/5/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 多くの労働者がコロナを発病し死亡する中 マコーネル院内総務は景気刺激策で企業責任の免除を要求

    5月4日に再開される上院で、ミッチ・マコーネル共和党院内総務は次期景気対策法案の中に、企業を労働者に対する責任から保護する内容を盛り込むよう求めています。「パブリック・シチズン」代表ロバート・ワイスマンは、「マコーネルは、企業が悪辣な不正行為をする権利を守りたいのです」と言います。

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    2020/5/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「とても怖い」 食肉工場で新型コロナが蔓延 労働者の安全と「肉を食べない月曜日」運動

    米国の食肉工場で少なくとも労働者20人が新型コロナウイルスで死亡、約5000人が検査で陽性となっています。しかしトランプ大統領は、地方政府が食肉工場を閉鎖することを禁止する大統領令を発動しました。パンデミックの間の状況について、食肉工場労働者や活動家の声をお届けします。「ラテン系米国市民連盟」(LULAC)のシンディー・ベナビデスCEOに聞きます。LULACは、民主党大統領候補予定者ジョー・バイデンを招いて食品工場労働者の安全に関するバーチャルのタウンホールを開催するなど、労働者の支援活動をしています。「5月の月曜日は肉を食べない」キャンペーン(Meatless May Mondays)を呼びかけています。

    dailynews date: 
    2020/5/4(Mon)
    記事番号: 
    1

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