デイリーニュース

  • 下痢、脱水症、飢餓、消耗:インドではコロナ封鎖で農村部の貧困層が最も被害を受ける

    インドでは新たに6000人のコロナウイルス感染がみつかり、24時間の新規感染者数は過去最高を記録しました。推定300万人が大型サイクロンからの避難所を求めており、数万人が仕事も食糧もない状態です。ムンバイから「インド農村の人々のためのアーカイブ」(People’s Archive of Rural India)の創設者で有名なジャーナリストのP.サイナート(P. Sainath)からの最新情報を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/22(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 警察署長の引退表明を受けFBIがブリオナ・テイラー射殺事件の捜査に乗り出す

    ベン・クランプ弁護士に別の事件についても聞きます。看護師志望の26歳、ブリオナ・テイラー(Breonna Taylor)が自宅で警察に射殺された事件で、クランプ弁護士は遺族の法定代理人を務めています。テイラーの遺族はケンタッキー州ルイビル・メトロ(ルイビル市とジェファーソン郡の行政統合地域)の警察を相手取って不法死亡訴訟(人の不注意や過失などから生じた死亡事故に対して、故人の家族又はそれに値する人が責任を求める訴訟)を起こしています。訴状によれば、捜査令状を持った警察が予告なしにテイラーの部屋に押し入った後、少なくとも8回にわたり彼女を撃ったことが詳述されています。警察が探していた男性はテイラーのアパートには住んでおらず、3月13日の夜に警察官がテイラーの家に到着したときには、すでに警察に拘留されていたと報じられています。彼女の殺害時には、テイラーは緊急医療技術者として、COVID-19感染者の治療にあたっていました。

    dailynews date: 
    2020/5/22(Fri)
    記事番号: 
    2
  • アーマド・アーベリ殺害事件で第3の白人男性容疑者が逮捕される 司法省はヘイトクライムとして起訴を検討中

    アーマド・アーベリ(Ahmaud Arbery)の殺害事件に関連して3人目の白人男性が逮捕されました。容疑は、重罪殺人と不法監禁を企てた罪です。公民権弁護士のベンジャミン・クランプと、アーベリがジョージア州ブルンスウィック市の狭い路地を白昼にジョギングしてくるところをウィリアム・ブライアンが撮影した経緯について話します。アーベリはこの後、2人の武装した白人(退職した警察官グレゴリー・マクマイケルとその息子のトラビス)に尋問され、3発の銃弾を浴びせられました。「これは、不法侵入や強盗などとはまったく関係ありません。すべてはアーマド・アーベリが肌の色によってプロファイリングされたという問題です」と、クランプ弁護士は話します。

    dailynews date: 
    2020/5/22(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 報告書が警告:新型コロナウイルス・パンデミックで食料と医療へのアクセスを断たれ 110万人の子どもが犠牲になる可能性

    新たな研究報告書によれば、新型コロナウイルス感染拡大による二次的影響で、今後半年間に5歳以下の子ども110万人が犠牲になる可能性があるということです。このパンデミックによる医療サービスの乱れ、食料へのアクセスが断たれることなどが原因です。この報告書の主執筆者で、ジョンズ・ホプキンズ・ブルームバーグ公衆衛生大学院国際保健部門の准科学者ティム・ロバートンと、感染病小児科医のベアーテ・カンプマン博士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/21(Thu)
    記事番号: 
    3
  • シリアから米・メキシコ国境まで COVID-19 の感染が拡大する中 世界の難民は飢えと貧困に直面

    世界各地で数百万人の難民が直面するコロナウイルスの脅威について見ていきます。難民キャンプでは「ソーシャル・ディスタンス」は不可能なことも多く、医療体制は非常に限られています。ロンドンの「ランセット・マイグレーション」(Lancet Migration)事務局長のミリアム・オーカット博士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/21(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 密集&悲惨な状態:ロヒンギャ難民 世界最大の難民キャンプでサイクロンとCOVID-19の二重の危機に直面

    新型コロナウイルスのパンデミックが進行する中、インドとバングラデシュを大型サイクロンが直撃し300万人が避難を余儀なくされています。ビルマ(ミャンマー)を逃れたロヒンギャ難民100万人が暮らすバングラデシュのコックス・バザールにも大雨が降り、初のCOVID-19感染者も確認されました。バングラデシュで国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所の代表を務めるスティーブン・コーリスから最新情報を聞くとともに、ロヒンギャ活動家で「ビルマ系ロヒンギャ・オーガニゼーションUK」(Burmese Rohingya Organisation UK)の事務局長であり、「フリー・ロヒンギャ連合」(Free Rohingya Coalition)のメンバーでもあるトゥン・キンにロンドンから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ニュージャージーの公立学校の取り壊しに移民が抗議 7億5千万ドルかけてロバート・ウッド・ジョンソンがんセンターを建設計画

    ニュージャージー州ニューブランズウィック市での話題です。公立学校のリンカーン・アネックス校は、大部分の生徒が移民の子どもたちです。ロバート・ウッド・ジョンソン病院が7億5千万ドルをかけてがんセンターを建設するために同校を取り壊そうとする計画に反対し、学校を守ろうという運動が起きています。「デモクラシー・ナウ!」の共同司会者であるフアン・ゴンサレスはニューブランズウィック市に住み、この運動に積極的に取り組んでいます。「ラティーノジャスティス(LatinoJustice PRLDEF)」代表兼総合弁護士であるフアン・カルタヘナからも話をうかがいます。カルタヘナは取り壊しに反対する親や生徒、納税者の代理人を務めています。

    dailynews date: 
    2020/5/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「生き続けよう、家にいよう、組織しよう」:バーバー牧師が、6月20日にワシントンで行う貧者のデジタルデモ行進への参加をよびかけ

    新型コロナウイルスパンデミックの影響が、黒人、ラティノなどの非白人や貧困層のコミュニティにいかに偏っているか、また、当局が取るべき新たな対策について考えます。ゲストは、ウィリアム・バーバー師です。ハーバー牧師は、6月20日のワシントンD.C.でのオンラインの「貧者の大集会とモラル行進」(Mass Poor People’s Assembly and Moral March)を組織しています。「指をくわえて死を待つつもりはありません。私たちは立ち上がって反撃するのです」とバーバー牧師は語っています。11月に行われる大統領選挙を前にした、投票抑圧についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨーク市地下鉄の夜間閉鎖で、ホームレスが人であふれた避難所に収容されるなか、擁護活動家たちは定住できる家の提供を要求

    開業115年の歴史で初めて、5月、ニューヨーク市は地下鉄の深夜運休を開始しました。この前例のない措置で、地下鉄を宿泊所代わりにしていたホームレスが、突然、行き場を失い、新型コロナウイルスが広がり続けるなか、感染の可能性を高めています。「容易ならない事態です」と話すのは、ゲストの救急医のケリー・ドラン医師です。支援運動に加わり、当局に対して、ホームレスの人々が感染しないための対策を強めるよう求めています。ホームレス擁護団体「ヒューマン・ニューヨーク市(Human.NYC)」の事務局長のジョシュ・ディーンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「メディアの白人化」:パンデミックによる予算カットが報道機関を破壊するなか「真っ先になくなる」のは多様性

    多くのジャーナリストが命をかけて新型コロナウイルスを取材しているのに、メディア企業は雇用と給与を減らしています。この1週間で、バイス、クォーツ、エコノミスト、バズフィード、コンデナストの各社で数百人のジャーナリストが解雇されました。ニューヨークタイムズ紙は4月に、パンデミック開始以来、報道機関で3万6000人が解雇、一時帰休または減給されたという試算を出しました。受賞歴のあるジャーナリストで、デンバー・ポスト紙の元編集者のグレゴリー・ムーアに話を聞きます。彼は「経済封鎖のために、これらの新聞に広告が来なくなっているのです。そしてそれが、壊滅的な解雇と一時帰休につながっています。市民が今まで以上に上質な情報を本当に必要としているというときにです」と話します。3月に解雇されたフリーランス・ジャーナリスト、アンジェリー・メルカドにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/19(Tue)
    記事番号: 
    2

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