84歳で亡くなった伝説的作家でAIDS活動家の草分け、ラリー・クレーマーの人生と遺産について見ていきます。クレーマーはAIDS患者の命を救う薬剤を要求して「ゲイ男性の健康危機」(Gay Men’s Health Crisis )とACT UPという2つの団体の創設を手助けし、その際現在新型コロナウィルス対策の顔となっているアンソニー・ファウチ国立アレルギー感染症研究所長とも対決したことがあります。後にふたりは良き友人になりました。多くはクレーマーが何万人もの命を救ったと称賛します。2019年の反企業「クィア解放マーチ」(Queer Liberation March)でのクレーマーのスピーチを放送するとともに、ACT UPの元メンバー2人に話を聞きます。「ゲイUSA」ホストのアン・ノースロップと、イエール疫学者グレッグ・ゴンサルベスです。また、『エンジェルズ・イン・アメリカ』の作者でピュリッツァー賞にも輝く劇作家トニー・クシュナーにも話を聞きます。(画像クレジット:デイビッド・シャンクボーン)