デイリーニュース

  • 「危機迫る時」:アフリカにおける、新型コロナウイルスと飢餓との双子のパンデミックに関してクミ・ナイドゥがアースデイに発言

    新型コロナウイルスによる危機が、飢餓という2つ目のパンデミックを引き起こす可能性があり、2億6500万人もが深刻な飢餓に直面すると予想されています。この危機は、飢餓がすでに蔓延しているアフリカに不均衡に大きな影響を与えると予測されています。これは、世界保健機関(WHO)がアフリカでのCOVID-19の感染者数が今後3〜6か月で1000万人に達する可能性があると推定しているためです。アフリカの10の国には、人工呼吸器が1つもありません。「アフリカの人々は非常に恐ろしい時を迎えています。私たちは新型コロナウイルスの被害に遭う前に、すでに大きな食糧危機に直面していました」と、アムネスティ・インターナショナルの前事務局長でグリーンピースの元代表でもあった、長年にわたる南アフリカの人権活動および気候正義活動家のクミ・ナイドゥは言います。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ビル・マッキベン、50回目のアースデイに語る:地球を破壊する化石燃料産業への助成を止めなければならない

    今日は、アースデイが50周年を迎える記念の日です。50年前の今日、なんと当時の人口の10%にあたる2000万人以上の米国人が、環境保護のさまざまな活動に参加しました。半世紀後、パンデミックの真っ只中で、世界各地で計画されていた抗議活動はすべてインターネットでのバーチャル・イベントになりました。トランプ政権はアースデイから間もなく設立された環境保護庁を骨抜きにし、燃費基準を引き下げ、汚染規制の実施を緩和しました。「新型コロナウイルスの曲線を早期に平らにした国々は、米国のように遅れをとった国々よりもはるかに良い結果を出しています」と350.orgの共同創設者で、著者、教育者、環境活動家であるビル・マッキベンは言います。「これは、気候危機において無駄にされてきたここ30年と、完璧な類似点です」。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 死の罠の監獄:唐辛子スプレーを浴びせられたオテイ・メサの収容者たちがCOVID-19がまん延する中で釈放を要求

    全米の移民監獄で急増する新型コロナウィルス感染件数について、そして民間監獄運営企業「コア・シビック」(CoreCivic)が運営するサンディエゴ近くのオテイ・メサ収容センター内で起きている最も大きな施設内感染拡大の一つを検証します。囚人たちはマスクを受け取るのと引き換えに、英語のみで書かれた契約書にサインするよう言われていました。一部の人々がサインを拒むと、守衛たちは彼らに唐辛子スプレーを浴びせました。一方、活動家たちは、カリフォルニア州の収容施設に拘束されている数百人がハンガ—ストライキを行っていると言います。コミュニティ活動家で「オテイ・メサ収容所抗抵抗運動」(Otay Mesa Detention Resistance)のボランティア、ルース・メンデスに最新情報を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 中小企業と労働者が苦しむ中 コロナウイルス救済法案は大企業を救済

    米政府と民主党は4500億ドルの新型コロナウイルス救済策の合意に近付いていますが、「進歩派議員連盟」(Progressive Caucus)のメンバーは、今回の法案もまた大企業を救済し、労働者を保護するものではないと言います。「概して、「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法」(The Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act:CARES Act)に反映されている対応にはある種の不均衡があります。個人と小企業にとっては、救済を得るのは非常に困難です」と、アメリカン・プロスペクト誌の編集長デビッド・ダイエンは言います。「しかし、もし大企業なら連邦準備銀行は4兆5000億ドルの準備金を用意しているのです」。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク市の移民コミュニティが相互援助を通して闘う飢えと搾取と不可視性

    新型コロナウイルスのパンデミックが、ニューヨーク市で滞在資格を持たない人々にどう影響しているかを検証します。ここ数日でニューヨーク州全体の日ごとの死者数が減少しているにも関わらず、ニューヨーク市の移民コミュニティは新型コロナウイルスで最も大きな打撃を受けています。移民コミュニティに広がる貧困と飢えについての報告が止みませんが、非常に困難な状況であるにも関わず、人々は互助システムを通じて互いに組織的に助け合っています。ブルックリンのグッドシェパード教会のルター派教会の牧師で、全米の「新サンクチュアリー運動」(New Sanctuary Movement)とニューヨーク市の「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)の共同設立者フアン・カルロス・ルイスと、メキシコ人写真家、人類学者、コミュニティ・オーガナイザーのシンシア・サントス・ブリオネスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンザレス「この国がネオファシストの権威主義により近づいているのは間違いない」

    デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスに、新型コロナウイルスに感染した彼の母親と妻の近況を聞きましょう。また彼には、右翼のトランプ支持者たちが新型コロナウイルス対策としての社会封鎖の停止を求める抗議行動で自動小銃をちらつかせている様子、そして彼らがいかに大統領に煽られているかについて論じてもらいます。「この国がネオファシストの権威主義にじりじりと近づいているのは間違いありません」と言うゴンザレスは、こうした行動が、敵意に満ちた11月の総選挙が近づくにつれ当然のことのようになっていくことを心配しています。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 不可欠か使い捨てか?買い物代行業やスーパーマーケットの労働者が防護品と危険手当を求める

    パンデミックとなった新型コロナウイルスで自宅待機をする数百万の米国人の買物需要が高まる中、スーパーマーケットはコロナの最前線の一つとなりました。しかしスーパーの労働者や買い物代行業の人々は、防護品なしで働いています。「最初はやる気いっぱいで自分たちのことを不可欠と考え、プライドにあふれていました。でもやればやるほど疲れ果ててしまい、今は使い捨てられているように感じます」と「ギグ・ワーカース・コレクティブ」(Gig Workers Collective)の一員マシュー・テレスは語ります。テレスは、3月にインスタカート社の労働者が適切な安全措置と危険手当の支払いを求めるストライキを支援した個人買物代行業者です。

    dailynews date: 
    2020/4/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 不当逮捕:ホームレスの人々と働くマイアミの黒人医師 警察は私に人種差別に基づく情報収集をした

    フロリダ州マイアミのアフリカ系米国人医師アーマン・ヘンダーソンは、新型コロナウイルスの流行からホームレスの人々を守る手助けをするボランティアに行く準備をしていた時、自宅前で手錠をかけられました。ヘンダーソン医師との会話を続けます。この事件は広範な怒りを巻き起こしました。マイアミ警察署長はコロナウイルスの陽性が判明し、自己隔離に入っています。ヘンダーソン医師自身も検査を受け、検査結果および警察の説明責任を果たすことを待っているところです。

    dailynews date: 
    2020/4/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 病欠に医師の診断書を要求するニューヨークの新方針に最前線の医療従事者が抗議

    ニューヨーク市の公立病院で採用された新方針では、医療従事者が病欠の連絡をする場合に医師の診断書を提出することを義務付けています。 「周知のように、人間には精神衛生のための休日が必要です」と、この方針への反対運動を組織するブロンクス地区の公立病院の登録看護師ショーン・ペティは言います。「何千人もの仲間がウィルスにさらされています。医療従事者は、この都市で最も感染テストを受けられないグループです」。ペティはニューヨーク州看護師協会の理事会メンバーです。

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    2020/4/17(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「ホワイトハウスのギャング」 チョムスキー 新型コロナWHO 中国 ガザ グローバル資本主義を語る

    世界的に有名な反体制派、言語学者、作家のノーム・チョムスキー教授との対話の続きです。今回はトランプ大統領がWHO(世界保健機関)への米国の拠出金を停止したこと、国内の志望者数の急増と過去最高の更新、ガザ地区の状況、世界各地で勢いづく権威主義の台頭と革新派の対応などについて語ります。 「専制支配者や独裁者の典型的な行動ですね。とんでもない失敗をしでかして何千人もの死者が出てしまうと、誰か他の者を叩いて責任を転嫁する。米国では、遺憾ながら、もう1世紀半にもわたって、これが続いています。”黄禍論”を振りかざすのが、お手軽なのです」

    dailynews date: 
    2020/4/17(Fri)
    記事番号: 
    1

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