モータージョーンズ・ジャーナルの最新号でデビッド・コーンが書いています。「この時代の最大の金融災害で責められるべきは誰なのか? 容疑者は何人もいる。しかし中でも主犯候補の1人は上院議員だったフィル・グラムだ。8年前、数十年にも及ぶ反規制キャンペーン・グループの一員として、狡猾な立法上の策略を行い、それがこの数千億ドルものサブプライム破壊を起こす結果となったのである。それなら、グラムは権力者の立場から追放されたのだろうか? 米国の中産階級を破産に追い込んだ悪党として非難されているだろうか? 答えはノーだ。彼は現在、高報酬のスイス銀行の重役であり、ジョン・マケイン大統領選対の共同代表であって経済顧問なのである」 。