デイリーニュース

  • 環境団体がG8首脳を非難 地球温暖化への取り組み甘い

    北海道洞爺湖サミットで主要8カ国(G8)首脳は、2050 年までに世界の温室効果ガス排出量を少なくとも半減させる長期目標に合意しました。米国政府はこの宣言を大きな進歩として支持しましたが、環境活動家たちは中期の数値目標が欠如していると非難しています。地球温暖化は、食料および燃料価格の急騰など他の主要な問題にも結び付いています。北海道に滞在している、国際政治NGO フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス(Focus on the Global South)のウォールデン・ベロから話を聞きます。 ★ 字幕動画はこちら

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    2008/7/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 果物の狩人:作家アダム・リース・ゴルナーが語るフルーツの政治学そして「ミラクルベリー」の秘密の歴史

    モントリオール在住の作家アダム・リース・ゴルナーと彼の新著について話をしました。The Fruit Hunters: A Story of Nature, Adventure, Commerce, and Obsession(『果物の狩人たち;自然、冒険、商業、執着についての物語』)。 この本のためにゴルナーは世界中を旅し、彼の言う果物の忘れられた歴史を探ってきました。彼の発見したものの中には「ミラクルベリー」という果実も含まれます。このクランベリーに似たフルーツは、食べると口に酸っぱいものを甘く変化させてしまうのです。しかしこの果実はよくわからない理由によって──おそらくは企業の利害関係もあって──まだアメリカの消費者のもとには届いていないのです。

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    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • G8サミット最重要課題の世界的食糧危機の中 世界の指導者たちは豪華18コースの晩餐を楽しむ

    世界の食糧高騰と供給不足に「深く憂慮している」と言ったその舌も乾かぬうちに、世界のリーダーたちは北海道のG8サミットで18品目の豪華絢爛なコースの美食イベントに臨みました。費用は日本政府持ち。ベストセラー作家フランセス・ムーア・ラペとともに世界の食糧危機、食糧の独立性、真の民主制度とは何かということを見ていきましょう。

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    ★ DVD 2008年度 第4巻 「食の危機」に収録

    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 差し押さえのフィル:ジャーナリストのデイビッド・ コーンが語る いかにしてマケインの選挙アドバイザー、フィル・グラムがこのサブプライム・ローン危機発生の一翼を担ったか

    モータージョーンズ・ジャーナルの最新号でデビッド・コーンが書いています。「この時代の最大の金融災害で責められるべきは誰なのか? 容疑者は何人もいる。しかし中でも主犯候補の1人は上院議員だったフィル・グラムだ。8年前、数十年にも及ぶ反規制キャンペーン・グループの一員として、狡猾な立法上の策略を行い、それがこの数千億ドルものサブプライム破壊を起こす結果となったのである。それなら、グラムは権力者の立場から追放されたのだろうか? 米国の中産階級を破産に追い込んだ悪党として非難されているだろうか? 答えはノーだ。彼は現在、高報酬のスイス銀行の重役であり、ジョン・マケイン大統領選対の共同代表であって経済顧問なのである」 。
    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ウォールストリートとワシントンが仕組む経済クラッシュへの5つの方法 ノミ・プリンズが語る融資に関する議会の誤り

    「経済危機は終焉からはまだほど遠いかもしれない」とは、8日の連邦準備理事会のベン・バーナンキ議長の言葉です。この住宅不安・金融不安は来年までもどっぷりつれ込みそうだというのです。その一方 で米上院はこのところ差し押さえ寸前の40万人の住宅所有者に政府支援の融資を行うという法案を審議しています。投資銀行勤務からジャーナリスト・作家に転身したノミ・プリンズに「なぜ経済が下落したのか」について聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロンゲスト・ウォーク2:歴史的米国横断徒歩の旅から30年 数千人が米国先住民の権利を求めサンフランシスコから首都ワシントンまで徒歩で横断

    今から30年前、米国先住民の自治権を保障する条約に反する米連邦議会の法律に抗議するため、約4万人の米国先住民と支持者らが集まり、米国を徒歩で横断する歴史的なデモ行進「ロンゲスト・ウォーク」を行いました。7月11日金曜日、首都ワシントンには、環境問題への関心を集めることと、米国先住民の聖地の保護推進を目的として、5ヶ月間の米国徒歩横断の旅を終えた数千人が集まると予想されます。アメリカ先住民のための組織「アメリカン・インディアン・ムーブメント」の共同設立者デニス・バンクスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/7/10(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アフリカの独裁政権と二重基準:米国の同盟国赤道ギニアの独裁者テオドロ・オビアンに沈黙する国際社会

    ジンバブエのロバート・ムガベ政権に対する国際的な批判が集中する一方、もうひとつのアフリカの国赤道ギニアの人権侵害について、国際社会はほとんど口を閉ざしています。赤道ギニアでは、独裁者テオドロ・オビアンが30年近くもの間、圧政を敷いてきました。オビアンは、アフリカ最悪の独裁者ともいわれていましたが、1990年代半ば石油と天然ガスが発見されたことによって、オビアン率いる同国は米国の同盟国になりました。ハーパーズ誌のケン・シルバースタインとレーガン政権時に赤道ギニアの米国大使として務めたフランク・ルディーに話を聞きます。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/7/10(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 奴隷制とは呼ばれない奴隷制 ダグラス・ブラックモンが米国の黒人たちの再奴隷化を語る新著

    数々の受賞歴を持つジャーナリスト、ダグラス・ブラックモンの新著Slavery by Another Name(『奴隷制とは呼ばれなかった奴隷制』)が数百人数千人のアフリカ系アメリカ人に強制された新奴隷制の忘れられた歴史を明るみに出しました。この新奴隷制は南北戦争後1940年代まで維持されていました。広範な歴史資料をひも解きながら、アフリカ系アメリカ人の再奴隷化を目して作られたこの恥ずべきシステムをブラックモンは明らかにしていきます。新法のもとで、彼らは脅され、逮捕され、法外な罰金を科せられ、そうして強制された労働力として企業や鉱山、プランテーションに売られたり、望まない労働に就かせられたりしていたのです。

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    ★ DVD 2010年度 第1巻 「公民権運動」に収録

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    2008/7/11(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ストップロス  兵士たちを戦わせ続けるための「裏口徴兵」を生み出す米軍政策を検証する

    イラクおよびアフガン戦争に約17万5千人の兵力が派遣されています。米軍は、志願した期間が済んでもなお軍務を続けさせるために、議論の分れる「ストップロス」と呼ばれる方策に頼りつづけています。2兵士に話を聞きました。現役の1人は、ストップロスされた後の二度目の兵役でイラクに駐在しています。もう1人はやはりストップロス後の再派遣を目の前にしています。もう1人、ハリウッドの映画監督キンバリー・ピアースにも、近作Stop-Loss(『ストップロス』)の話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/11(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米史上最大アイオワの移民労働者400人一斉摘発、法廷通訳が守秘義務破り窮状訴える

    米移民税関執行局(ICE)は5月12日、米アイオワ州ポストビルの精肉工場で労働者400人を拘束するという、移民に対する米史上最大の立ち入り摘発を実施しました。拘束された労働者の多くは収監されました。スペイン語法廷通訳者のエリック・カマイド=フレイシャス教授は、法廷通訳の守秘義務を破り、自らが目にした労働者らの苦境について「私が(法廷で)見た中で、最も悲しむべき人たちの列だった」と説明します。エリックによると、労働者の大半はグアテマラ出身の農民で、自分たちが刑事責任を問われていることについても十分理解していなかったということです。また、裁判所が指名した公選弁護人と労働者たちが面会する時間はほとんどなく、多くの労働者が自らの権利を放棄してしまったといいます。
    dailynews date: 
    2008/7/14(Mon)
    記事番号: 
    2

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