米国経済はこの7日間大変厳しい状況が続いています。7月11日金曜日、米連邦預金保険公社(FDIC)は、破綻したカリフォルニア州のインディマック銀行を管理下に置きました。金融機関の破綻としては、米国史上2番目の規模の大きさです。さらに150の銀行の破綻を指摘する金融アナリストもいます。7月 13日日曜日、ヘンリー・ポールソン米財務長官は、住宅ローン大手のファニーメイとフレディマックに対する更なる支援策を表明しました。15日火曜日、ダウ工業株30種平均は1万1000ドルを割り、2006年以来の最安値を付け、米国ドルは対ユーロでも過去最安値が更新されています。16日水曜日、米国のインフレが過去26年間と比較し、最も早いペースで上昇していると報告されました。この経済危機をさらに詳しく分析します。