デイリーニュース

  • これまでで最も長い討論にも関わらず、CNNとNYTから気候危機と移民に関する質問は皆無

    気候危機の進行と米南部国境地域での人道的破綻の継続にもかかわらず、15日夜の民主党大統領指名候補者討論会でニューヨークタイムズとCNNの司会者は、候補者たちに移民や気候危機について、直接の質問をしませんでした。「全米移民法センター」(National Immigration Law Center)常任理事マリエレナ・インカピエに話を聞きます。彼女は、移民への関心の欠如は「3時間の討論の大きな欠陥でした」と語ります。また、討論が気候危機への対応に言及しなかったことについて、ジャーナリストのケイト・アロノフと話します。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 民主党候補者はトランプのシリア政策を非難 パレスチナ、イエメン、中国その他の問題には言及せず

    15日の討論会で、民主党の候補者たちは、シリア北部のクルド人への米軍支援を撤退して、同地域へのトルコの侵入への道を開いたトランプ大統領の最近の動きを一斉に批難しました。候補者たちの外交政策提案について、「インターセプト」の寄稿者で、ポッドキャスト「デコンストラクテッド(Deconstructed)」の司会を務めるメフディ・ハサンに、話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 民主党候補者討論会:国民皆保険制度に対する「不誠実な」攻撃は、「一般家庭が支払わされている多大な保険料から注意をそらすもの」

    15日の討論会で、民主党の大統領指名候補者たちは、各自の医療保険政策と「メディケア・フォア・オール(国民皆保険制度)」をめぐって論議をかわしました。ニューヨーク市立大学ハンター校教授で、「国民健康保険に賛成する医師たち」(Physicians for a National Health Program)の共同設立者であるステフィー・ウルハンドラーに話を聞きます。CNNとニューヨークタイムズからの討論会司会者は、エリザベス・ウォーレン候補に、「メディケア・フォー・オール」には税金の引き上げが必要かと、何度も執拗に尋ねました。「そんな質問は、前提からして間違っています」と、ウルハンドラーは言います。「本当に重要なことは、一般家庭が現在、いったいいくら保険金を払わされているかということなのです」と。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウォーレンとサンダース:圧倒的な不平等に対処するには「富裕税」が必要

    2020年大統領選の民主党進歩派のフロントランナーであるバーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンは、15日夜の第4回民主党候補者討論会で「富裕税」を提唱しました。「インターセプト」の上級寄稿編集者で、ポッドキャスト「デコンストラクテッド(Deconstructed)」の司会を務めるメフディ・ハサン、ピューリッツァー賞を受賞した調査報道記者デビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。デビッドはオンライン報道「DCReport.org」の創設者兼編集者です。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • メフディ・ハサン:「今や最有力候補は2人だけ:バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレン」

    来年の大統領選での民主党からの指名を争う候補者12人が、15日にオハイオ州ウェスタービルで開催された第4回民主党候補者討論会に参加し、医療保険、外交政策、大統領弾劾、銃乱射、経済的不平等などをめぐって、議論をかわしました。現在、いくつかの世論調査で最高の支持を得ているエリザベス・ウォーレン上院議員は、ライバル候補者たちから何度も批判の集中砲火を浴びました。2週間前に心臓発作に見舞われたバーモント州上院議員のバーニー・サンダースは、復帰後初のこの討論会で、グリーン・ニューディール、「メディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)」、「(超富裕層を対象にした)富裕税」を提唱しました。ジョー・バイデン前副大統領は、サンダースとウォーレンの提案を攻撃しましたが、息子ハンターのウクライナでの取引に対して追及を受けました。調査報道サイト「インターセプト」の上級寄稿編集者であるメフディ・ハサン、ピューリッツアー賞受賞の報道記者デビッド・ケイ・ジョンソン、そしてジャーナリストのケイト・アロノフとの鼎談をお届けします。

    dailynews date: 
    2019/10/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「家を壊す者たち」:2008年の住宅危機で ウォール街 銀行 トランプの取り巻きたちがいかにして自らを富ませたか

    本日は調査報道記者アーロン・グランツに、彼の新著Homewreckers: How a Gang of Wall Street Kingpins, Hedge Fund Magnates, Crooked Banks, and Vulture Capitalists Suckered Millions Out of Their Homes and Demolished the American Dream(『家を壊す者たち』:ウォール街の中心人物、ヘッジファンドの大物、悪徳銀行やハゲタカ資本家がいかにして数百万人を家から追い出し、アメリカンドリームを破壊したか』)について話を聞きます。この新著は、住宅の「差し押さえ危機」とも言われる2008年の金融危機の衝撃的な後遺症と、その後の「復興」は、どれくらいが大手のプライベート・エクイティ(未公開株投資)企業による「差し押さえ物件の買い占め」の結果なのかを検証しています。2008年の住宅危機で米国の数百万の家庭が財産を失いましたが、その一方で、この危機ではトランプ政権の財務長官であるスティーブン・ムニューシンや商務長官のウィルバー・ロス、トランプの長年の友人で側近のトム・バラック、共和党への献金者で大富豪であるスティーブン・シュワルツマンなどトランプの取り巻きたちが多くの富を得たとグランツは言います。

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    2019/10/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ボッサム・ジーンの次はアタティアナ・ジェファソン:またしても自宅にいた黒人住人を警官が殺害 テキサスで怒りの声

    テキサス州フォートワースの白人警官が、自宅にいたアフリカ系米国人の女性を射殺して逮捕され、殺人罪に問われています。この警官アーロン・ディーンは、10月12日(土)の午前2:30頃、隣の家の玄関の扉が開いるという隣人の通報したことを受け、緊急を要さない「ウェルネス・チェック」のために、28歳のアタティアナ・ジェファソンの家を訪問しました。警官たちが到着するとすぐに、ディーンは自らを警官と名乗ることもせず、ジェファソンの寝室の窓越しに彼女に手を上げるよう叫び、その直後に発砲して彼女を射殺しました。銃撃の数分前、ジェファソンは8歳の甥と一緒にビデオゲームで遊んでいました。この甥は銃撃を目撃しましたが負傷はしていません。アタティアナ・ジェファソンは、6月以来、フォートワース警察の警官によって殺害された7人目の被害者です。アタティアナ・ジェファソンの家族の代理人である公民権弁護士リー・メリットにダラスから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エチオピア首相アビィ・アハメドにノーベル平和賞 アフリカの角に「顕著な変化をもたらした」功績

    エチオピアの首相アビィ・アハメドが第100回のノーベル平和賞を授与されることが11日の朝、公表されました。同首相は昨年、エチオピアとエリトリアの和平交渉の取りまとめに尽力しました。隣接する両国の首相と大統領が「平和友好共同宣言」に調印し、1998年から2000年まで20年近く続き7万人の死者を出した「戦争状態」の終結を宣言しました。平和宣言が調印されて間もなく、エチオピアの首都アジス・アベバからエリトリアの首都アスマラに向けて20年間で初めての直行便が離陸しました。アハメド首相は緊急事態を解除し、数千人の政治的反体制派を刑務所から釈放、閣僚の半数に達する記録的多数の女性を大臣に任命しました。英国キール大学法学部准教授アウォル・アロから詳しく聞きます。最近のアルジャジーラ記事のタイトルは“Why I nominated Abiy Ahmed for the Nobel Peace Prize.”(「私がアビィ・アハメドをノーベル平和賞に推薦した理由」)です。

    dailynews date: 
    2019/10/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「私たちは今もここにいる」:「先住民の日」の祝いは植民地化への抵抗継続を反映するものだ

    クリストファー・コロンブスがバハマに到着したのは527年前の今週でした。アメリカ大陸の先住民数千万人を殺した残虐な大虐殺が開始された時です。米国では多くの都市や州が残酷な歴史を認め、連邦の祝日であるコロンブス・デーを拒否し、先住民族の何世紀にもわたる抵抗に敬意を払う「先住民の日」を祝っています。アラスカ、メイン、ミネソタ、ニューメキシコ、ノースキャロライナ、サウスダコタ、バーモント、ウイスコンシン各州は「先住民の日」を公認しました。ロサンジェルス、サンフランシスコ、ダラスなどの大都市から、ケンタッキー州リビングストン、ウェストバージニア州ハーパーズ・フェリーなどの中小都市まで130の都市や郡も同様です。先週にはワシントンD.Cが先住民族の日を認証し、公認都市に加わりました。D.C.は「コロンビア特別区」の略で、コロンブスがその由来です。オークス・オブ・ザ・スナイプ氏族のヤゴウィ・ヘネ(Iakowi:he’ne’)から詳しく聞きます。イロコイ連邦(the Haudenosaunee Confederacy)のモホーク部族の一人です。ニューヨークにある「アメリカン・インディアン・コミュニティー・ハウス」の責任者でもあります。

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    2019/10/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • クルド人 シリアのアサド大統領に保護を求める トルコに攻撃され同盟相手の米国に見捨てられ

    シリアのバッシャール・アル=アサド政権がトルコによる空爆と地上攻撃からクルド人を守るための協力に合意した翌日、増強されたシリア軍部隊がトルコ国境近くで展開されています。クルド人側は13日、ロシアの仲介により、シリア政府による保護と引き換えに国境の二つの町をシリア政府に譲ることに合意しました。クルド人は先週まで米国と同盟関係にありましたが、トランプ大統領が突然シリア北部の駐留米軍の撤退を開始したことにより、トルコによる攻撃に道が開けました。トルコ軍のシリア北部侵攻後、5日間で既に13万人以上が家を追われています。死者の数は不明です。トルコは国際的非難の高まりに直面しています。EUはすべての加盟国に対し、トルコへの武器売却を止めるよう呼び掛けています。ニューヨーク市立大学の社会学と人類学の助教であり、「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)のオズレム・ゴナーから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/14(Mon)
    記事番号: 
    1

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