デイリーニュース

  • 台風「海燕」の生存者:化石燃料企業が気候変動を加速化し、私の家族を殺した

    ポーランドのカトヴィツェで開催されている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)の会場から放送しています。ここには世界の200ヶ国近くの首脳や高官が、2015年のパリ協定をどのように実施するのか交渉するために来ています。しかし、パリ協定から3年たちながら、地球規模の温室効果ガス排出を抑制し、壊滅的な気候変動を止めることへの前進は見られません。新たな研究によると、世界の二酸化炭素排出量は2018年に最大で3.7%増加した可能性があり、それは2年連続の前年比増加を意味します。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、気候変動を抑制するために人類に残された時間はあと十数年しかなく、それができなければ、地球 規模の大惨事に直面すると報告しています。気候変動の悲惨な影響をすでに体験し、その後の人生を、気候変動活動家として専念するジョアンナ・サステントに話を聞きます。彼女の人生は2013年に根底から一変しました。観測史上最大のサイクロンの1つである台風「海燕」[日本では30号]がフィリピンを荒廃させ、何千人もの人の命を奪った時、彼女も家族5人を失いました。

    dailynews date: 
    2018/12/12(Wed)
    記事番号: 
    1
  • トランプのエネルギー・アドバイザー、国連気候サミットの場で、デモクラシーナウに質問され、逃げ去る!

    トランプ政権は、ポーランドのカトヴィツェで開催中の国連気候変動枠組み条約締約国会議で、気候変動の脅威を懸念する活動家や世界のリーダーからの抗議にもかかわらず、化石燃料を促進しています。気候サミットにおけるトランプの派遣代表団チーフのウェルズ・グリフィスは、大統領国際エネルギー・環境担当特別補佐官です。長年にわたる共和党員で、ラインス・プリーバスが共和党全国委員会委員長だった時、プリーバスのスタッフ副代表を務めました。11日、エイミー・グッドマンは、国連の気候サミット会場で、トランプ政権の気候政策について、ウェルズ・グリフィスに質問しようとしました。グリフィスは質問に答えることを拒否し、私たちのカメラチームから400mほど走り、米国代表団のオフィスへと退散しました。

    dailynews date: 
    2018/12/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 気候科学者 「地球規模の大惨事を防ぐため世界の富裕諸国はライフスタイルを根本的に変える必要がある」

    第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)は、気候変動が世界にもたらす壊滅的な危険についての警告が高まる中で行われています。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は10月、気候変動を抑制するために人類に残された時間はあと十数年しかなく、さもなければ深刻な干ばつや洪水、海面上昇、猛暑が大規模な人口移動と貧困を引き起こす、地球規模の大惨事に直面すると警告しました。しかし、米国、サウジアラビア、ロシア、クウェートは12月8日、IPCCの画期的な報告書を「歓迎する」とする文言を拒否しました。最近出たある報告では、2018年の世界の二酸化炭素排出量が最大で3.7%の増加を記録する可能性が示されています。これは2年連続の前年比増加を意味します。最近の報告者は、上昇する排出量を「貨物列車の高速化」に例えました。ウプサラ大学環境開発研究センターの気候変動リーダーシップの教授ケビン・アンダーソンと、15歳の気候活動家グレタ・トゥーンバーグに、気候変動と闘うために必要な抜本的な活動と、気候変動活動におけるトランプ大統領の影響について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 気候のための学校ストライキ:世界的な運動を触発した15歳の活動家グレタ・トゥーンべリにインタビュー

    残すところ数日となった第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)に参加するため、世界中から政府代表がポーランドのカトウィツェに集まっています。彼らが二酸化炭素排出削減のために何もしないことを12月第1週に非難した15歳の活動家グレタ・トゥーンべリに話を聞きましょう。彼女は母国のスウェーデンで気候変動に対する学校ストライキを行っていることで、国際的な注目を集めています。「私たちは私たち自身を今変える必要があります。なぜなら明日では遅すぎるかもしれないからです」とトゥーンべリは言います。彼女の父親でスウェーデン人俳優のスバンテ・トゥーンべリからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「私たちの指導者たちは子供のように振舞っている」 十代の気候活動家が国連気候サミットで世界の指導者と対峙

    デモクラシーナウ!は12月第2週、ポーランドのカトウィツェで開催されている第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)から放送します。前週の12月第1週、気候問題解決に向けた交渉のために現地に集まった世界の指導者たちに対し、10代の気候活動家が、気候変動の進行を逆転させ壊滅的な気候変動を防ぐための方策が十分ではないと迫りました。12月第1週、15歳のグレタ・トゥーンべリは、世界の指導者たちが何もしないことを非難し、彼らに次のように訴えて世界を驚かせました。「変化はいやが応でもやってきます。人々は困難に対処しようとしています。私たちの指導者たちが子供のように振舞っているので、彼らがずっと前に取るべきだった責任を私たちが今取らなくてはならないなったのです。」彼女は2018年初頭から母国のスウェーデンで気候変動に対する学校ストライキを始め国際的な注目を集めています。彼女は毎週金曜日、学校に行く代わりにストックホルムの国会議事堂前で抗議活動を行い、その活動は世界中の数千人の学生たちが同じことをするきっかけとなりました。彼女本人に直線話を聞く前に、ネットで拡散された彼女の演説の抜粋を放送します。「私は学校が好きで、学ぶことが好きです」とグレタは言います。彼女はスウェーデンが1年間に15%の二酸化炭素排出削減を始めたらストライキを終わらせるつもりです。

    dailynews date: 
    2018/12/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「恥を知れ!」 トランプ政権の化石燃料推進イベントをデモ隊が妨害 国連気候会議(COP24)で

    デモクラシー・ナウ!はポーランドのカトウィツェで開催中の国連気候サミット(COP24)に来ています。本日の放送直前、活動家たちがトランプ政権主催の石炭化石燃料の推進イベントに割り込みました。ディネ(アメリカ先住民の一つ)の気候活動家、レオナ・モーガンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 石炭による気候変動促進と健康被害が懸念されるなか ポーランド政府がCOP24で石炭を促進

    ポーランドのカトウィツェで開催されている今年の国連気候変動サミット(COP24)では、ポーランドの国有石炭企業数社が一部の会合のスポンサーになるなど、ポーランド政府がサミットの場を利用して石炭産業を推進しています。デモクラシー・ナウ!は、現在は炭鉱博物館となっているカトウィツェ近くのグイド炭鉱を訪れ、ポーランドの環境弁護士、バルトシュ・クフャトコフスキに話を聞きました。クフャトコフスキは、ポーランドの石炭採掘の拡大に反対する数多くの訴訟にかかわっているフランク・ボールド財団の代表を務めています。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ポーランドの石炭都市で国連気候会議(COP24) 抗議に参加した数千人が機動隊や脅しに直面

    今週のデモクラシー・ナウ!は、ポーランドのカトウィツェで開催中の国連気候サミット(COP24)から放送します。米国とサウジアラビア、ロシア、クウェートの4カ国は開始早々、10月に発表された「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の画期的な報告書を「歓迎する」とする文言を阻止しました。IPCC報告書では、気温上昇が1.5度を超えると地球規模の危機が急速に進み、壊滅的な影響を及ぼすことが警告されています。4カ国は、IPCC報告を「歓迎する」と文書に記述することを拒否し、このIPCC報告が広く引用されているにもかかわらず、「注目する」に変えるべきだと強く主張しました。カトウィツェで8日に行われたデモ行進での声をお聞きください。世界中から集まった気候活動家は、増加する温室効果ガス排出を監視するための取り組みを強めるよう世界のリーダーに呼び掛けました。抗議活動を監視していたポーランドの覆面当局者と相対することになったという欧州議会のメンバーにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 特別検察官ムラーの捜査でトランプ企業の起訴はありうる マーシー・ウィーラー記者

    トランプ大統領が大統領選期間中に女性2人に違法な口止め料を支払うよう指示したとされる件で、米連邦検察はトランプ大統領の指示が連邦犯罪にあたるとして非難していることがわかりました。ニューヨーク南部地区の連邦検事局が7日に公開した書類に含まれていたトランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンに対する求刑メモから明らかになったものです。コーエン弁護士は、成人映画俳優ストーミー・ダニエルズとプレイボーイ誌元モデルのカレン・マクドゥーガルにトランプとの関係をメディアに話さないよう大統領選期間中に金を渡していたことを認めています。この求刑メモとは別に、ロバート・モラー特別検察官による新たな求刑メモ2件も公開されました。コーエンに対するものとトランプの元選対本部長のポール・マナフォートに対する求刑メモです。「現職大統領を起訴できるかという議論が続いていますが、重要なのは、企業を起訴することはできるということです。トランプの組織を起訴できるのです」と、独立ジャーナリストで「エンプティウィール・ネット」(EmptyWheel.net)編集者のマーシー・ウィーラーは指摘します。

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    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • プログレッシブ・インターナショナル:ヤニス・バルファキスとバーニー・サンダースが極右に対する新たな世界規模の活動を始動

    ヨーロッパ、特に最近はスペインで極右が台頭してきています。スペインでは、移民や妊娠中絶への反対を掲げる新興極右政党ヴォックス(Vox)が2日、アンダルシア州議選で複数の議席を獲得しました。これは、全体主義の軍事独裁者であるフランシスコ・フランコの死後、1970年代にスペインが民主主義へと回帰して以来、同国における選挙で極右が成功をおさめた初のケースとなりました。前ギリシャ財務相のヤニス・バルファキスに話を聞きます。同氏は世界規模で右翼勢力と闘うため、バーニー・サンダースや他のメンバーと運動を立ち上げています。

    dailynews date: 
    2018/12/7(Fri)
    記事番号: 
    3

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