デイリーニュース

  • バーニー・サンダースが語るイエメン戦争終結 メディケア・フォー・オール グリーン・ニューディール ベゾス法

    サンダース・インスティチュートが開催する催しに参加するため先週末、国際的な進歩的指導者数百人がバーモント州バーリントンに集まりました。グリーン・ニューディール、最低賃金の引上げ、ソーシャル・セキュリティ制度の保護などについて、エイミー・グッドマンがバーモント州無所属上院議員バーニー・サンダースと話し合いました。11月末に上院で可決した歴史的投票についても語りました。サウジアラビアが主導し米国が支援するイエメンでの戦争を終結に向かわせるための法案です。サンダースも共同提出者の一人です。

    dailynews date: 
    2018/12/3(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ジョージ.H.W.ブッシュ追悼 国内エイズ患者には無策 一方でHIV陽性のハイチ人をグアンタナモに拘束

    ジョージ.H.W.ブッシュが亡くなったのは世界エイズデーの前夜でした。1990年代のHIV/AIDS危機に何の対策も打たなかった第41代大統領のことを記憶しているHIV/AIDS活動家にとっては、忘れられない皮肉と言えるでしょう。ジョージ.H.W.ブッシュは、レーガン政権の副大統領時代に起きたHIV/AIDS危機についてほとんど語らず、レーガン大統領が初めてエイズに言及したのは任期が終わる2年前でした。ジョージ.H.W.ブッシュは大統領当選後、対策を強化するとの公約に反して、HIV/AIDS教育、予防プログラムの取り組みや予算化を拒否し、薬剤治療についても同様でした。ジャーナリストでありニューヨーク大学でアメリカ研究の博士号取得候補者であるスティーブン・スラッシャーに詳しく聞きます。ジェンダー・性的マイノリティーに対する報道研究としてノースウェスタン大学に設けられた「ダニエル・H.レンバーグ教授」に任命されました。ネイション誌掲載の最新記事は“It’s a Disgrace to Celebrate George H.W”(「ジョージ.H.W.ブッシュを賞賛するのは恥ずべきこと」)です。

    dailynews date: 
    2018/12/3(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ブッシュ(父)元大統領死去 メディアが無視する負の遺産 戦争犯罪 レイシズム 司法妨害

    ジョージ.H.W.ブッシュ元大統領がヒューストンで30日夜、94歳で亡くなりました。1988年、米国の第41代大統領に選出され、CIA長官経験者で大統領になった最初で唯一の大統領です。1981年から1989年までレーガン大統領の副大統領を務めました。これまでのところメディアは大統領在任中の業績に焦点を当て、より親切で寛大なアメリカを呼びかけた大統領として讃えています。しかし、こうしたヘッドラインはブッシュが遺した他の遺産を大幅にごまかし、無視するものとなっています。本番組では1991年の湾岸戦争、イラン・コントラ事件に関与した6人のレーガン政府高官への恩赦、人種差別的宣伝が彼の大統領当選に役立ったことなどを見ていきます。調査報道サイト「インターセプト」のコラムニスト、メフディ・ハサンから詳しく聞きます。最新記事は“The Ignored Legacy of George H.W. Bush: War Crimes, Racism, and Obstruction of Justice”(「無視されたジョージ.H.W.ブッシュの負の遺産:戦争犯罪、人種差別、司法妨害」)です。

    dailynews date: 
    2018/12/3(Mon)
    記事番号: 
    1
  • バーニー・サンダース演説ノーカット版:経済的正義 医療保険 反トランプ イエメン戦争に終結を

    世界中の進歩主義指導者たちがバーモント州バーリントンに集まり「サンダース・インスティテュート」主催の集会に参加しました。同州の無所属上院議員で前大統領選候補のバーニー・サンダースは29日夜、集会開始の基調演説で、医療保険、最低賃金の引き上げを語り、そしてサウジ主導のイエメン爆撃への米国の軍事支援を終了させる超党派決議を呼びかけました。司会役はハーバード大学のコーネル・ウェスト教授です。

    dailynews date: 
    2018/11/30(Fri)
    記事番号: 
    2
  • メディケア・フォ・オール:医療保険料が高騰する中 全国民への医療保証を求める機運が高まる

    民主党が連邦下院の多数派として議会を掌握する準備を進めるなか、現行の「メディケア」(高齢者や障碍者のための公的医療保険)を全国民対象に拡大する提案「メディケア・フォ・オール」(Medicare for All)を採用せよと民主党執行部に迫る動きが拡大しています。新たに選出された民主党議員たちの50人近くが、「メディケア・フォ・オール」法制化を訴えて選挙選を闘いました。昨年は計123人の現職民主党下院議員が「メディケア・フォ・オール」法案の共同提出者となり、一つ前の会期に比べ同法案の支援者数は2倍に増えました。一方、製薬会社、保険会社、病院事業者たちは事態を警戒しています。報道サイト『インターセプト』のリー・ファン記者の報告によると、これらの業界はこの夏に、メディケア制度の対象拡大への支持の広がりに対抗するための協力関係を結びました。サンダース・インスティテュート主催の集会のためにバーモント州バーリントンに集まった「メディケア・フォ・オール」の唱道者3人に話を聞きます。「全国看護師連合」(National Nurses United)のケリー・クーガン=ゲア、英国の麻酔医ホスニエ・ジャファリ=マルビニ、そして「メディケア・フォ・オール」の活動家ジョー・ビアーズモアの3人です。

    dailynews date: 
    2018/11/30(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ジョージ・モンビオ:気候変動の最悪事態を防ぐために肉と乳製品の消費を止めるべき

    人類が今すぐ気候変動対策を行わなければ、破壊的な結果が待っているとの一連の報告がなされていすが、本日は気候変動と肉消費の関連を見ていきます。世界気象機関の新たな研究では、過去4年間は記録を開始してから最も暑い年となりました。国連は11月27日、世界のCO2排出量が2017年に4年ぶりに増加に転じ、新記録を更新したと発表しました。気候変動の破壊的影響を免れるためには、気温の上昇を世界的に1.5度以下にとどめる必要があり、そのためにはCO2排出量を劇的に削減しなければなりません。食肉や乳製品のための家畜の飼育は、世界の温暖化ガス排出量の15パーセント近くを占め、化石燃料産業に続く第二の発生源となっています。英国の作家でジャーナリストのジョージ・モンビオに話を聞きます。モンビオは、人々の食生活が地球の運命を左右すると主張します。

    dailynews date: 
    2018/11/29(Thu)
    記事番号: 
    3
  • サウジの皇太子が戦争犯罪で起訴される可能性はあるか?G20開催国アルゼンチンが起訴を検討

    サウジアラビアのムハンマド・ビン=サルマーン皇太子は、ジャマル・カショギ殺害と、サウジ先導の戦争で人道的危機に陥っているイエメンでの戦争犯罪の容疑で、アルゼンチンで起訴される可能性があります。11月28日、G20サミット参加のために皇太子がアルゼンチン入りする数時間前に、ヒューマンライツ・ウォッチが皇太子を起訴することをアルゼンチン検察当局に要請し、当局はそれを受理したと報道されています。アルゼンチンは戦争犯罪および拷問に関する普遍的管轄権を認めているため、皇太子が同国に滞在しているときに起訴することが可能です。ヒューマンライツ・ウォッチの弁護士で報道官でもあるリード・ブロディと、イエメン出身の学者で活動家、ミシガン州立大学で助教をつとめるシリーン・アル=アデイミに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/11/29(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米上院 不法なイエメン戦争への支援を終了する法案を決議する予定

    米上院は11月28日、サウジアラビアが先導し、米国が支援するイエメンでの戦争への軍事支援を終了する法案を上院で決議するかどうかについての「手続き上の」投票を行い可決されました。これで米史上初めて、戦争権限法に基づいて、正式に許可されていない軍事活動から撤退する法案が上院で最終的に議論され決議されることになります。今回の「手続き上」の投票により、数日内に最終決議が行われる可能性があり、これはジャーナリスト、ジャマル・カショギ殺害に対するトランプ大統領の対応を非難する動きと見られています。投票が行われる数時間前、マイク・ポンペオ国務長官とジム・マティス国防長官が上院議員に対し非公開で状況説明を行い、この法案に反対するよう強く求めました。トランプ政権はカショギ殺害の件でサウジとの関係が悪化することを望まず、イエメン戦争への米国の介入は、中東におけるイランの影響力に対抗するために必要だと警告しました。活動家でミシガン州立大額で助教をつとめるシリーン・アル=アデイミに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/11/29(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 戦場での使用が禁止された催涙ガスが米国の国境警備隊に好んで使用されるようになった経緯

    トランプ政権は、難民認定を求める人々に向けて催涙ガス弾を発射したことへの弁明に躍起となっていますが、催涙ガスの歴史に目を向けましょう。催涙ガスは戦争での使用を禁止されましたが、連邦当局や警察が市民に対して使用するのは合法です。国境警備当局による催涙ガスの使用はトランプ政権下で急増し、今年だけで20回以上使用されたことが当局自身のデータで明らかになりました。米国税関・国境警備局が27日、ニューズウィーク誌に語ったところによると、催涙ガスの使用を開始したのはオバマ政権時代の2010年でした。ジョンズ・ホプキンズ大学の社会学講師スチュアート・シュレーダーから詳しく聞きます。彼は、ベトナム戦争で武器として使用された催涙ガスが、米国の法執行機関による取締りのために使用さるようになったいきさつを研究してきました。彼の近著のタイトルは、Badges Without Borders: How Global Counterinsurgency Transformed American Policing(『国境なき警察官:グローバルな暴動鎮圧対策が米国の警察政策を変容させたいきさつ』)です。

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    2018/11/28(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ホンジュラスでベルタ・カセレス殺人事件裁判の結審間近 真犯人が裁きを受けることはあるのか?

    8人の男が、環境活動家ベルタ・カセレス殺害の容疑で裁判にかけられています。カセレスは2016年にラ・エスパランサの自宅で銃撃されて死亡しました。判決は今週に言い渡される予定です。カセレスの暗殺は、彼女が先住民地域社会の保護と巨大な水力発電ダム計画に対する反対運動でゴールドマン環境賞(Goldman Environmental Prize)を受賞した翌年に起こりました。カルフォルニア州立大学サンタ・クルーズ校の名誉教授ダナ・フランクから詳しく聞きます。彼女の近著のタイトルは、The Long Honduran Night: Resistance , Terror, and the United States in the Aftermath of the Coup.(『ホンジュラスの長い夜:クーデターの後に続く抵抗、テロと米国』)です。

    dailynews date: 
    2018/11/28(Wed)
    記事番号: 
    3

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