デイリーニュース

  • トランプ元顧問スティーブ・バノンに国境民間ファンド詐欺の疑い 当の国境壁は川に浸食され

    トランプの元首席選挙参謀で元大統領顧問スティーブ・バノンが司法省に起訴されました。バノンが密接に関わる刑事事件としては6件目になります。バノンは、メキシコ国境に壁を建設する民間プロジェクト「私たちは壁を作る」(We Build the Wall)の出資者から金を騙し取り、自分たちの贅沢な生活に流用した容疑がかけられています。番組では資金の流れを追うとともに、壁に沿ってすでに河川の浸食が進んでおり、この民間プロジェクトごと川に飲み込まれるおそれがあることを指摘した先月の調査についてみていきます。プロパブリカとテキサス・トリビューン紙共同調査班のペルラ・トレビゾ記者とレキシ・チャーチル記者に詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2020/8/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「郵政公社はすでに打撃を受けた」 トランプが選んだ郵便局長は大統領選への信頼を損なったと歴史学者

    米国郵政公社の将来をめぐる攻防が激しさを増しています。2020年大統領選挙では記録的な数の郵便投票が予想されることから、民主党と共和党は同公社をめぐる戦いに釘づけになっています。郵便配達人として数十年間働いた経歴があるノースカロライナA&T州立大学の歴史学教授フィリップ・ルビオに聞きます。ルビオは、数十年にわたる政治的介入が郵政公社の「作られた危機」の原因だと言います。ルイス・デジョイ総裁の変革については、「公社は既にダメージを受けました。新型コロナのパンデミックの中で安全に確実に投票したいと願う多くの有権者を失望させました」と述べます。

    dailynews date: 
    2020/8/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • コーネルウエストとベンジェラスの討論 民主党全国大会および進歩派はバイデン候補を左に動かせるか

    ハーバード大学のコーネル・ウェスト教授とピープル・フォー・ジ・アメリカン・ウェイの会長で元NAACP(全米黒人地位向上協会)の会長であるベン・ジェラスの討論です。2020年の民主党全国大会(DNC)について、構造的人種差別と戦い「米国の暗黒の季節を乗り越える」というジョー・バイデン候補の誓い、カマラ・ハリスの歴史的な副大統領候補指名などが語られます。また、この党大会は反トランプの幅広い連合形成のためのショーケースとして、共和党の大物たちに特別な発言の機会が設けられましたが、その一方で民主党自身がかかえる左派の反主流派にはほとんど発言の機会が与えられませんでした。「いまこの時代、アメリカ帝国が衰退と没落をたどる中で、このシステムは真剣な自己変革のためのエネルギーを十分に生み出せずにいるようです。依然として毒を抜かれた表面的なものばかりだ。私が望むのは根本的な変化だ」とコーネル・ウェストは言います。ベン・ジェラスは。バイデンならば進歩派は協力して圧力をかけることができると言います。「この党大会のテーマは、団結についてだったのです」と彼は指摘します。「これまででもっとも邪悪で腐敗した大統領を倒すために、今は団結しなければならない」。

    dailynews date: 
    2020/8/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「光は闇よりも強力」 バイデン候補はコロナ禍・気候危機・人種差別・経済のメルトダウンと戦うことを誓う

    民主党全国大会(DNC)の最終日の夜に行われたジョー・バイデンの待望のスピーチからハイライトを放送します。バイデン候補は正式に民主党の大統領候補としての指名を受諾し、 トランプ大統領の再選の危険性に焦点を当てて「私たちが団結すれば、この米国の暗黒の季節を乗り越えることができるし、そうしなければならない」と述べました。25分のスピーチは、彼の地元デラウェア州から配信されました。

    dailynews date: 
    2020/8/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • バーチャル空間で行なわれた2020年民主党全国大会は共感・団結・バイデン支持の広範な連合の呼びかけで締めくくられる

    2020年の民主党全国大会(DNC)が終了しました。最終日の夜の登壇者には、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム、ニュージャージー選出の上院議員コリー・ブッカーのほかに、13歳のブレイデン・ハリントンがいました。ハリントンはジョー・バイデン候補が個人的に彼の吃音改善を助けてくれたことについて語りました。この夜のスピーチのハイライトをお届けします。

    dailynews date: 
    2020/8/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • カマラ・ハリスの前に道を切り開いたシャルロッタ・バス:1952年に副大統領候補となった初の黒人女性を振り返る

    カマラ・ハリス上院議員は二大政党からの初のインド系米国人、そして黒人女性副大統領候補となりましたが、多くの歴史家が指摘する通り、ハリスは副大統領候補となった初の黒人女性ではありません。その栄誉を手にしたのはジャーナリストで政治活動家シャーロット・バスでした。バスは米国最古の黒人新聞のひとつであるカリフォルニア・イーグル紙の編集者を30年近く務めました。同紙は女性参政権、警察暴力、クー・クラックス・クラン(KKK)、人種差別的雇用や住宅供給の慣行などについても取り上げました。バスは1952年に進歩党(Progressive Party)の副大統領候補となり、反人種差別を公約とし、公正な住宅や医療の平等な提供を求めました。バスの指名が一般的に無視されたのは「黒人の急進派政治は脇に追いやられる」ことが多いためだと、作家で歴史家のケイシャ・ブレインは言います。

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 警察廃止論者デレカ・パーネル カマラ・ハリスの歴史的指名と 進歩派の黒人たちの複雑な思いを語る

    カマラ・ハリスが二大政党で初の非白人女性副大統領候補となりましたが、進歩派の黒人女性は複雑な思いでいると、ガーディアン紙のコラムニスト、デレカ・パーネルは言います。パーネルは警察廃止を支援する人権弁護士でもあります。「ある人のアイデンティティを理由にその人を擁護するのは残念なことです…同時に大勢の黒人のことを、貧困にあえぐ大勢の人々、この国に暮らす大勢の移民を大切に思うなら、候補者たちの過去の政策について正直に発言すべきです」とパーネルは言います。

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ドナルド・トランプが失敗したのは「明白」:カマラ・ハリス 大統領のパンデミック対策を批判

    非白人として初の二大政党からの副大統領候補となったカマラ・ハリスが、ジョー・バイデンと共に選挙運動に乗り出しました。本日はハリスの副大統領候補としての初めてのスピーチの抜粋を放送します。彼女はトランプ大統領の経済、移民、人種正義、そしてコロナウイルス・パンデミック政策を批判し「ドナルド・トランプとマイク・ペンスが失敗したのは明白です」と言います。「彼らの指揮下で国民がどうなったかを見てください。1600万人が失業し、数百万人の子どもたちが学校の再開を待ち、貧困やホームレスの危機に最も苦しむのは黒人、褐色人、先住民など非白人です」

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「あなたの力を彼らに奪われてはならない」:民主党全国大会でオバマがトランプを非難 米国の民主主義は危機に瀕すると警告

    2020年民主党全国大会3日目、民主党首脳部は11月にトランプ大統領が再選されれば、米国の民主主義は危機に瀕すると訴えました。この日は、10年前の支持者の集まりで頭部を銃で撃たれて重傷を負ったギャビー・ギフォード元下院議員、大統領選にも出馬したエリザベス・ウォーレン上院議員、そしてバラク・オバマ元大統領がスピーチをしました。オバマ大統領は今回の選挙の重要性を情熱的に説き、「民主主義を彼らに奪われてはならない」と訴えました。この日のハイライトを放送します。

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「差出人へ返送」 全国的な批判が高まるなか、トランプ大統領に忠実な郵政長官が米国郵便公社の大改造計画を-当面-中止と発表

    11月の選挙を前に、郵便サービスの削減に対して世論の批判が大きく高まっていますが、郵政公社のルイス・デジョイ長官は、米国郵政公社の改造を、大統領選挙が終わるまで停止すると発表しました。この選挙では、記録的な数の有権者が郵便で投票することが予想されています。11月の大統領選挙で、郵送による投票が困難になるようにするために、郵政公社が弱体化するように動いていることを、トランプ大統領は認めました。リサ・グレイブスがゲストです。リサは、政策研究団体「トゥルー・ノース・リサーチ」(True North Research)の事務局長で、米国の民主主義が危機に瀕していると警告し、こう述べています。ルイ・デジョイは「郵政公社のトップを務める人物としては、少なくとも100年に一人の、もっとも党派的な人物です。国民には、郵政公社が説明責任を果たせる組織にとどまっていることが必要なのです」。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    5

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