デイリーニュース

  • 「チームの拡大が必要」 議会予備選で逆転勝利を収めたコリ・ブッシュが語る警察の資金削減とカマラ・ハリス

    ホームレス経験のある看護師でシングルマザーのコリ・ブッシュは、ミズーリ州セントルイス地区第1選挙区の予備選で10期務めたウィリアム・レイシー・クレイ・ジュニア下院議員に逆転勝利を収め、増大する若い黒人進歩主義者たちの1人として11月の議会選が期待されています。ブッシュは、地元および地域の草の根運動の結果が勝利になったと言います。「私たちは今が変革の時だと信じています。活動的なリーダー、地域とこの国の人々の苦しみを知るリーダー、そして新型コロナがいかに地域に壊滅的打撃を受けたかを知っているリーダーが今こそ必要であると思っています」と言います。BLM(黒人の命も大切だ)活動家でもあるブッシュは、警察の資金削減に賛成し、議会の進歩的な女性議員とともに働くことを望んでいると言います。アレクサンドリア・オカシオ・コルテス、イルハン・オマル、ラシーダ・トライブ、アヤナ・プレスリーを挙げ、「チームを増やさなければなりません」と言います。

    dailynews date: 
    2020/8/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ロ-・カンナ下院議員 「民主党の政策要綱には賛成できない」 民主党は「メディケア・フォー・オール」を支持すべき

    ミルウォーキーで始まった民主党全国大会がほぼオンラインによるバーチャル大会となるなか、「メディケア・フォー・オール」を掲げない民主党の政策要綱には反対票を投じると言うロー・カンナ民主党下院議員に聞きます。バーニー・サンダース上院議員の2020年予備選挙の全国共同議長を務めた経歴があるカンナ議員は、国民皆保険の保障は民主党にとって欠かすことができない重要政策であり、とりわけ新型コロナのパンデミック下ではそうだと言います。「トランプを倒すためにジョー・バイデンとカマラ・ハリスを強く支持しますが、国民皆保険を権利として認めない政策要綱には賛成できません」。

    dailynews date: 
    2020/8/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ロ-・カンナ下院議員 「郵政公社変革はトランプが大統領選に勝つための計画的な戦略だ」

    ナンシー・ペロシ民主党下院議長は、秋の大統領選挙に影響するおそれのある郵政制度の変更を阻止するため今週にも緊急採決をおこなうとして、下院議員に夏季休暇を切り上げワシントンDCに戻るよう呼びかけています。カルフォルニア州選出ロ-・カンナ下院議員は、数百万票が計算されない危険があると指摘します。「これは数百万票を無効にするための計画的な戦略であり、大統領が選挙に勝つための汚い作戦だというのが私の見方です」。トランプ大統領は最近になって、11月の大統領選挙で郵便投票を困難にするために郵政公社の弱体化を図っていることを認めました。先週末には、トランプの巨額献金者の1人、ルイス・デジョイ郵便公社総裁の自宅前で抗議活動が行われました。デジョイ総裁がおこなった郵便事業改革により郵便の遅配はすでに発生しており、米国内の多くの地域で郵便が何日間も処理されずに残っています。さらに郵政公社は46州とワシントンDCに通知を送り、郵便投票の全てが開票日までに配達されない可能性があると警告しました。

    dailynews date: 
    2020/8/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 映像作家の母親はいかにして投獄サイクルを断ち切ったか そして民主党全国大会の政策策定について

    コロナウイルス危機と人種的正義を求める運動の盛り上がりで、刑務所から出所した人が直面するさまざまな困難が注目されています。犯罪歴があるために、仕事はもちろん住居を見つけるのも困難で、特に女性の場合はとても苦労します。メサイア・ローズによるAJ+(アルジャジーラのオンラインチャネル)の新シリーズを紹介します。彼は子供時代に母親が刑務所に入ったり出たりを繰り返すのを体験しましたが、最終的にはこの投獄サイクルを断ち切ることができました。自分の作品は、警察予算の削減を求める声の高まりに応えたものだと、ローズは述べています。"法執行機関に戦車とかSFまがいの武器を与えるよりも、そんな金があれば住宅支援や教育支援、家族の再統合や精神衛生支援などに回すべきです」と彼は言います。もう一人のゲストはジャストリーダーシップUSA(JustLeadershipUSA)の代表ディアナ・ホスキンズDeAnna Hoskinsです。この団体は、民主党全国大会の公式スケジュールに載っている「テーブルを立て直す(Rebuilding the Table)」という、収容者の声を中心としたイベントを主催することになっています。

    dailynews date: 
    2020/8/14(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ラシード・ハリディ:イスラエルとUAEの関係正常化合意はパレスチナをめぐる100年戦争に新章を開く

    米国の仲介で、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)は完全な関係正常化の合意に達しました。すでに両国は長年にわたり水面下で、イランに対抗する方策や他の問題について協力関係にありました。この合意に基づき、イスラエルは、占領しているヨルダン川西岸地区のパレスチナの領土を併合する計画を一時停止することになりますが、どのみち国際的な非難を浴びてすでにこの計画は保留されていました。コロンビア大学の現代アラブ研究エドワード・サイード記念教授ラシード・ハリディに話を聞きます。彼は、この合意が和平合意であるかのように説明するのは見当ちがいだと言います。「和平とはまったく関係ないと思います。それどころか、むしろこの合意によって公正で公平で長続きする和平が結ばれる可能性が、これまでよりずっと難しいものになりました」。

    dailynews date: 
    2020/8/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ボリビアでゼネストと幹線道路封鎖が11日目に 抗議者はクーデター政府の選挙先延ばしを非難

    ボリビアでは、クーデター政府に抗議する反対派が、ゼネストと全国の高速道路の封鎖を決行してから11日目に入りました。彼らは2019年にエボ・モラレス大統領が、ヘアニネ・アニェス率いる右派のクーデターでその座を追われて以来はじめてとなる大統領選挙が、暫定政府により繰り返し延期されていることに抗議しています。クーデター後、ボリビアの経済は崩壊し弾圧が行われています。「幹線道路はほぼすべて封鎖され…国全体が膠着状態です」と、コチャバンバを拠点とするカウサチュン・ニュースの記者オリー・バーガスは言います。「人々は疲弊しており、迫害されていると感じています。ボリビアには独裁の、左派やメディアに対する迫害があるのです」

    dailynews date: 
    2020/8/13(Thu)
    記事番号: 
    3
  • カマラ・ハリスは進歩派検事だったのか?ハリスの地方検事と州司法長官時代を振り返る

    カマラ・ハリス上院議員が非白人女性として初めて二大政党の副大統領候補となりました。本日は「最高の取締官」を自称し、警官のパトロールを増やすことを求めたハリスの、カリフォルニア州司法長官時代とサンフランシスコ地方検事時代の経歴について議論します。サンフランシスコ市の副公選弁護人ニキ・ソルシは、ハリスはカリフォルニア州随一の進歩派の地方検事であり、「投獄する代わりとなる政策や対策を多々」後押ししていたと言います。法学教授のララ・ベイゼロンは、ハリスは歴史の流れに逆行して刑事司法改革に反対してきた経歴を持つが、[2016年に]上院議員になってからはそれが変化したと言います。「州司法長官時代の彼女の指導下で、検事たちは不当な有罪判決が覆らないようあらゆる手段をつくし、無実の人々が刑務所から出られなかったのです」とベイゼロンは言います。(画像クレジット:カリフォルニア州司法長官事務局)

    dailynews date: 
    2020/8/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ドナルド・トランプが失敗したのは「明らか」:カマラ・ハリス 大統領のパンデミック対策を批判

    非白人として初の二大政党からの副大統領候補となったカマラ・ハリスが、ジョー・バイデンと共に選挙運動に乗り出しました。本日はハリスの副大統領候補としての初めてのスピーチの抜粋を放送します。彼女はトランプ大統領の経済、移民、人種正義、そしてコロナウイルス・パンデミック政策を批判し「ドナルド・トランプとマイク・ペンスが失敗したのは明らかです」と言います。「彼らの指揮下で国民がどうなったかを見てください。1600万人が失業し、数百万人の子どもたちが学校の再開を待ち、貧困やホームレスの危機に最も苦しむのは黒人、褐色人、先住民など非白人です」

    dailynews date: 
    2020/8/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ナチスがジム・クロウから学んだこと:イザベル・ウィルカーソンが米国の人種カースト制度を語る

    ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、イザベル・ウィルカーソンは、広範で徹底的な調査にもとづく新著Caste:The Origins of Our Discontents(『カースト:私たちの不満の起源』)のなかで、米国の人種階層制は、インドのカースト制に似たものと考える必要があると主張しています。本日の多岐にわたるインタビューの中で、彼女はまたナチス・ドイツがアメリカのジム・クロウ法をどのように借用したかについての見解を披露します。「ナチスは、ヘイトのしかたを誰かに教わる必要はありませんでしたが、米国に調査員を派遣して、ジムクロウ法を研究させました。米国が自国のアフリカ系アメリカ人を、どうやって従属させ、服従させることができたのかを調査・研究したのです」

    dailynews date: 
    2020/8/12(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 歴史的な副大統領候補カマラ・ハリス 「最高の取締官」の経歴が「黒人の命も大切」抗議の中で再吟味される

    11月の米大統領選挙に向け 民主党大統領候補ジョー・バイデンが副大統領候補にカマラ・ハリス上院議員を選びました。彼女は、二大政党の正副大統領候補コンビで史上初の黒人女性、また最初のインド系アメリカ人となりました。「これがどれほど歴史的で記念碑的なことか、誇張するのは難しい」と非白人女性の政治参加と女性リーダーシップを高めるために活動している「シー・ザ・ピープル」(She the People)の代表であるエイミー・アリソンは言います。しかし、バーニー・サンダースの大統領選挙キャンペーンでサンダース陣営の元全米報道官だったブリアナ・ジョイ・グレイは、人種差別的な警察活動に対する米国史上最大の抗議運動(BLM)のさなかで、「カリフォルニア州で最高の取締官として知られていたハリスが選ばれたことには、非常に大きな落胆があります」と述べます。

    dailynews date: 
    2020/8/12(Wed)
    記事番号: 
    1

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