◇学生字幕翻訳コンテスト2022課題ラインアップ♢


2022年度(第8回)コンテストの課題動画です。複数の課題に挑戦することも可能ですが、申し込みは各動画ごとに別々に行ってください。ここに指定した参考動画の他にも、関連するテーマの字幕つき動画がデモクラシー・ナウ!ジャパンの動画アーカイブにありますので、探してみてください。

課題ごとの参考動画は、YouTubeチャンネルからも見られます。ここに挙がっていないものも掲載していますので、一度チェックしてみてください → YouTube「2022学生字幕翻訳コンテスト参考動画リスト」




課題1:民主主義と平等の起源

「すべての始まり」デビッド・ウェングローと故デビッド・グレーバーの共著は新しい人類の歴史を語る(10分)
http://democracynow.jp/dailynews/21/11/18/3

負債論やオキュパイ運動の理論的支柱として有名な人類学者デビッド・グレーバーは、昨年急逝する直前に一冊の本を遺しました。考古学者デビッド・ウェングローとの共著『すべての始まり ~新しい人類史』は、「西洋思想」の根幹と考えられている民主主義や平等の観念が、じつは先住民の文化に大きく影響されていたことを検証し、彼らの貢献が歴史から抹消されてきたと主張しています。また都市文明が格差をもたらしたというのが定説ですが、広く歴史を検証すれば必ずしも人口密集や技術の高度化により社会的自由が失われるわけでもありません。
☆課題は冒頭から10分のところまでです。

日本語字幕つき参考動画:「ウォール街を占拠せよ」 抗議運動のはじまり(15分) 
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課題2:新たな冷戦

フィリピンの学者ウォルデン・ベローが語る ウクライナ紛争にかかわる米国の動機にグローバルサウスが疑惑を抱く理由 (8分)
http://democracynow.jp/dailynews/22/03/02/4

ロシアによるウクライナ侵攻を西側諸国は声をそろえて非難していますが、グローバルサウスの反応は冷めています。フィリピンの学者で著名な活動家のウォルデン・ベローは、世界の指導者の多くは、この危機に積極的に介入することを躊躇しています。国益につながるわけではないし、ロシアへの反発を利用するため米国が侵略を挑発したのではないかと疑っているためです。ソ連の崩壊に乗じてNATOが強引に東方に拡大し、ロシアと国境を接する国々まで取り込もうとしていることが、危機の背景にあります。

日本語字幕つき参考動画:新たな冷戦?ウクライナ政変の背景を探る(23分)
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課題3:米国史の見直し

ニコル・ハンナ=ジョーンズが語る「1619プロジェクト」  批判的人種理論の教育 裁かれる白人至上主義(10分)
http://democracynow.jp/dailynews/21/11/23/1

批判的人種理論の教育に右派の攻撃がしかけられる中で、ピュリッツアー賞受賞ジャーナリストのニコル・ハンナ=ジョーンズは、奴隷とされたアフリカ人が最初にバージニア州に到着した年を建国の起点として米国史を再構築する「1619プロジェクト」の生みの親です。このニューヨーク・タイムズ誌のプロジェクトは2019年にスタートし、18本の論考を詩や短編小説とともに収録したアンソロジーへと発展しました。これに対して、いくつもの州が学校カリキュラムから追放しようとしてきました。「私たちは皆、米国人として、このような歴史を敵視する法律について深く懸念すべきです。なぜなら、彼らがやろうとしていることの本質は、私たちの記憶を支配し、自分の国についての理解を支配することだからです」と、ハンナ=ジョーンズは言います。
☆課題は冒頭から10分のところまでです。

日本語字幕つき参考動画:  奴隷とアイビーリーグ: 奴隷制度が支えた米名門大学の発展(18分)
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課題4:連邦議事堂の襲撃

「アメリカの叛乱」 1月6日の議事堂襲撃のあと過激な右翼運動は少数派から主流派へ(13分)
http://democracynow.jp/dailynews/22/01/05/1

2021年1月6日、トランプ支持の極右白人至上主義数千人が暴徒となって連邦議事堂に押し寄せ、大統領選挙の結果を議会が承認するのを妨害して5人の死者と数百人の負傷者を出しました。事件から一年が経ち、この運動はいまどうなったのか?PBSドキュメンタリーAmerican Insurrection(『アメリカの叛乱』)のリック・ローリー監督は、極右の社会運動は拡大しており、少数の過激集団より普通の一般市民が主力となり、「組織化の現場が国政から地域へと移行している」と言います。
☆課題は映画の後の後半13分です。

日本語字幕つき参考動画:『トランプランドのマイケル・ムーア』(2)「人間火炎瓶」トランプを投げつけろ(10分)
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課題動画の前半部分も字幕がついているので参考にしてください(16分)  YouTubeでも見られます


課題5:中南米

メキシコはイスラエルの民間スパイウェア「ペガサス」を使って大統領の家族や殺害されたジャーナリストを監視していた (10分)
http://democracynow.jp/dailynews/21/07/20/2

NSOグループは各国政府向けに「ペガサス」と呼ばれる高度なスパイウェアを製造販売しています。 ペガサスは携帯電話にこっそり侵入し、個人情報を抜き取ります。会社側は、テロリストや犯罪者の捜査が目的だと主張しますが、ペガサスプロジェクトが入手した漏洩情報によれば、国によっては活動家や政治家、反体制派、ジャーナリストなどを密かに見張るための強力なサイバー監視として使っていることが示唆されます。漏洩したのはNSOグループの顧客が監視を依頼したとされる5万件の電話番号データです。試しに実際の機種を確認してみるとペガサスの感染が確認されるものが何十個もみつかりました。NSOグループの顧客の中でもメキシコは最初で最大級のクライアントとみられ、最も多くの電話番号を監視依頼として渡していました。その中には2017年に暗殺されたメキシコ人ジャーナリストの番号も入っています。

日本語字幕つき参考動画:1970年代のCIA告発者が語るスノーデン事件の「本当の問題」(19分) 

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課題6:ジャーナリスト迫害

クリス・ヘッジズ獄中のWikiLeaks創設者ジュリアン・アサンジの結婚式を語る 「ロンドンの獄中で彼は壊れていく」 (9分)
http://democracynow.jp/dailynews/22/04/01/3

内部告発サイトのウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは、米国がイラク侵攻とアフガニスタン侵攻で犯した戦争犯罪を暴露したため迫害を受けています。2010年のスウェーデン当局による国際指名手配以来ずっと英国内で拘束されています。ロンドンのエクアドル大使館で亡命を認められたものの7年間一歩も外に出られず、ついに英国警察に逮捕され、厳重警戒のベルマーシュ刑務所3年近く収監されています。米国はスパイ罪の容疑で身柄引き渡しを要求していますが、支持者たちは最大のジャーナリスト迫害事件ととらえています。
英語版の動画開始設定が間違っているようです。そのままスタートさせると番組の最初から再生されますので、下方のスクロールを使って50分あたりから視聴してください

日本語字幕つき参考動画:エクアドル大使館のジュリアン・アサンジ 2014年7月(34分) 

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