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Democracy Now!とは?

「デモクラシー・ナウ!(Democracy Now!)」は北米650局以上で放送されている非営利の独立系ニュース番組です。
大資本による「マスメディア」とは異なり、各種コミュニティ・ラジオ局や衛星放送、ケーブルのパブリック・アクセスTVチャンネル、インターネットなど、さまざまな形態の非営利の公共放送が協力した全国配信ネットワークのさきがけであり最大のものです。
番組の司会を務めるのは、ジャーナリストとして数々の賞を受賞しているエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)です。

 ニューヨーク市チャイナタウンにある地域メディアセンター、「DCTV(ダウンタウン・コミュニティ・テレビジョン)センター」に間借りして制作、発信しています(左写真。この建物は、元は消防署だったそうです)。 「デモクラシー・ナウ!」の最大の特徴は「ウォー&ピース・レポート(戦争と平和レポート)」と題した「反戦ニュース」です。米国政府の外交政策の影響を直接的にこうむる世界各地の人々の声や、フリーランス国際ジャーナリストの報告、草の根運動のリーダーや平和活動家、アーティスト、学術関係者や評論家など、企業のスポンサリングを受ける米国メディアではほとんど報道されることのない人々の主張や視点を視聴者に紹介しています。

 また、本物の討論も提供します。大きく意見を異にする人たち、たとえばホワイトハウスや国防総省の高官と、草の根運動の活動家・・・ジャーナリストであるエイミーやフアンが本質を問う鋭いやりとりも「ウォー&ピース・レポート」の魅力です。  現在、「デモクラシー・ナウ!」は米パシフィカ・ラジオやNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)、コミュニティ・ラジオ局やカレッジ・ラジオ局などで放送されているほか、「パブリック・アクセス」局(ケーブルTVなどを通じ地域住民・視聴者が番組を制作し発信するシステム)、PBS(全米公共放送網)、衛星放送、ポッドキャストなどのインターネット放送で視聴されています。  ※ 衛星放送ではDISHネットワーク、フリースピーチTV(チャンネル9415)及びリンクTV(チャンネル9410)、ディレクTV、リンクTV(チャンネル375)で視聴できます。  さらに多くの放送局が「デモクラシー・ナウ!」の放送に乗り出しており、自分たちのコミュニティで放送しようという動きも全米に広がっています。こうした動きについて関心のある方はこちらをクリックして下さい。 click here(英文)

なぜ独立メディアが重要なのか?WHY INDEPENDENT MEDIA ?

 民主主義が本来の役割を果たすためには、特定の利益から「独立」した多様なニュースや情報に、誰もが簡単にアクセスできることが必要です。 しかし米国のメディア界では空前の統合・合併が進み、すでに80年代の初頭にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、音楽・出版・映画産業まで、すべてのメディア発信源を15の複合企業が牛耳る状態になっていました。メディアの多様性の喪失はさらに進み2000年現在、米国のマスメディアはたった6社の企業に支配されています。  そうした米国の民間メディア企業は、自分たちの株主の利益を最大にすることを法律上、義務付けられています。  一方、一般的な“公共”放送局は、公共放送協会(CPB)から資金を得ると同時に、大企業からも財政支援を受けています。この公共放送協会の役員や理事はすべてホワイトハウスが指名し、上院が承認して任命されます。  これらの放送局とは異なり、「デモクラシー・ナウ!」の運営は視聴者の寄付や視聴料、各種基金からの出資で成り立っているという意味で、真の「公共メディア(パブリック・メディア)」です。企業や政府からの出資を一切、受けないからこそ、「デモクラシー・ナウ!」はメディアとしての独立性を保つことができるのです。