■「デモクラシーNOW」の放送はいまのところ定期枠がないのでツイッター情報が頼りです。どうぞ情報拡散にご協力ください。

対訳ニュースレター第74号 「ハンナ・アーレント」  詳細はこちらから 
○ 対訳ニュースレターの日本語ブックレット版 EPUB形式は携帯端末でも読めます

DVD第27巻「汚い戦争」を刊行しました。戦場でのロボットの使用があたりまえになったのに、倫理規定や刑事責任の所在は不透明なままです。そんな中、オバマ政権は無人機を使った秘密戦争を世界中に拡大しています。DVDのページ

2014/4/16(水)

白人至上主義者として悪名高いフレイジャー·グレン·ミラーは、カンザス州の2カ所のユダヤ人コミュニティ・センターで、13日に3人を殺害した罪で起訴されました。別名でフレイジャー·グレン·クロスとしても知られるミラーは、何十年もの間、公然とユダヤ人とアフリカ系アメリカ人を激しく罵倒し続けてきました。彼は武器保持と暗殺計画を画策した罪で懲役3年の刑を受けた事がありますが、他の白人至上主義者に対する証言をして長い刑罰を免れました。ミラーはFBIの情報提供者であったと主張しており、連邦政府が1990年代初頭、証人保護プログラムの一貫としてミラーを保護していたという報告もあり、これが彼が複数の名前を保持する原因とされています。本日はミラーを長年追い続けている南部貧困法律センター(SOLC)の上級研究員マーク・ポトックと2010年にミラーをインタビューしたニュースキャスターのデビッド・パックマンの二人に話を聞きます。

ニューヨーク市警が、イスラム教徒コミュニティをターゲットとし物議を醸したスパイ警察部隊の解散に向けて動いています。いわゆる「Demographics Unit(人口動態部隊)」は密かにイスラム学生団体に侵入し、モスクに密告者を送り、レストラン、理髪店、ジムなどで会話を盗聴し、巨大な情報データベースを作り上げました。しかし情報収集を始めて何年も過ぎましたが、たった一つのテロ行為調査、一つの手がかりですら導くことが出来ませんでした。NYアラブアメリカ人連盟のリンダ・サースアーに反応を聞きます。この部隊の解散は「歓迎できる最初の一歩」と表現していますが、「イスラム系アメリカ人コミュニティーが耐えてきたトラウマを元通りにするには長い時間がかかります」と言います。本日は、9.11後のNYPDの監視プログラムを暴露したAP通信チームの一員マット・アプーゾーにも話を聞きます。AP通信が報道したこのシリーズは調査報道部門でピューリッツァー賞を受賞しました。アプーゾーは、Enemies Within: Inside the NYPD's Secret Spying Unit and Bin Laden's Final Plot Against America (『内部の敵: NYPDの秘密スパイ部隊の内部とビンラディンのアメリカに対する最後の謀略』)の共同著者でもあります。

最新の報告によると、世界中で殺害された環境保護や土地権の活動家達の数は、ここ十年の間で3倍を記録しました。グローバルウィットネス団体によると、2002年では51人が殺害されたのに比べ、2012には147人の活動家たちが殺されています。現在、平均して毎週2人の割合で活動家が殺害されていますが、その殺人者は殆どの場合罪に問われていません。本日はこの報告書に載っている何人かの亡き活動家のインタビューを放送します。この中にはブラジルの天然資源および環境保護論者でアマゾン熱帯雨林の伐採搬出と皆伐に対して反対運動をしていた活動家故ジョゼ・ダ・シルバも含まれます。2011年にホゼと妻のマリアは覆面をつけた殺し屋に殺害されました。「この事件は真の問題のスケールから考えても氷山の一角に過ぎない」とグローバルウィットネス活動員のオリバー・コートニーは言います。この殺人の詳細を突き止めるのは不可能に近いと言う事です。

最近のニュース

2014/4/16(水)

  • カンザスでの銃撃殺人は避けられた?犯人は憎しみに満ちた白人至上主義者で犯罪歴とを持つ元FBI密告者
  • ニューヨーク市イスラム教徒スパイ警察部隊を解散 しかし広範囲のプロファイリングと監視は終わるのか?
  • 自然擁護者の殺害: 調査報告によれば 環境保護活動家の殺害が世界的に急増

2014/4/15(火)

  • 刑務所に行くのは誰? マット・タイビが語る米国の金融界と市井の不公正格差
  • 戦争税反対者らが納税日に軍事支出を止めることを要請

2014/4/14(月)

  • 「この賞はスノーデンが受賞した」:グリーンウォルドとポイトラス、NSA監視報道でポルク賞受賞
  • 「我々は脅しに屈しない」:NSA監視を報じた記者らが報道後初めて米国に戻る
  • ポルク賞受賞のアフガニスタン人:記者の殺害、偽投票、今も続く米軍に関連した死亡、拷問

2014/4/11(金)

  • 化石燃料からの投資撤収にはずみ: ハーバード大学教授陣、デズモンド・ツツが行動を呼びかけ
  • 『危険と暮らす日々』:ジェームス・キャメロン、マット・デイモン、ハリソン・フォードが登場する気候変動TVシリーズ
  • 『イマジン:社会主義国の米国での暮らし』:より良い民主主義、資本主義の無い世界を構想する新著

2014/4/10(木)

  • 200万人が国外退去処分 活動家は大統領命令と移民法改正の どちらを優先すべきか?
  • ウォール街の「土地強奪」 賃貸住宅の買い集めと住民の追い出し 新たな住宅危機を招くか
  • 潰された虫けらじゃない  パキスタンの子どもの巨大写真で米無人機操縦士に立ち向かうアーティスト