世界各国の環境分野の指導者たちが集まり気候危機に対する解決策を協議するCOP25(第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議)開催中のスペイン、マドリードからお届けします。会議は月曜日に開幕し、来週まで続きます。この会議のためにマドリードに集まった活動家たちは、独自の代替サミット、Cumbre Social por el Clima(気候のための社会サミット)を開催しています。代替サミットを主催するのは社会正義および環境団体で、その目的はチリで進行中の政治的弾圧、気候サミットへの企業の影響、スペイン自身の気候危機に対する対処の失敗、そして気候会議のヨーロッパ中心主義に注目を促すことです。この会議がヨーロッパで開催されるのは今年で連続3回目になります。代替気候会議のオーガナイザーの1人であるトム・クチャルツに話を聞きます。彼はジャーナリストで、行動するエコロジスト(Ecologists in Action)という団体の活動家です。
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