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対訳ニュースレター 第91号 「極限の証言者 ロバート・J・リフトン」。『ナチの医師たち』、『ヒロシマを生きる』などで有名な米国屈指の精神分析医が、アメリカ心理学会の拷問関与スキャンダルから20世紀の特色であるジェノサイド、大量破壊兵器までについて、知的専門職(プロフェッショナル)が果たす役割とその心理について語ります。字幕動画はこちらこちら。 お申し込みはこのページから

2015/9/4(金)

グアテマラでは、民衆の大規模デモに屈したオットー・ペレス・モリナが大統領を辞職し、わずか1時間後に汚職の罪で拘置されました。マヤ人活動家で1992年にノーベル平和賞を受賞したリゴベルタ・メンチュウに話を聞きます。彼女の訴訟によって、1700人以上ものイシル族のマヤ人の殺害に関わったとして元米支援の独裁者エフライン・リオス・モントが裁判にかけられました。メンチュウは自身の父、母、そして2人の兄をグアテマラの大量虐殺で亡くしました。その後、グアテマラの先住民を代表して行った運動でノーベル平和賞を受賞しました。現在、メンチュウは、1980年代に軍によって最悪の大量虐殺のいくつかが行われたキチェ県で兵を指揮していた容疑でペレス・モリナを裁判にかけるべきだと主張しています。

グアテマラで大統領を辞したオットー・ペレス・モリナが汚職容疑で身柄を拘束されたのを受け、調査報道記者アラン・ネアンはペレス・モリナが1980年代のグアテマラ先住民の大量虐殺で果たした役割についても起訴しうる理由を考察します。1982年、大量虐殺が猖獗を極めるグアテマラで、ネアン記者は、「ティトー」と名のる軍司令官にカメラを向けてインタビューしました。この司令官がペレス・モリナだったことが後に判明しました。

シカゴでは、ブロンズヴィル地区で残された唯一の自由入学制(居住地区にかかわらず入学できる)の公立校であるダイエット高校を救うため、公立学校に通う児童の保護者や教育活動家のグループが始めたハンガーストライキが、19日目に突入しました。支持者によると、市当局は何年間もこの学校の管理責任を怠って放置した末に、閉校を発表しました。シカゴ市長ラーム・エマニュエルは、以前オバマ大統領の主席補佐官を務めていた人物ですが、彼の就任以来シカゴ市はアフリカ系やラティーノ住民の集中する地区で50校近くの効率学校を閉校にしてきました。批評家が言うところの「教育の民営化」推進の一環です。ハンスト決行中の人に話を聞きます。今回のハンストを企画した中心人物のひとりジトゥ・ブラウンは、ダイエット校復活をめざす団体連合に所属する「正義同盟のための旅」(Journey for Justice Alliance)の全国理事です。

最近のニュース

2015/9/4(金)

  • グアテマラの転換点:ノーベル賞受賞者リゴベルタ・メンチュウ 前大統領拘置に歓喜
  • アラン・ネアン:グアテマラの死の部隊を支援した米国人たちも 前大統領もろとも投獄すべきだ
  • シカゴのハンストが19日目に突入 ラーム・エマニュエルの公立学校民営化推進に異議

2015/9/3(木)

  • グアテマラ大統領辞職 民衆蜂起の「大きな勝利」
  • 「われわれを不当に扱うのが神のお告げか?」: 同性婚への結婚許可発行を拒否する群書記官への抗議が拡大
  • カナダがマヘール・アラール拷問事件でシリア軍の大佐を告訴 米国は謝罪するか?

2015/9/2(水)

  • 集団ハンガーストライキと訴訟を経てカリフォルニア州の囚人たち 独房監禁の削減を勝ち取る
  • グアテマラの大統領は刑務所行きか?  市民による抗議行動の後 議会がペレス・モリナ大統領の不逮捕特権を剥奪
  • クーデター 秘密戦争 ジェノサイドを記録が裏づけ キッシンジャーは長老政治家か戦争犯罪者か?

2015/9/1(火)

  • 次のそんなに冷たくない戦争:気候変動により温暖化する北極 支配権と資源をめぐる国家間競争
  • 世界的に禁止されているにもかかわらず、サウジ主導の部隊が米国製のクラスター爆弾でイエメンで数十人を殺傷
  • 『スミス刑務所へ行く』:獄中に1年いた元州上院議員が大量投獄を非難

2015/8/31(月)

  • 国境保全か命の保護か 安全を求めて欧州へ向かう難民 急増する死者
  • 「我々の気候、我々の未来」 オバマの北極訪問、アラスカ住民はシェル社の掘削承認の取り消しを要請
  • エジプト、アルジャジーラ記者に禁固3年 米国はシシ政権に「すり寄る」のをやめるか?