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2018/4/25(水)

24日、トランプ大統領は、イランが核兵器プログラムを再開するならば、イランを攻撃すると脅しました。同時に、イランの核兵器取得を防ぐための結ばれた国際合意を反故にする計画も示唆しました。トランプは、イランとの核合意維持のためワシントンを訪問しているフランスのエマニュエル・マクロン大統領とのホワイトハウスでの会談中に、この発言を行いました。トランプは5月12日までに、米国が合意に留まるか否かを決定しなければなりません。マクロンは、既存の核合意の撤回には反対だが、シリアでのイランの役割などの問題に対処する新合意の可能性には前向きであると述べました。しかし既存の合意の継続を支持する人々は、トランプがこの合意から離脱し、イランの方から合意を破棄するよう仕向けるのではないかと見ています。さらにトランプ政権のジョン・ボルトン国家安全保障問題担当補佐官と国務長官の指名を受けているマイク・ポンペオには、交渉を「真剣に」進めていく「気はない」と見ています。「米国は一度たりと、イランで政権交代を行うという考えを棄てたことはない」と「全米イラン系米国人評議会」(National Iranian American Council)のジャマル・アブディ政策副議長は言います。

先週、米国控訴裁判所は、現副大統領のマイク・ペンスがインディアナ州知事時代に署名した、胎児の遺体の埋葬または火葬を義務づけるインディアナ州法を違憲とする裁決を出しました。この判決は、テキサス州が昨年、すべての死亡した胎児の埋葬あるいは火葬を義務づけ、研究目的のため胎児組織を寄贈することを禁止する法律を可決したことを受けて審理されたものです。今年1月、米連邦地方裁判所のデイビッド ・アラン・エズラ判事は「胎児遺体法」(fetal remains law) を一時的に差し止めましたが、テキサス州司法長官ケン・パクストンは法の執行を求めて戦いを続けると表明してきました。テキサス州オースティンのシートン・メディカル・センターで2015年に流産したブレイク・ノートンに話を聞きます。彼女は、胎児の遺体を病院の手で共同墓地に埋葬するか、 自らの費用負担で「私的埋葬」をするか選ぶよう強要されたのです。加えて、テキサス・オブザーバー紙の記者、ソフィー・ノバックにも参加してもらいます。ブレイク・ノートンについて書いた彼女の特集記事の見出しは「ごり押し:オースティンのカトリック病院が流産した患者に、胎児の埋葬への同意を強要。悲しい喪失を経験した女性に、さらに苦痛。これが間もなく、テキサス全州に広がりかねないかという恐れ(“Indoctrinated: A Catholic hospital in Austin forces patients who miscarry to consent to fetal burials. For one woman, that made a painful loss even worse—and she worries it could soon become routine across Texas.”)です。

リワイヤー・ニュース(Rewire.News)の記事によると、全米のカトリック病院は、患者に対し、流産後の胎児埋葬の義務づけや、避妊、中絶、不妊治療、トランスジェンダー患者への性別適合医療へのアクセスの制限など、危険で生命を脅かす要求を行っています。そして今、マイク・ペンス副大統領のような右派の政治家は、こうした危険な慣行の立法化を進めています。 この件の詳細について、リワイヤーの調査ジャーナリストのエイミー・リトルフィールドに話を聴きます。

移民の権利および性と生殖に関する公正な権利活動家のアレハンドラ・パブロスが、営利施設であるエロイ拘留センターから釈放されました。彼女は3月7日に、移民税関捜査局(ICE)への定期的な申告に出向き、そのまま40日間以上拘束されていました。支援者たちの話では、拘束は、特に2018年の初めのバージニア州国土安全保障省前での抗議をはじめ、彼女のアクティビスト活動への報復だと言います。パブロスは「リプロダクティブ・ヘルス全米ラティーナ協会」(National Latina Institute for Reproductive Health)で働いています。彼女はアリゾナ州で育った合法的な永住権保持者でしたが、約10年前に飲酒運転で有罪判決を受け、国外退去の対象とされています。

最近のニュース

2018/4/25(水)

  • トランプ イランとの核合意を非難 イランの政権交代推進を主張する強硬派を次々と閣僚に指名
  • 流産後の「恐ろしい試練の中」胎児の遺体埋葬を強制されたテキサスの母親 
  • マイク・ペンス副大統領 生命を脅かすカトリック病院の宗教的慣行をインディアナ州法に
  • アリゾナ州の性や生殖に関する権利活動家 移民税関捜査局(ICE)から釈放 活動で目をつけられたとコメント

2018/4/24(火)

  • 米国支援 終わりの見えないイエメン戦争 結婚式爆撃で花嫁を含む20人以上が死亡
  • キューバで新たな大統領誕生 ラウル・カストロは権力から下りずに後退
  • フィデル・カストロとABCの記者との恋愛が米国とキューバの関係をいかに変えたか
  • 活動家ら ICE拘束メンフィスのラティーノ著名ジャーナリスト、マヌエル・デュランの釈放を要求

2018/4/23(月)

  • 1968年 コロンビア大学紛争で果たした黒人学生の役割 軍国主義と人種差別に抗った学生たち

2018/4/20(金)

  • ディルマ・ルセフ「ルラ投獄はブラジルの民主主義を蝕むクーデターの一部」
  • ディルマ・ルセフ「ブラジル極右の台頭は独裁政権後勝ち取った民衆主義を脅かす」
  • アースデイ2018 プラスチックによる海洋汚染、土壌汚染、体内汚染を撲滅

2018/4/19(木)

  • ラシード・ハリディ:イスラエルの警備組織は パレスチナの非暴力運動を恐れている
  • モアザン・ベッグがシリアを語る:「前例のない」大虐殺回避のためにイドリブ周辺に飛行禁止区域設定が必要だ
  • ラシード・ハリディ:シリアの代理戦争終結が 犠牲者を出す紛争解決への鍵だ
  • 元グアンタナモ囚人モアザン・ベッグ 拷問および米管理下の刑務所がいかにISIS誕生の一端を担ったか
  • 衝撃的調査で 米国の黒人母子は生死に関わる危機に瀕していることが明らかに