◇学生字幕翻訳コンテスト2019課題ラインアップ ◇


2019年度(第5回)コンテストの課題動画です。複数の課題に挑戦することも可能ですが、申し込みは各動画ごとに別々に行ってください。ここに指定した参考動画の他にも、関連するテーマの字幕つき動画がデモクラシー・ナウ!ジャパンの動画アーカイブにありますので、探してみてください。


課題1:気候アクション

世界的な学校スト運動を触発した15歳の活動家グレタ・トゥーンベリに聞く(7分)
http://democracynow.jp/dailynews/18/12/11/2

2018年12月、第24回気候変動会議(COP24)が開催されたポーランドのカトビツェで、スウェーデンの15歳の気候活動家グレタ・トゥーンベリに取材しました。気候変動対策を怠っている大人たちに業を煮やし、彼女はたった一人で学校の授業をボイコットして議会前で座り込みを始めました。やがて彼女に同調する人々が増え、今ではスウェーデンのみならず世界的な運動になっています。どうしてグレタは、そのような運動を始めることになったのか、本人に聞いてみましょう。動画のはじめから7分ぐらいのところまでが課題となります。

日本語字幕つき参考動画:世界的な学校スト運動を触発した15歳の活動家グレタ・トゥーンベリに聞くー後半 (15分)


課題2:グリーン・ニューディール

オカシオコルテス議員 「グリーン・ニューディールはエリート主義じゃない」 (6分)
http://democracynow.jp/dailynews/19/03/28/2

ニューヨーク州選出の民主党下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテスは、ミレニアル世代を代弁する注目の新人です。彼女の目玉政策の一つが「グリーン・ニューディール」という、大規模な再エネ投資で雇用をつくり出し温暖化対策と貧困問題を一挙に解決する大胆な提案です。10年以内に米国の電力を100%再生可能エネルギーで賄うという野心的な決議案を議会に共同提出しましたが、共和党は非現実的とこき下ろし、民主党の中にも懐疑的な声が聞かれます。それでも彼女はとっても前向き。グリーン・ニューディールは金持ちのお遊び、という主旨の共和党議員の批判に対し、歯切れよく反論するオカシオコルテス議員のスカッとするような議会発言を聞いてみましょう。

日本語字幕つき参考動画:グリーン・ニューディール上院で否決 広がる運動を抑圧する試み (8分)


課題3:公民権運動

アンジェラ・デイビス パレスチナ人の権利と世界の自由闘争を語る(10 分) 
http://democracynow.jp/dailynews/19/02/18/2

60年代に反体制派として颯爽と登場し公民権運動の象徴的存在となったアンジェラ・デイビスは、その後も人種差別、女性差別、刑務所廃止運動など幅広い人権分野で活動を続けています。彼女は今年春に故郷のアラバマ州バーミングハムを訪れました。当初の予定は、バーミングハム公民権協会から人権賞を受賞するためでしたが、デイビスがイスラエルに対するBDS(ボイコット・投資撤退・制裁)運動を支持していることに地元のユダヤ人団体からクレームがつき、公民権協会は彼女への授賞を取り消しました。この決定はすぐに幅広い抗議を受け、同協会は取り消し決定を撤回しましたが、デイビスは受諾していません。2月16日、バーミンガムでデイビスを称える別のイベントが開かれ3000人以上が集まりました。デイビスは会場で、このたびの顛末について、またこれまでの活動とのつながりについて話しました。

日本語字幕つき参考動画: イスラエルに対するボイコットは有効か? (18分)


課題4:国境壁と移民

チョムスキー キャラバンは米国がつくり出した悲惨と恐怖から逃れてくる人々(10分)
http://democracynow.jp/dailynews/18/11/02/1

トランプ大統領が米国・メキシコ国境に進む移民キャラバンに対する避難と脅迫をエスカレートさせる一方で、11月1日にはベネズエラとキューバに対する新たな制裁措置が発表され、ボルトン大統領補佐官はニカラグアも加えて専制と恐怖政治の3国と決めつけ、敵意をむき出しにしています。こうした米国の内政干渉と、移民たちが祖国を逃れて米国に押し寄せることの関係を、ノーム・チョムスキー教授が端的に語ります。著名な言語学者で体制批判家のチョムスキー氏は現在アリゾナ大学で教えています。

日本語字幕つき参考動画:スティーブン・キンザー(1):米国のレジームチェンジと内政干渉の百年史 イラン、ニカラグア、ハワイ、キューバ (17分)


課題5:女性のエンパワメント

「見過ごされた人々」 ダイアン・アーバスやイダ・B・ウェルズがNYタイムズ紙の追悼記事に載らなかったわけ (9分)
http://democracynow.jp/dailynews/18/03/09/4
2月28日の国際女性デーに、ニューヨーク・タイムズ紙が、これまで追悼記事が書かれなかった優れた女性たちの人生に光を当てる企画を開始しました。反リンチ報道の草分けイダ・B・ウェルズ、作家で詩人のシルビア・プラス、中国のジャンヌダルクとして知られる秋瑾(しゅうきん)、革新的な写真家のダイアン・アーバス、ブルックリン橋の技術に貢献したエミリー・ウォーレン・ローブリング、『ジェーン・エア』の著者シャーロット・ブロンテ、医学革命に導いた細胞の提供者ヘンリエッタ・ラックス、世界初のコンピュータープログラマーとされるエイダ・ラブレスなどの名前が挙がっています。ニューヨーク・タイムズ紙は自社の追悼記事の167年に及ぶ歴史で(白人)男性ばかりに注目したことを埋め合わせたいとしています。「見過ごされた人々」の企画を思いついた編集者のエイミー・パドナニに詳しく話を聞きます。

日本語字幕つき参考動画:「気づいていないから問題になっていない」 子ども向けメディアにおけるジェンダー格差 (15分)


課題6: 個人情報ビジネス

監視資本主義の時代 「グーグルで検索のつもりがグーグルに検索されていた」 (15分)
http://democracynow.jp/dailynews/19/03/01/4

フェイスブックやグーグルのような巨大プラットフォームは私たちの個人情報をこっそり集め、闇市場で売っています。個人の私的な体験を売り買いする新種の市場が生みだされたのです。この状況を、ショシャナ・ズボフは新段階の資本主義、すなわち「監視資本主義」という概念で説明しています。この資本主義は、かつてマルクスが述べたような労働力に寄生する吸血鬼ではなく、あらゆる人々の日々の活動に寄生しています。この現実に正面から立ち向かい、規制していく時期がきたようです。


日本語字幕つき参考動画:資本主義がインターネットを民主主義の敵にする (17分)



2018年度のラインアップへ

2017年度のラインアップへ

2016年度のラインアップへ

2015年度のラインアップへ