デイリーニュース

  • 1000万ドルの「ダーク・マネー」に支援されたニール・ゴーサッチ シティズン・ユナイテッド判決についての議論を拒否

    最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチは21日の公聴会で、最高裁判所の「シティズン・ユナイテッド判決」(選挙での企業や団体による献金の上限を撤廃した2010年の判決)と、ゴーサッチの指名を支援した1000万ドルもの「ダーク・マネー」(寄付者が明かされない不透明な資金)に関する見解を問われました。最近のニューヨークタイムズの調査記事は、ゴーサッチとコロラド州の億万長者フィリップ・アンシュッツとの密接な関係を明らかにしています。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長のクリステン・クラークと、下院司法委員会で監査・調査担当主任顧問を務めたエリオット・ミンクバーグに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2017/3/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 最高裁判事指名のニル・ゴーサッチ 凍死を避けるためトラックを離れた運転手に不利な裁決を下した唯一の判事

    最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチは本日22日、3日目を迎えた指名承認公聴会に出席するため、連邦議会に赴きます。ゴーサッチは21日、上院司法委員会のメンバーから10時間以上にわたり質問を受けました。中でも厳しい質問が集中したのは、凍死を避けようとして車両を離れたために解雇されたトラック運転手が起こした雇い主に対する訴訟で、ゴーサッチが運転手に不利な裁定を下した件についてでした。この裁判の詳細とゴーサッチのその他の裁定記録について、「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長のクリステン・クラークに話を聞きます。また下院司法委員会で監査・調査担当主任顧問を務めたエリオット・ミンクバーグとも議論します。

    dailynews date: 
    2017/3/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • FBI長官 「トランプの大統領選とロシアとの関係を捜査、オバマがトランプを盗聴した証拠はない」

    連邦捜査局(FBI)長官のジェームズ・コメイは、トランプ大統領の選挙活動が2016年の大統領選に影響を与えるためにロシアと協力していたどうかについて捜査していることを認めました。コメイはさらに、オバマ前大統領が大統領選中にトランプタワーのトランプの電話を盗聴していたというトランプの根拠のない主張を支持する「情報」をFBIは「もっていない」と述べました。国家安全保障局(NSA)の局長マイケル・ロジャーズもまた、オバマ前大統領が英政府通信本部(GCHQ)にトランプタワーを盗聴するよう依頼したというトランプ大統領の主張を否定しました。ウェブサイト「エンプティウィ―ル・ドット・ネット」(EmptyWheel.net)を運営するジャーナリストのマーシー・ウィーラーに、さらに詳しく話を聞きます。また、ニューヨークタイムズ紙のピュリッツァー賞受賞ジャーナリストであるエリック・リプトンからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/3/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • フェデラリスト協会とコーク兄弟がトランプに求める連邦司法再形成の裏側

    指名承認公聴会の2日目を迎える、米連邦最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチに世間の注目が集まっていますが、トランプには他に123の埋めるべき連邦判事職があります。なぜなら、共和党上院議員たちがオバマが指名した候補者たちの多くを阻止したからです。当番組では「フェデラリスト協会」(Federalist Society)の幹部であるレオナード・レオという人物が、いかにトランプによる米司法の勢力地図書き換えに重要な役割を果たしているかを検証します。ニューヨークタイムズ紙のピュリッツァー賞受賞ジャーナリストであるエリック・リプトンに話を聞きます。彼は最近、In Gorsuch, Conservative Activist Sees Test Case for Reshaping the Judiciary(「ゴーサッチについて、保守派活動家は司法再形成のテストケースと見ている」)というタイトルの記事を共同執筆しました。

    dailynews date: 
    2017/3/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ニール・ゴーサッチの言論の裏にあるもの その経歴に現れる保守政策と結束した攻撃的な判事像

    米連邦最高裁判事に指名されたニール・ゴーサッチは3月21日、指名承認公聴会の2日目のために再び米国議会に向かいます。3月20日の公聴会で、民主党上院議員たちは繰り返し、ゴーサッチの経歴と、故アントニン・スカリア最高裁判事の後任としてオバマ前大統領が指名したメリック・ガーランドを受け入れることを拒否した共和党議員たちを批判しました。ゴーサッチ判事には、人種、性別、年齢、障害、政治的差別と報復的扱いに関連する連邦レベルの裁判で、雇用者に不利な判決を下してきた長い歴史があります。アメリカ進歩センター行動基金(Center for American Progress Action Fund)の上級研究員で、ブログサイト『シンクプログレス』(ThinkProgress)の司法セクション編集者であるイアン・ミルハイザーから話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは"The Judge Gorsuch who spoke in the Senate today is nothing like the man who wrote his opinions"(「きょうのゴーサッチ判事の上院での発言は彼が書く意見とは全く違った」)です。

    dailynews date: 
    2017/3/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 活動家:ICEによる移民の権利活動家の勾留が政治的報復であることは明白

    バーモント州バーリントンでは、少なくとも3名の著名な移民の権利活動家がここ数日の間に逮捕されました。セサー・アレックス・カヒーヨ、エンリケ・バルカサール、ズーリー・パラシオスの3名です。全員が「移民の正義」(Migrant Justice)のリーダーまたはメンバーです。キーケのニックネームをもつバルカサールはバーモント州司法長官の移民問題担当グループで働いていました。このグループはトランプ大統領の移民政策に対応するために創設されたものです。詳しくは「移民の正義」活動家のウイル・ランベックと話します。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 米軍の攻撃により民間人死者が激増 トランプ大統領は犠牲者を制限する政策の破棄を要求

    米軍は16日木曜日、シリアのアレッポ地方にある反政府軍支配下の村に対してドローン攻撃を行い、49人が殺されました。監視団体によれば、死者の大部分は祈祷のためにモスクに集まった民間人でした。米国防総省はアルカイダメンバーの集会だったと主張しています。その翌日には、ソマリア人難民42人がイエメン海岸の近くで攻撃用ヘリコプターにより銃撃されました。ソマリアは、サウジアラビアをこの攻撃の実行者として非難しています。目撃者の証言によれば、米国製のアパッチヘリがこの攻撃に使用されました。報道プロジェクト「空中戦争」(Airwars)の調査報道記者サミュエル・オークフォードと話します。オークフォードの報告によれば、2カ月前のドナルド・トランプ就任後、米軍の空爆による民間人死者は増加しています。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 大学の同窓生:ニール・ゴーサッチは反アパルトヘイト運動や公民権活動家を攻撃する一方でコントラを擁護

    ニール・ゴーサッチの連邦最高裁判事承認公聴会が始まります。1980年代、コロンビア大学時代に極右の政治的立場をとっていたゴーサッチについて、同窓生のジョーダン・クシュナーと話します。ゴーサッチは学生時代、右翼的学生新聞「連邦主義者新聞」(Federalist Paper)を共同創設しました。AP通信社の報道によれば、連邦主義者新聞やコロンビア・デイリー・スペクテイター紙(コロンビア大学の学生新聞)への寄稿記事でゴーサッチは、大学が南アフリカ投資をやめることは大学への寄付を減らしかねないとし、反アパルトヘイト運動を批判していました。彼はまた、大学内の反人種差別運動や黒人が主導する運動を批判していました。一方ではイラン・コントラ汚職事件の渦中にあったレーガン政権を擁護しました。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アリ・バーマンが暴露 ニール・ゴーサッチは投票妨害を助けた共和党活動家を称賛

    トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したニール・ゴーサッチの承認公聴会が始まりました。ゴーサッチの投票権に関する経歴を検証します。ネイション誌の上級寄稿記者アリ・バーマンと話します。バーマンの最近の記事は「ニール・ゴーサッチはメールで投票妨害を助けた共和党活動家を称賛」です。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 連邦最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは「大企業・大口寄付者・権力者の味方」と法学教授

    本日20日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したニール・ゴーサッチの指名承認公聴会が上院で始まります。ニール・ゴーサッチは故アントニン・スカリア最高裁判事の後任候補です。ゴーサッチが上院で承認されれば、最高裁は保守派5人リベラル派4人となり、保守派が辛うじて多数を制します。ニール・ゴーサッチは指名を受けてアントニン・スカリアを称えました。第10連邦巡回控訴裁(高裁)判事を務めたゴーサッチは、オバマケアのもとで保険適用となっていた避妊費用を、ホビー・ロビー社が拒否できるか否かが争われたホビー・ロビー社裁判で会社側に有利な判決を下しています。ゴーサッチ判事はこれまで、人種、性、年齢、障害、政治に基づく差別や報復に関する連邦裁判において、被雇用者に不利な判決を下してきた長い経歴をもっています。フォーダム大学の法学教授ザファ・ティーチアウトと話します。ティーチアウトは最近ニューヨーク州から下院議員選挙に出馬しました。最近のワシントン・ポスト紙への寄稿記事は「最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは大企業・大口寄付者・権力者の味方」です。

    dailynews date: 
    2017/3/20(Mon)
    記事番号: 
    1

Pages