本日は調査報道記者アーロン・グランツに、彼の新著Homewreckers: How a Gang of Wall Street Kingpins, Hedge Fund Magnates, Crooked Banks, and Vulture Capitalists Suckered Millions Out of Their Homes and Demolished the American Dream(『家を壊す者たち』:ウォール街の中心人物、ヘッジファンドの大物、悪徳銀行やハゲタカ資本家がいかにして数百万人を家から追い出し、アメリカンドリームを破壊したか』)について話を聞きます。この新著は、住宅の「差し押さえ危機」とも言われる2008年の金融危機の衝撃的な後遺症と、その後の「復興」は、どれくらいが大手のプライベート・エクイティ(未公開株投資)企業による「差し押さえ物件の買い占め」の結果なのかを検証しています。2008年の住宅危機で米国の数百万の家庭が財産を失いましたが、その一方で、この危機ではトランプ政権の財務長官であるスティーブン・ムニューシンや商務長官のウィルバー・ロス、トランプの長年の友人で側近のトム・バラック、共和党への献金者で大富豪であるスティーブン・シュワルツマンなどトランプの取り巻きたちが多くの富を得たとグランツは言います。