5日に行われた知事選や州議会選の開票結果が出ました。いくつかの重要な州で民主党が大きな勝利を収めています。バージニア州では、民主党が25年ぶりに上下両院で過半数を制覇しました。ケンタッキー州の知事選では、民主党の州司法長官アンディ・ベシアが、トランプの支援を受けた共和党の現職マット・ベビンを接戦で破りました。一方、ミシシッピ州の知事選では、共和党の副知事テート・リーブスが、民主党の州司法長官ジム・フッドを破りました。また全国各地で、候補者たちが新たな歴史を作りました。ペンシルバニア州スクラントンでは、ペイジ・コグネッティが、民主党の登録党員でありながら独立候補として出馬して、最初の女性市長に選出されました。彼女はまた、就任後出産する初の市長になります。12月が出産予定です。ガザラ・ハシュミは、リッチモンドの郊外地区で勝利し、バージニア州上院議員に選ばれた初のイスラム教徒女性となりました。そして、ダニカ・ロームは、バージニア州議会下院の第13地区選挙で反LGBTの共和党候補を破って再選を果たし、カミングアウトした初のトランスジェンダー議員として、2度目の歴史を作りました。5日の選挙では、いくつかの重要な州民投票も行われました。ニューヨーク市の有権者はランキング投票(ranked-choice voting)を承認しました。