【20/11/06/1】いくつかの州でまだ開票作業が続いている中で、トランプ大統領が選挙が不正に操作されているという根拠のない主張を声高に訴えたため、トランプ支持者の一部が暴力を用いて開票プロセスを混乱させる懸念が高まっています。トランプ支持者は、フェニックス、ラスベガス、アトランタ、デトロイト、フィラデルフィアの投票所で抗議行動を行っています。フィラデルフィアでは警察が2人の男を逮捕しました。AR-15で武装した男達がバージニア州から車でペンシルバニアコンベンションセンターを襲撃しに向かっているとの情報が入ったからです。一方、トランプ大統領の元選挙参謀スティーブ・バノンは、アンソニー・ファウチ医師とクリストファー・レイFBI長官の首を刎ねろと呼びかけました。調査ジャーナリストのアラン・ネアンは、「トランプや共和党の過激派は、人口構成においては少数派であり、投票数でも少数派です。この少数派による支配を、彼らは強固なものにしようとしています。「大多数の国がそうであるように、最も多数の票を得た者か大統領になる仕組みであれば、今のような状況にはならなかったでしょう」。