【20/10/23/2】22日(木)の大統領候補者討論会で、トランプ候補とジョー・バイデン候補は人種と刑事司法をめぐるそれぞれの経歴をめぐって論争しました。トランプ大統領は、刑事司法改革の取り組みを推進しながらも、同時に 「厳罰主義」のレトリックへの依存は継承しています。トランプ大統領はまた、バイデン候補が「1994年の犯罪法」(クリントン大統領が推進した過去最大規模の犯罪取り締まり法)の法案を起草し、また米国の大量投獄を強化する他の立法も支持したことを非難しました。このことについて、バイデン候補は「間違いだった」と認めました。カラー・オブ・チェンジ政治活動委員会(PAC)の広報担当者ラシャド・ロビンソンは、バイデンが非を認めたことは、政治家に対し人種正義に関して継続的に圧力をかけていくことの重要性を浮き彫りにしたと述べています。「民主党はこの問題をトランプへの嫌悪に落とし込むだけではだめです。それだけではなく、彼らは引き続き、人々の生活を変え、道をふさいできた障害や垣根を取り払うための政策を打ち出し、戦い続けなければいけません」とロビンソンは言います。