【20/10/05/3】ブレオナ・テイラーの家族はケンタッキー州知事アンディー・ベシアに対して、新しい特別検察官を任命し裁判を再開するよう求めています。家族によれば、同州の司法長官ダニエル・キャメロンは偏見のない検察官としての任務を果たさず、テイラーにとって公正な裁判を進めたであろう嫌疑を意図的に大陪審に提出しなかったことが新しく公開された大陪審の録音テープで確認されました。キャメロンは15時間に及ぶ録音テープを公開するよう命じることに応じましたが、これは裁判官の命令期限である10月2日正午寸前のことでした。テイラーの家族の公民権弁護士であるベン・クランプは、「公開された録音は私たちの予想通りでした。誰もブレオナ・テイラーを有利にする証拠を提出していなかったのです」と言います。ケンタッキー州のアティカ・スコット民主党下院議員とも話します。スコット議員は先月、ルイビルで事件の公正な裁きを求めて抗議をしている最中に逮捕され、テイラー殺害事件に関わった警官たちが直接訴追されているにも関わらず、第1級暴動罪、解散命令への不服従、不法集会容疑での起訴に直面しています。