デイリーニュース

  • DNAテスト拒否 FBI誤認捜査認めるもミシシッピ州が5月7日夜にウィリー・マニングの死刑執行へ

    (米国東部夏時間、午後3時25分更新:ミシシッピ州最高裁はウィリー・マニングの執行猶予を認めました)

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    2013/5/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ロバート・フィスクが語るシリアの内戦、化学兵器“大騒動”、イスラエル攻撃に対するオバマの支援

    米国がシリアへの介入を強める方向に進んでいますが、英紙「インディペンデント」の中東特派員を長年務めるロバート・フィスクに話を聞きます。首都ダマスカス周辺での取材のため2週間のシリア滞在から帰国したばかりのフィスクが、彼が“化学兵器大騒動”と呼ぶシリア内戦の最新情報を伝えてくれます。フィスクは戦闘ではシリア政府軍が優勢だと言います。イスラエルの最近のミサイル攻撃に対するオバマ大統領の「恥ずべき」支持についてもフィスクの意見を聞きます。「シリアが化学兵器を使用したかどうか、私に聞かないでください」とフィスクは言います。「ありえないことではありませんが、証拠は何もありません。我々が理解すべきことは、これは宣伝戦で野蛮な戦争であり、何千人もの人が命を失っているということです。」

    dailynews date: 
    2013/5/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 調理の再生がいかに食糧システムを救い、我々を健康にし、民主主義を育てるか、マイケル・ポーランが語る

    本日は、米国を代表する作家の一人で食と食糧政策の思想家、マイケル・ポーランにたっぷりと話をききます。ポーランは、『雑食動物のジレンマ─ある4つの食事の自然史』、 『ヘルシーな加工食品はかなりヤバい―本当に安全なのは「自然のままの食品」だ』など食についてのベストセラー本をいくつか執筆しています。ポーランは新著Cooked : A Natural History of Transformation(『調理という名の変換─博物学の視点から』)の中で、調理を取り戻すことが、私たちの食糧システムをより健康にそして持続可能にするために誰にでもできる一番大切な一歩かもしれないと語っています。「加工食品を売るための意図的なたくらみにより食文化がむしばまれています。家庭料理は、ゼネラル・ミルズやケロッグなどの食品企業、あるいはマクドナルドに対する挑戦です。通常家族全員がひとつの料理を共にするからです」。ポーランはまた、「スローフード」運動についても話します。「スローフードとは、善、クリーン、公平な食を意味します。社会正義に配慮し、食材がどのように育てられ、いかに人道的で農薬を使っていないかに心を配ります。スローフードとは、家族の空間を取り戻し、食品製造業者の影響力を家庭外にとどめることなのです。家族との食事はとても大事です。

    dailynews date: 
    2013/5/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 国境越えの死者増加 メキシコ側はオバマに移民改革の中心に人権を据えるよう要請

    オバマ大統領はエンリケ・ペーニャ・ニエト大統領との会談のため2日間のメキシコ訪問に旅立ちました。会談のテーマの1つは米国の移民法改革です。メキシコシティの米国大使館前では抗議者たちがオバマに対し移民法を抜本的に見直すという公約を守れと訴えました。季節労働者家族大衆会議と組織運動「アクシオン・ミグランテ(Acción Migrante)」の主催者マルコ・カスティーヨに話を聞きます。メキシコから国境を越えようとする出稼ぎ労働者たちの死亡事例が続いていることに関して、カスティーヨは「国境警備」ではなく人権こそが政策変更の中心課題になるべきだと訴えます。「私たちはいま米墨国境において人道的危機を経験しているのです」と彼は言います。

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    2013/5/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アンジェラ・デイビスら アサタ・シャクールのFBIテロリスト指名手配を非難

    亡命中の元ブラックパンサー、アサタ・シャクールが女性では初めてFBIの最重要指名手配テロリストに加えられて一夜が明けました。アフリカ系アメリカ人のもう1人の伝説的活動家アンジェラ・デイビスと、シャクールの長年の弁護士であるレノックス・ハインズに話を聞きます。デイビスはカリフォルニア大学サンタクルズ校の教授で、最近の映画Free Angela and All Political Prisoners(『アンジェラとすべての政治犯を解放せよ』)の主人公です。彼女は、FBIの今回の動きは40年前にシャクールや他のブラックパンサーを狙ったときと同じで、政治的な動機によるものだと主張します。「この行為はまさにテロリズムの論理そのものの反映に思えます。今日、闘争にかかわっている人々を怖がらせるためのものとしか考えられません。40年前というのはずいぶんと昔のことに思えますがが、21世紀初頭のいまになっても、私たちは同じ問題で戦っているのです──警察の暴力、医療保険、教育、投獄された人々」。ラトガーズ大学の刑事司法学教授ハインズは1973年からシャクールの弁護士を務めています。「これはニュージャージー州やマイアミ州選出の連邦議員による政治的な策動です。キューバ政府に圧力をかけ世論を煽動するのが目的です」とハインズは言います。

    dailynews date: 
    2013/5/3(Fri)
    記事番号: 
    2
  • アサタ・シャクール本人の稀少録音:FBIの最重要指名手配テロリストとされた活動家

    元ブラック・パンサーのアサタ・シャクールを、 FBIが最重要指名手配テロリストのリストに加えました。彼女が有罪を宣告された殺人事件は40年も前の出来事です。本名はジョアンヌ・シェシマールで、1973年の銃撃戦でニュージャージー州警察官を射殺したとして有罪となりました。シャクールはずっと無罪を訴え続け、連邦当局の政治迫害だと非難しています。彼女は1979年に脱獄してキューバに政治亡命しました。その彼女が5月2日、FBIのテロリスト手配リストに最初の女性として追記されたのです。彼女を捕まえた者への報奨金は2倍の200万ドルに増やされました。1998年にキューバを訪問した教皇ヨハネ・パウロ2世にあてた公開書簡を朗読した彼女の録音を放送します。FBIは法王に彼女の引き渡しを促すように依頼していました。「(FBIの)COINTELPRO(破壊活動を封じ込めるための秘密作戦)の標的になった結果、私は監獄生活か地下生活か亡命か死かという脅威に直面しました」と当時のシャクルは言っています。「私の前にも後にも、ニュージャージー州の司法制度の犠牲者はいます。ニュージャージー州警察は人種差別と残虐さで悪名高いのです」。シャクルによる書簡の朗読はSoundCloudで最後まで聞くことができます。

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    2013/5/3(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ホセ・セラーノ下院議員:決定的なラティーノ票が ワシントンでの移民議論の流れを変えた

    数万人の移民が5月1日のメーデー行進に加わり、議会に包括的な移民改革法案を通過させるよう求めました。ロサンゼルスからアラバマ、シカゴ、そしてニューヨークまで、大規模なデモに市民が集まりました。これら集会と時を一にして、上院の超党派「8人組み」が起草した移民改革法案が、下院に提出されました。議会の作業委員会の提案には、移民が連邦裁判所に出廷し、米移民法違反で有罪をまず認めてからはじめて、市民権を申請できるという条件も含まれ、このプロセスには少なくとも10年がかかるとされています。オバマ大統領は、移民法改革議論において更に表立った役割を果せるかを模索中ですが、この問題は5月第1週のメキシコとコスタリカ訪問でも要点となるとみられています。ニューヨーク選出の民主党下院議員ホセ・セラーノに話をききます。

    dailynews date: 
    2013/5/2(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 罰せられる島ヴィエケス:米海軍追い出し運動成功後10年経っても環境汚染に苦しむプエルトリコ

    プエルトリコのヴィエケス島では、米海軍が同島を爆撃練習所として使うことを止めてから10年が経ったのを記念し、数千人が集いました。1940年代より米海軍は、ヴィエケス島の約4分の3近くを爆撃練習や、戦争訓練、古くなった弾薬の廃棄場所として使用しました。爆撃は、非暴力の市民的不服従キャンペーンの後、停止されましたが、島民の苦しみは現在もつづいています。米海軍によれば、現在の清掃作業ペースでは、60年間の爆撃訓練がもたらした環境的損害をすべて取除くのに2025年までかかります。先日は漁師が巨大な不発弾を水中で発見しました。ヴィエケス島の約1万人の住民には、過去に行われた軍の爆撃活動を原因とする可能性がある喘息や癌などの病気を治療する病院設備もありません。「軍側はヴィエケス島の清掃に本気で取り組む気はなく、2003年に米海軍を追い出した罰を、同島に与えつづけているのです。この作業はきちんとした管理もされず、地域社会の参加もなしに行われているのです」と「ヴィエケス島救済開発委員会」(Committee for the Rescue and Development of Vieques)のロバート・ラビンは言います。加えてプエルトリコ出身でニューヨーク選出の下院議員ホセ・セラーノにも話をききます。

    dailynews date: 
    2013/5/2(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 米がシリアの反体制派に武器提供へ動く中 化学兵器攻撃報道に対する疑問も浮上

    バッシャール・アル=アサド大統領と戦うシリアの反体制派に、オバマ政権が近々、「殺傷兵器」の提供を始めると報道されています。ある高官の話しでは、オバマ大統領は「直接的な軍事目的を持つ支援」に関する最終決定をここ数週間以内に下すことになるだろうとワシントンポスト紙は報道しています。シリアの反体制派はすでに西側の支援者に、対戦車兵器と地対空ミサイルの提供を要請しています。この動きは、イスラエルと米国の情報筋によるシリア政府が化学兵器使用したとする非難を受けて生じたもので、4月30日、オバマ大統領はシリアで化学兵器が使用されたとあれば「状況は一変する」と発言しました。オンライン・ニュースサイト、「グローバル・ポスト」(GlobalPost)のシリア担当の上級記者トレーシー・シェルトンに話を聞きます。シェルトンの最新記事は”Syria: The Horrific Chemical Weapons Attack that Probably Wasn’t a Chemical Weapons Attack”(「シリア: 恐怖の化学兵器攻撃が 実は化学兵器攻撃ではなかった可能性」)です。シェルトン記者は「シリア紛争の人道的悲劇について、無視したり忘れたりできない報道」を行ったとして、先月ジョージ・ポーク賞を受賞しました。

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    2013/5/2(Thu)
    記事番号: 
    1
  • テニスのナブラチロワ プロスポーツ界で最初にカムアウトした先輩としてNBAのコリンズ選手を祝福

    全米バスケットボール協会(NBA)のジェイソン・コリンズ選手が、自分がゲイであることを公表し今週のスポーツニュースの見出しを独占しています。彼は現役選手としてカムアウトした米主要スポーツ史上初の男性選手となりました。コリンズは自分のカムアウトはテニス界の伝説的選手であるマルチナ・ナブラチロワに触発されたとコメントしています。ナブラチロワは1981年にカムアウトし、同性愛者であることを公表した最初のスポーツ選手の1人です。彼女は4大国際大会で計59回の優勝を果たし、ウィンブルドン・シングルスでも9回優勝の最多記録を持ちます。本日はコリンズのカミングアウトとLGBTの人権問題でのもう1つの新たな成果、結婚と同様の法的権利を提供するコロラド州での同性間シビルユニオン(市民的結合)の法制化について、ナブラチロワに話を聞きます。ナブラチロワは1992年、コロラド州が州憲法修正を行い州法や地方条例が定める少数派への公民権保護を、同性愛者および両性愛者に拡大適用することを禁じた際に、その合憲性を問う集団訴訟の原告団に名前を連ねました。「コリンズ選手のカミングアウトは一陣のそよ風のようです。彼は先駆けになったのです」とナブラチロワは言います。「友だちや家族に対してカムアウトするにはものすごいガッツが必要です。大半のゲイにとって、カミングアウトは人生で最もトラウマを伴う経験なのです。

    dailynews date: 
    2013/5/1(Wed)
    記事番号: 
    3

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