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2018年11月26日(月)

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  • ミシシッピ州では27日、共和党の現職シンディ・ハイドスミス議員と民主党のマイク・エスピー候補との間で大接戦となった上院議員選挙の決選投票がおこなわれます。ミシシッピは2年前の大統領選挙でドナルド・トランプが20ポイントの差をつけて大勝した州です。エスピー候補が勝てば同州では南北戦争後のレコンストラクション(再建期)以降で初のアフリカ系上院議員の誕生となります。対立候補の現職ハイドスミス議員は、白人だけが通う人種隔離主義の高校を卒業した人物で、最近も南軍のキャップを被り他の南部連合グッズに取り巻かれてポーズした写真が話題になりました。今月に入ってからも選挙の支持者をたたえて、「公開の絞首刑に招いてくれたら最前列に座ります」と言っている映像がインターネットで急速に広がりました。ミシシッピ州はかつて、米国の私刑(リンチ)の中心地と考えられていました。「貧者の運動」(Poor People's Campaign)の共同代表で「破れを繕う者」(Repairers of the Breach)の上級講師を務めるウィリアム・バーバー牧師に話を聞きます。バーバーは最近、投票を呼び掛けるためにミシシッピ州に赴きました

  • 米国の保護を求めて中米から亡命希望者が押し寄せているメキシコのティフアナで24日、厳重な警備が敷かれた国境線を越えようとする者が出たため、米国の国境警備隊が人々に催涙ガスを発射しました。母親や小さい子供たちは催涙ガスの拡散で息を詰まらせ、泣き叫ぶままに放置されました。彼らはホンジュラスやグアテマラ、エルサルバドルから、暴力や貧困、大量の失業から逃れて来た移民です。「貧者の運動」(Poor People's Campaign)の共同代表で「破れを繕う者」(Repairers of the Breach)の上級講師を務めるウィリアム・バーバー牧師に話を聞きます。

  • ホワイトハウスは、気候変動についての憂慮すべき報告書をブラックフライデー(11月の第4金曜日)に発表しました。年間で最も報道が滞るブラックフライデーに発表したのは、気候変動を否定してきたトランプ大統領の立場と真っ向から矛盾する1656ページにのぼる政府のアセスメントをもみ消すためとみられます。「全米気候アセスメント報告書」(the National Climate Assessment)と呼ばれるこの報告書は、気候変動の影響を免れる地域は米国のどこにもなく、温暖化は山火事の増加やインフラの崩壊、大気汚染、農作物の破壊、疫病の増加につながると警告しています。報告書はさらに、地球温暖化で今世紀終わりまでに米国経済が10%縮小することもありえると指摘します。これらの所見は、環境保護のための規制は雇用にダメージを与え、経済成長を妨げるというトランプ政権の主張への鋭い批判となっています。同報告書で気候変動が人間の健康に与える影響についての章の筆頭執筆者を務めた、シアトルにあるワシントン大学の国際保健学教授、クリスティー・エビに話を聞きます。

  • 気候変動についての憂慮すべき報告書がまた新たに発表されました。今回は、地球温暖化を公然と否認してきたホワイトハウスによる報告です。環境保護団体「350.org」共同創設者のビル・マッキベンと、公衆衛生学研究者のクリスティー・エビをゲストに迎え、トランプ大統領の環境政策、アレクサンドリア・オカシオコルテスが唱えるグリーン・ニューディール、気候変動の高まる脅威と闘うには何が必要かについて議論します。

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