デイリーニュース

  • 「まるで戦場のよう」:街頭から病院まで、目撃者と医師が爆破の被害者救助に奔走

    ボストン・マラソンの爆破事件後、ボストンの医師は、爆発の被害者に対し少なくとも10件の切断手術を行ったと報じられています。「マサチューセッツ総合病院」(Massachusetts General Hospital)の外傷外科医は、多くの患者は爆弾自体の破片、あるいは爆発によって生じた破片により負傷したと言っています。2人のゲストとともに事件の報道を続けます。一人は「ベス・イスラエル・ディーコネス医療センター」(Beth Israel Deaconess Medical Center)の医師で、4月15日の爆発の被害者を治療したマイゲル・ギブソンで、彼の息子もこのマラソンに参加していました。もう一人は、ボストンを拠点に活動するレポーターで、Esquire.comの政治ブログのライターであるチャールズ・ピアスです。

    dailynews date: 
    2013/4/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 平和活動家のカルロス・アレドンド:ボストン・マラソンの被害者救助でヒーローと称賛される

    平和活動家のカルロス・アレドンドは、“帽子の男”として知られるようなりました。ボストン・マラソンの爆破の直後、車椅子に乗った血だらけの被害者の切断された動脈を押さえている、カウボーイハットをかぶった彼の映像が広く伝えられ、多くの媒体でヒーローとして報じられたからです。アレドンドにとって悲劇はこれが初めてではありません。彼は、自分の息子で海軍上等兵のアレクサンダー・アレドンドが2004年にイラクで死亡して以来、イラク戦争反対の主要人物として活動してきました。もう一人の息子ブライアンは2011年に自殺しました。カルロスと彼の妻メリダから、ボストン・マラソンの爆破と、被害者を助けるために即座に取った対応について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/4/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ボストン・マラソンの“恐ろしい光景”:2回の爆発で3人が死亡、負傷者多数 四肢切断被害者も

    4月15日のボストン・マラソンの爆破事件で、3人が死亡、少なくとも144人が負傷、うち17人が重体です。2回の爆発は13秒の間隔をあけて、この歴史あるレースのゴールライン近くの100ヤード(約90メートル)離れた2つの場所で起こりました。多くの被害者が爆弾自体の破片、または爆発によって生じた破片による負傷を受け、少なくとも10件の切断手術が行なわれたと報じられています。今回の爆発は、1995年のオクラホマシティの攻撃以来、米国で起きた最悪のものです。今のところ誰も逮捕されておらず、犯行声明も出ていません。

    dailynews date: 
    2013/4/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 納税期日:大勢が慌てて申告する中、税金が戦争に使われることに拒否する抗議行動

    本日は4月15日、多くの米国民が期日に間に合うよう所得税を慌てて申告する納税期日です。また、全米各地で、人々が税金を戦争の資金として使うにことに対する抗議行動を計画している日でもあります。全米各地で何十もの地域社会で、今も続く無人機やミサイル、爆弾への莫大な政府支出に抗議するデモが、内国歳入庁(IRS)や連邦政府庁舎、武器製造工場で計画されています。戦争抵抗者連盟(War Resisters League)が公開した最新の円グラフによると、連邦税の47パーセントは何らかの形で戦争に使われています。殺傷兵器にお金を出すことに抗議する立場を明らかにするため、一部の国民は、軍への資金供給を個人的に拒否しています。これらの納税拒否者たちは、連邦所得税の全額又は一部支払いを拒む─そして代わりに人道活動にこのお金を寄付する─ことで、禁固刑の危険性にさらされています。本日は、全米戦争税拒否運動連絡委員会(National War Tax Resistance Coordinating Committee)のエド・ヘドマンに話を聞きます。彼は40年間にわたって、納税額のうちの連邦税部分を支払わず、その分を非営利組織や人道的活動に割り充て続けています。

    dailynews date: 
    2013/4/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ベネズエラのチャベス革命は続くか? マドゥロが大統領選に接戦で勝利

    ベネズエラで14日、先月、がんで死去した故ウゴ・チャベス大統領の残りの任期の後任者を決める大統領選挙が投開票され、チャベス政権時の外相兼副大統領だったニコラス・マドゥロが接戦で勝利しました。ベネズエラの選挙管理委員会は、マドゥロの得票率が50.7パーセント、最大野党党首のエンリケ・カプリレス・ラドンスキの得票率が49.1パーセントと発表しています。故チャベス大統領が得票差11パーセントでカプリレスを破った10月の大統領選よりもはるかに僅差の結果でした。Comandante : Hugo Chávez’s Venezuela(『コマンダンテ:ウゴ・チャベスのベネズエラ』)の著者ローリー・キャロルと、経済・政策研究所(Center for Economic and Policy Research)共同代表のマーク・ワイズブロットの討論をお届けします。

    dailynews date: 
    2013/4/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トーマス・ガンブルトン司教 性的虐待犠牲者のために発言 活動家としての生涯を振り返る

    新教皇フランシスコは教皇庁に対し性的虐待事件への毅然とした対応を命じました。退職したデトロイトのトーマス・ガンブルトン司教に話を聞きます。ガンブルトン司教は自らも性的虐待の被害者であり、2007年、聖職者による性的虐待事件の時効を引き延ばすオハイオ州法案に公然と支持を表明した後に職を辞するように強いられました。ガンブルトンは昨晩、ここニューヨークで行われた「司祭による虐待の被害者のネットワーク(Survivors Network of those Abused by Priests)」の資金集めイベントで講演しました。ガンブルトン司教はまた、数十年にわたる平和および正義、公民権運動の指導的発言者で、カトリックの平和団体「パックス・クライスティ」や飢餓と戦う「ブレッド・フォー・ザ・ワールド」の創設にも尽力しました。その彼に、デトロイトの貧困、ペルーの反政府運動に加担して投獄された米国人ロリ・ベレンソン、戦争税の不払い運動、同性婚に関する教会の姿勢への異議、反核運動、そして解放の神学についても聞きます。

    dailynews date: 
    2013/4/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • シャリフ・クドゥースとリナ・アタラー エジプトのマスメディア、 ムバラクからモルシに続く 宗教間衝突と国家による暴力を語る

    エジプトでは、ホスニ・ムバラク元大統領を退任に追いこんだ2011年の蜂起の際に起きたデモ参加者の強制的な失踪や、拷問、殺害に軍の関係者が関与していたことが、新たな事実が明らかにされました。こうした容疑にもかかわらず、ムハマド・モルシ大統領は、6月の選挙を経てエジプト軍最高評議会より政権委譲されてから、軍関係者の追訴を拒否してきました。今回の新事実発覚は、エジプトではイスラム教徒と、キリスト教の一宗派であるコプト教徒間の宗教間暴力が高まる中で起こりました。最新の状況についてデモクラシー・ナウ! 特派員でネイション・インスティテュート(Nation Institute)のフェローでもあるシャリフ・アブデル・クドゥースと、カイロを拠点とする英字新聞でオンライン版も発行するエジプト・インディペンデント紙(Egypt Independent)編集長リナ・アタラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/4/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • フアン・ゴンザレス:移民法の議論は「21世紀の米国のありようを巡る闘い」

    3月10日、人道的な改革を求め数万人が連邦議会議事堂に集まりましたが、機を一にして米上院で草案作りが進んでいる超党派の移民法改革法案の詳細が明らかになりました。同法案では、米国とメキシコとの国境付近の監視とパトロールの大幅な強化が要求されていると報道されています。ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、移民当局は、米南部国境の完全な監視と、特定地域における90%の不法入国阻止率を保証しなくてはならなくなるといいます。それが達成されてはじめて、全米約1100万人の在留資格の無い移民に、永住権申請が認められることになります。この一連の過程には少なくとも10年はかかるとみられています。議会におけるこの先行き不透明な移民法議論を、デモクラシー・ナウ! 共同司会者でニューヨーク・デイリー・ニュース紙のコラムニスト、フアン・ゴンザレスは「21世紀の米国のありようを巡る闘い」と呼びます。

    dailynews date: 
    2013/4/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 市民権を求める集会:人道的な改革を求め 連邦議会議事堂で数万人が大集会

    全米から集まった数万人の移民が、労働運動やその他の賛同者と一緒になって、4月10日「市民権を求める集会」(Rally for Citizenship)を首都ワシントンを開催しました。デモ参加者は、連邦議会に米国の移民法を改正し、1100万人の在留資格のない移民に市民権獲得への道を提供するよう求めました。改革を求め集まった人々には、カリフォルニア州の農業労働者や、アラバマ州の掃除作業者もいました。そして親に連れられて米国に入国したものの、在留資格が無いことを理由に、高校卒業後、大学入学にも就職にも苦労している若い活動家も参加しました。今回の集会について、17歳のニューヨークの「ドリーム法」運動活動家キャサリン・タバレス、全米黒人地位向上協会(NAACP)会長ベンジャミン・ジェラス、超党派で協力し移民法草稿を作成する「8人組み」(Gang of Eight)上院議員のひとりで、ニュージャージー州選出の民主党ロバート・メネンデス議員の演説をお届けします。

    dailynews date: 
    2013/4/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イスラエル人ジャーナリスト アミラ・ハス パレスチナ人の抵抗の権利を擁護したことで自国で攻撃の的に

    アミラ・ハスはガザ地区や西岸地区で20年近くも生活しそこから報道を続けている唯一のユダヤ系イスラエル人のジャーナリストです。このところ彼女には脅迫や嫌がらせメールが洪水のように送られ、彼女の訴追を求める声さえもあがっています。それは彼女がイスラエルの暴力的な占領に対するパレスチナ人たちの権利を擁護する記事を書いたからです。ハスはパレスチナ人の若者たちがイスラエルの兵士に向けて投石するのを「外国による支配の対象となっている者たち誰もが持つ生まれながらの権利と責務だ」として擁護しました。「パレスチナ人たちに対して毎日どれほどの暴力が使われているのか」という事実をイスラエル人たちは否定し続けているのだとハスは言います。「自分たちの暴力について、暴力を振るわれる側にはそれに抵抗する権利があるということを聞きたくないのです」。本日はハスをスタジオにお招きし、その記事に対する反応と最近の米国務長官ジョン・ケリーの同地域への訪問について話してもらいます。和平交渉の再開とパレスチナ経済の解放を謳いながらも、オバマ政権は占領の現状を維持したいと思っているのだとハスは言います。

    dailynews date: 
    2013/4/10(Wed)
    記事番号: 
    2

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