米政府の大量の極秘文書をウィキリークスへ公開したブラッドリー・マニング陸軍上等兵の裁判が来週6月3日にも始まります。マニングは「公になって然るべき」だと感じていたという極秘文書などを不当に使用した罪は既に認めていますが、より重い罪である敵対勢力のほう助に関しては否認しています。現在ロンドンのエクアドル大使館に保護されているウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジはマニングの裁判を「人々がジャーナリストと話をしたり、公の場で発言することを怖がるように仕向けるための「裁判ショー」だと言います。アサンジはいまもスウェーデン送還を避け続けていますが、その法的立場に関しても話します。彼はスウェーデンに戻れば、そこから米国に送還され、すでに大陪審が秘密裏に彼を告発しているとされている米国で、マニングが漏洩した外交通信文書を公開した罪で自らが起訴されるのを恐れているのです。