デイリーニュース

  • 独占放送: 判事が強制給餌を許可 47日間ハンスト中のカリフォルニア州受刑者が発言

    長期の独房監禁に抗議してハンストを続けるカリフォルニア州の受刑囚たちに対し、連邦判事が強制的に食事を与えることを許可して数日が経ちました。今日は、7月8日以来抗議のために何も食べていないその受刑囚の1人、トッド・アシュカーの発言の録音を独占放送します。 彼はこのハンガーストライキの発案者の1人でもあり、1987年に囚人仲間を殺害した罪で終身刑を受け、ペリカン湾刑務所の厳重監禁棟に何年にもわたって収監されています。また、カリフォルニア州刑務所医療サービス(California Correctional Health Care Services)の広報担当者ジョイス・ヘイホーがデモクラシー・ナウ!のルネ・フェルツの質問に答えたインタビューを放送します。他に受刑者仲介チーム(Prisoners Mediation Team)と受刑者ハンガーストライキ連帯連合(Prisoner Hunger Strike Solidarity Coalition)双方のメンバーで、子供を持つ受刑者のための法律サービス(Legal Services for Prisoners with Children)でソロス・ジャスティス・フェローでもあるアザデー・ゾラビにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/8/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「勇敢さに力をもらった」:トランスジェンダー活動家チェルシー・マニングを賞賛 一方で禁固中の待遇に懸念

    ウィキリークスへの米機密文書漏洩罪で、軍事法廷が禁固35年の刑を言い渡した翌日、ブラッドリー・マニングは自身のジェンダーを女性に変更し名前もチェルシー・マニングとすると発表しました。「自分の人生が次の段階へと移るにあたり、私はみなさんに本当の私を知ってもらいたいと思っています」とマニングは言いました。「私はチェルシー・マニングです。私は女性です。いま自分が感じていること、そして子供のころから感じてきたことを思えば、できるだけ早くホルモン療法を受けたいと思っています。みなさんがこの過渡期にある私を支えてくださることを望みます」。この声明はマニングが軍事刑務所でいかに扱われるのか、ホルモン療法を受けられるのか、その他より広い意味でトランスジェンダーとしての権利や待遇の問題など、多くの問題を提起することになりました。2人のゲストに話を聞きます。ローレン・マクナマラはフロリダに住むトランスジェンダー活動家で2009年にオンラインを通じてマニングの親しい友人となり、その後軍事法廷でも証言しました。チェイス・ストランジオはアメリカ自由人権協会(ACLU)のLGBTプロジェクトの専従弁護士です。

    dailynews date: 
    2013/8/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • シリアの活動家 グータでの毒ガス攻撃を語る 「こんな死に方は見たことがない」

    ダマスカス近郊での化学兵器によると見られる攻撃に関して国際的機関による調査を受け入れるよう、シリア政府への圧力が高まっています。シリアの反体制派によれば、政府部隊が反体制派が支配するグータ近隣に毒ガスを発射し数百人を殺害したということです。今週YouTubeにアップされたビデオには被害者であふれる病院の取り乱した様子や死んだ子供たち、そして数限りない遺体が映っていました。これが毒ガスによるものだと確認されれば、シリアで2年前に反体制派勢力が蜂起して以来の最も暴力的な事件であり、国際的にもここ数十年で最悪の毒ガス攻撃ということになります。この事件は国連調査団がこの前の毒ガス攻撃を捜査するために同国に到着してわずか数日後に起きました。シリアから人権違反証拠文書センター(Human Rights Violation Documentation Center)の弁護士で人権活動家のラザン・ザイトゥネーに話を聞きます。この攻撃の結果を目撃し、彼女は「自分たちの目を疑うほどです」と言います。「自分の今までの人生でこんな死に方は見たことがありません」。ロンドンのインディペンデント紙で中東特派員を長年勤め最近シリア取材から戻ったパトリック・コウバーンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2013/8/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「私はチェルシー・マニング。 私は女です」:ブラッドリー・マニング ジェンダーの転換を発表

    ブラッドリー・マニング被告の弁護を務めたデビッド・クームズは声明を読み上げ、マニングが女性へのジェンダーの転換を行い、名前もチェルシー・マニングに変更すると発表しました。「人生の次の段階に移行するにあたり、みなさんに本当の私を知ってもらいたいと思います」とマニングは発表しました。「私の名前はチェルシー・マニング。私は女性です。自分の気持ち、子どもの頃から感じていたことに従い、できるだけ早くホルモン療法をはじめたいと思っています。この変化について皆さんに私を支持してもらいたい。」クームズ弁護士によれば、マニングは自分の性的アイデンティティの問題を公表するつもりありませんでしたが、2010年の逮捕のあとそれが表に出てしまったといいます。

    dailynews date: 
    2013/8/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「彼は米国のためになることをするつもりだった」: 禁固刑35年言い渡しを受けてマニングの弁護士初めての長時間インタビュー

    8月21日ブラッドリー・マニング上等兵が禁固刑35年の判決を言い渡された直後、マニングが性転換を発表する前、独立系ジャーナリスト、アレクサ・オブライエンが、マニングの弁護を務めたデビッド・クームズに、同訴訟についての初のインタビューを行いました。オブライエンは、マニング裁判をすべて取材した数少ないジャーナリストの一人で、裁判記録を一番に一般に公開してきました。デモクラシー・ナウ!はこのインタビューを独占放送します。クームズ弁護士は米政府がいかに機密情報を利用したかについて、判決に対するマニングの反応について、そして裁判のどれだけの部分が一般の目から隠されているかについて語ります。「実際にこのような量刑が課されるとは信じられません」とクームズ弁護士はオブライエン記者に言います。「非公開の審理を含め、すべての審理に出席して、すべての証拠を聞いたとしても、禁固刑35年の処罰を妥当とできるような証拠はありませんよ。仮に実際の被害があり、マニングが本気で米国を傷つけるつもりで、あるいは機密情報を売って個人的に利益を得ようとしていたのだったら、どのような量刑になったのかと考えてしまいます。マニングには真の意図があったんです。彼はアメリカのためになることをするつもりだった。彼は人々に、イラクで起っていることを考えて欲しいと思っていた。

    dailynews date: 
    2013/8/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ブラッドリー・マニング:「自由な社会で暮らすためには ときに高い対価を払わなければならない」

    米陸軍ブラッドリー・マニング上等兵は8月21日、イラクとアフガニスタンでの戦争、及び米国の外交政策に関する70万点以上の機密文書とビデオをウィキリークスに漏らした罪で、禁固35年の判決を言い渡され、軍より不名誉除隊されました。この判決は、過去にメディアに情報を漏らしたどの国家公務員に対する処罰よりも、大幅に長いものです。7年ほど経てば、マニングは仮釈放される可能性もあります。判決を言い渡された直後に発表した声明で、マニングはオバマ大統領に恩赦を求めました。「機密情報を公開しようと決めたのは、祖国への愛と人々への義務感からでした」と、弁護士のデビッド・クームズが読み上げたマニングの声明にはあります。「恩赦を却下された場合は、自由な社会で暮らすためには、ときに高い対価を払わなければならないのだと考えながら服役します」

    dailynews date: 
    2013/8/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 【速報】ブラッドリー・マニングに禁固35年の判決

    米陸軍の内部告発者ブラッドリー・マニング上等兵にウィキリークスへの機密文書漏洩罪で禁固35年の判決が言い渡されました。スパイ行為、窃盗、不正行為で7月に有罪を宣告され、最高で禁固90年の可能性もありました。35年という判決は自動的に刑事控訴軍事法廷に持ち込まれ、マニングは量刑の短縮を求めることができます。2010年5月に逮捕されて以来すでに1293日を刑務所で過ごしていますのでその分は量刑分から差し引かれることになります。

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    2013/8/21(Wed)
    記事番号: 
    9
  • ワシントン大行進とキング師の最も有名な演説から50年 語られざる歴史

    雇用と自由のためのワシントン大行進が行われたのは1963年です。その50周年まであと1週間ですが、数日後の今週土曜24日にはこれを記念した大規模なマーチが予定されています。この時間は、これまで忘れられてきた歴史を掘り起こしてみることにします。1963年8月28日、25万人以上がアフリカ系アメリカ人の直面する差別と失業と経済的不平等に抗議してこの国の首都に結集しました。今では多くの人々がこの大行進を公民権運動における重要な転換点だったと認めています。この大行進の背景にある、語られることのなかった歴史を振り返り、マーティン・ルーサー・キング師の有名な「私には夢がある」の演説が、彼の政治的遺産と同様、多くの人に誤って理解されたままになっていることについて考えます。「あの演説と大行進の理解のされ方は、星条旗にくるみ込むようなものです。数あるアメリカ精神の具現の一例として見られているようですが、実際には、あれは大規模な、多人種による反体制行動だったのです」と言うのは The Speech: The Story Behind Dr. Martin Luther King Jr.'s Dream (『あの演説:マーティン・ルーサー・キング師の「夢」の背後にあった物語』)の著者ゲーリー・ヤングです。「当時の権力者たちは心底これ(大行進)をやらせたくなかった。

    dailynews date: 
    2013/8/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 英国のメディア弾圧:グリーンウォルドのパートナーを拘束し、ガーディアン紙にスノーデンのファイルを破棄するよう強制

    オバマ政権は、国家安全保障局(NSA)の大規模なスパイ活動を暴露したガーディアン紙のジャナーリスト、グレン・グリーンウォルドのパートナーであるデビッド・ミランダをイギリス当局者らが拘束するという事前通告を受けていたことを認めました。ミランダは8月18日、英国テロリズム法第7条に基づいて、罪状なしで拘束できる最大時間である9時間、ロンドンのヒースロー空港で拘束されました。ミランダは、拘束について英国内務省に対して訴訟を起こすと発表しました。一方、ガーディアン紙は、英政府が同紙に対して、スノーデンの機密文書を破棄するか、それらを英当局者らに渡さない限り法的措置をとると脅しをかけてきたことを明らかにしました。「要するに、いま危機に瀕しているのは、人間が威厳を保つ能力、ジャーナリストが情報源に対して誠実でいられる可能性、そして自由な民主主義という概念全体です。」と、コンピュータ・セキュリティのリサーチャーで、空港で何度も拘束されて尋問されたことのあるジェイコブ・アッペルボームは言います。

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    2013/8/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • マット・タイビ:学生ローンバブルが若者世代に負わせる負債と経済への脅威

    オバマ大統領は、ごく最近、連邦政府の補助金を受けている学生ローンの金利を、2015年まで、比較的低く抑える法案に署名しました。ローリング・ストーン誌の政治記者マット・タイビに、米国の大学の高い学費と、それを支払うための学生ローンを連邦政府が伸張させているという事実が経済に与える大きな脅威について話を聞きます。タイビは、新たな記事"Ripping Off Young America: The College-Loan Scandal"(『搾取される米国の若者:大学ローン・スキャンダル』)の中で、次のように記しています。「学生ローンの適正ではない金利は、米国の高等教育の暗い秘密です。ローンの費用そのものより、問題なのは、その元金です。つまりインフレ率の2、3倍の高騰を見せている、あきれるほどに高い学費です。この高騰は、2008年以前の数年間に急騰した住宅価格の動きに不気味なほどに似通よった上昇傾向を見せています。真実に近づいてみて明らかになるのは、ここ数年にわたって若者世代に対して体系的に行われてきた、恥ずべきで弾圧的な暴虐です。」タイビは、連邦政府は次の10年間で、学生の借り手たちに何の抜け道を与えることなく、学生ローンで1850億ドルを捻出しようとしていると言います。「ギャンブラーですら、破産宣告をするこことができます。

    dailynews date: 
    2013/8/20(Tue)
    記事番号: 
    1

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