民主党全国委員会(DNC)は18日、サンダース陣営のスタッフが候補者指名争いのトップを走るクリントン候補が所有するデータに不適切に閲覧したとして、同陣営が重要な有権者データにアクセスすることを一時停止しました。有権者のデータはコンピュータの不具合により一時的に閲覧可能になっていました。DNCはサンダース陣営の提訴を受けて措置を撤回しましたが、サンダース陣営は同上院議員の選挙戦を妨害しようとしているとして、党執行部を批判しています。DNCはまた、討論会の回数を制限したり、土曜日の夜のような視聴率の低い時間帯に討論をすることによって、クリントンを支援していると非難されています。Salon.comのコラムニストでクリントン大統領の元アドバイザーのビル・カリーに聞きます。カリーは、民主党全国委員会は意図的に討論会を妨げていると述べ、デビー・ワッサーマン・シュルツ委員長はその責任を取って辞任すべきだと主張します。「民主党は政党でなければいけません。健全な社会であれば、縁故主義やインサイダー取引が行われないように監督する人々が選ばれ、それによって民主党は民主的プロセスを遂行するのです」とカリーは言います。「革新的な党であるはずの民主党はもはや、大企業のPAC(政治行動委員会)で資金集めをする少数のワシントン内部関係者の抵当に入ってしまいました。