米国とパキスタンの軍事高官が今日、イスラマバードで会談します。昨年11月にNATOの空爆によって24人のパキスタン兵士が死亡して以来初めての高官会談です。この会談の開催はオバマ大統領とパキスタンのユーセフ・ラザ・ギラニ首相の会談の翌日ということになります。この二国の関係は秘密裏に遂行されたオサマ・ビン・ラーデンの殺害作戦、無人機攻撃の増加、CIAの契約職員であるレイモンド・デイビスによる2人のパキスタン人の殺害、そして前出の昨年11月の空爆をめぐって悪化しきっています。ラホールを拠点とするベテランのパキスタン人ジャーナリストであるアハメド・ラシッドに、彼の新著、Pakistan on the Brink: The Future of America, Pakistan and Afghanistan(『瀬戸際のパキスタン: アメリカ、パキスタンそしてアフガニスタンの未来』)について語ってもらいます。