コネティカット州の議員たちは、今後の有罪判決で課される死刑を廃止する法案に最終的な承認をしました。この法案は、これに署名して法律として成立させると公約したコネティカット州知事のダンネル・マロイに提出されました。これでコネティカット州は、ここ5年間に死刑を廃止した5番目の州となり、全米51州のうちでは17番目の州となります。これによって、最高裁の違憲審査申請のために活動家たちが必要としている26州にまた一歩近づきました。「これは2011年9月の黒人のトロイ・ディビスの死刑執行以来の我々の初めての勝利なのです」と全米黒人地位向上協会(NAACP)のベン・ジェラスは言います。「我々の国の人権問題を考える上で苦労して得た進展なのです」。