デイリーニュース

  • フアン・ゴンザレス:絶望的に援助が必要な難民たちが、全米各地の空港に

    共同司会者のフアン・ゴンザレスは6月23日にダラス・フォートワース空港にいました。そこで彼は拘留施設から最近釈放されたばかりの中米からの難民家族らに出くわしました。グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスから来た家族たちは、移民税関捜査局(ICE)により、なんのガイダンスもフライト情報を調べる手助けをする通訳も無しに、置き去りにされていました。家族らは、すでに米国に住んでいる家族と再会できるようさまざまな都市へ向かう旅の途上のようでした。グアテマラからの家族たちの場合、ほとんどの人はスペイン語も話せず、先住民の言語を話していました。英語を話せる人は一人もいませんでした。手持ちのお金もなく、アメリカン航空の従業員からの支援は皆無でした。数人の空港職員、主に整備作業員などが、食糧や毛布その他の支援品を提供して、中米からの見捨てられた難民を援助しようとしていると述べました。こうしたシーンは米国全土の主要空港のどこででも見られます。

    dailynews date: 
    2019/6/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 右翼武装集団に支援されたオレゴン州の共和党議員州外へ逃亡 歴史的な気候関連法案の可決引き延ばし

    オレゴン州議会では11人の共和党議員が画期的な気候関連法案を可決するのを避けるため、6月20日に州議会から逃亡してから約1週間が経ちましたが、いまだにこう着状態が続いています。逃げた議員の何人かはアイダホ州に隠れていると見られています。造反した共和党議員を支援する右派の武装集団が暴力行為の可能性をちらつかせたため、残りの議員たちは州都セイラムの州議会を閉鎖しました。この気候関連法案は、二酸化炭素排出量取引制度を州全体で施行することにより二酸化炭素排出量を減らすことを目指しています。オレゴン州の上下両院で実権を握る民主党には、法案表決の必要定足数を満たすために、造反共和党議員のうちの少なくとも2人が必要です。オレゴン州選出の民主党下院議員カリン・パワーに話を聞きます。彼女はオレゴン州の「二酸化炭素削減合同委員会」(Joint Committee on Carbon Reduction)の共同議長で、排出量取引(キャップ・アンド・トレード)法案の共同発起人です。

    dailynews date: 
    2019/6/25(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ジョナサン・コゾル 「ジョー・バイデンは人種分離主義者を称えただけではない 人種統合のバス通学に数年にわたって反対した」

    米国のジョー・バイデン前副大統領は6月第3週、ミシシッピ州選出のジェームズ・イーストランドとジョージア州選出のハーマン・タルマッジという2人の分離主義の上院議員との1970年代と1980年代の彼の「市民的」関係を回想して大きく報道されました。バイデンの最新のコメントはニュースになりましたが、この前副大統領が過去に何をしたかについてはほとんど注目されていません。1970年代、当時上院議員だったバイデンは学校の人種統合のための(学区を越えた)バス通学というデラウェア州の試みを厳しく批判していました。全米図書賞を受賞した作家のジョナサン・コゾルにバイデンの行動の歴史について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/25(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプが新たな制裁 イランは米国が「外交の道を永遠に閉ざした」とコメント

    トランプ大統領は6月24日、イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師とイラン外交トップのモハンマド・ジャヴァド・ザリフ外相を含む何人かのイランの重要人物を標的に、イランに対する新たな制裁を課すと発表しました。イランはこの動きによってイランと米国の「外交の道は永遠に閉ざされた」と述べました。この最新の緊張関係は、6月20日にイランによって米国のドローン(無人機)が撃墜された後に起こりました。イランはドローンが同国の領空に入っていたと主張しますが、米国はドローンは国際水域の上空だったと主張しています。米軍は報復としてイランを直接攻撃する準備をしていましたが、トランプが土壇場で爆撃を中止したと報じられています。イラン系米国人の作家、分析家、全米イラン系米国人協議会(National Iranian American Council)の元代表、かつ創設者のトリタ・パルシに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エクアドルの拘置所から釈放されたオラ・ビニが出演 プライバシー保護活動家でアサンジの友人

    エクアドルの判事は先週、正式な罪状なしに2カ月以上拘束されていたスウェーデン人プログラマーでデータプライバシー保護活動家のオラ・ビニの釈放を命じました。ビニは、ウィキリークス編集者ジュリアン・アサンジの友人です。ビニは、アサンジがロンドンのエクアドル大使館から英国当局によって強制連行された同じ日に、エクアドルの首都キトで逮捕されました。釈放されたビニにキトから話を聞きます。ビニは、エクアドル政府へのハッキングの疑いで調査を受けており、キトにとどまっています。ビニは「拘束されていた70日間と釈放後から現在までの全プロセスにわたり、われわれは一貫して、私がいったい何をしたのかと検察に聞いてきました。彼らは依然としていかなる答えも出していません」と語ります。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 第二次大戦で強制収容された日系米国人 移民の子どもをフォートシル陸軍基地に収容する計画に抗議

    米国の強制収容所を生き延び高齢となった日系米国人5人が22日(土)、オクラホマ州のフォートシル陸軍基地で市民的不服従の行動を展開しました。トランプ政権は7月から、同基地で移民と難民の子どもたち1400人の無期限拘束を開始する計画です。フォートシルは1942年、日系米国人男性700人を収容する強制収容所として使われました。第二次世界大戦中、米国政府は70カ所以上の施設に約12万人の日系米国人を監禁し、フォートシルはそこに含まれる14の米軍基地の一つでした。フォートシルは2014年、オバマ大統領によって初めて、中米での暴力を逃れてやって来た亡命を求める移民の子どもの収容所として使われ始めました。大戦中の強制収容所の生存者の子孫もフォートシルでの平和的な抗議行動に参加しました。「Tsuru for Solidarity(連帯のための鶴)」の共同代表を務めるマイク・イシイに話を聞きます。イシイは22日、フォートシル陸軍基地での行動を組織した一人です。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • テキサスの移民収容所を訪問した弁護士「誰かが死んでもおかしくない」 混乱・病気・危険に直面する移民の子どもたち

    AP通信は先週、テキサス州エルパソ市近郊クリントにある国境警備隊の施設で少なくとも250人の移民の幼児、児童、10代の若者が十分な食料や水、衛生設備なしに1カ月近く監禁されていると報じました。衝撃的な報道に怒りの声が高まっています。子どもたちはシャワーを浴びたり、清潔な服に着替えたりすることができない状態が数週間続いており、病気と混乱が広がっていると同施設を訪れた弁護士は語っています。この報道と同じ週、トランプ政権は国境で拘束されている子どもに政府が歯ブラシやせっけん、ベッドを提供する必要はないと連邦裁判所に主張しました。別の報道によれば、他の多くの移民収容所も同様に劣悪な状況にあります。テキサス州クリントの施設で拘束されている子どもに接見した弁護士のウォレン・ビンフォードに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米国支援の治安部隊に母を殺されたルクレシア・マックがグアテマラ議会のメンバーになる

    詐欺と汚職が目立つグアテマラの総選挙で、ルクレシア・エルナンデス・マックは、同国で政治に希望を与える数少ない新人議員の1人です。彼女は革新政党モビエント・セミラ(Movimiento Semilla)からグアテマラ議会に立候補し、当選しました。グアテマラの最高選挙裁判所は20日(木曜)、先週の日曜日(16日)の大統領選挙及び議会選挙の後に浮上した詐欺疑惑の中で、再集計を行うと発表しました。エルナンデス・マックはグアテマラの著名な人類学者ミルナ・マックの娘です。ミルナ・マックは1990年9月11日、36年にわたる残虐な内戦の中で米国主導のグアテマラ治安部隊に殺害されました。ヘルナンデス・マックは2016年、グアテマラの保健省を率いる初めての女性となりましたが、グアテマラ現大統領ジミー・モラレスが国連支援のグアテマラ免責防止国際委員会はもはや歓迎されないと発表した後、辞任しました。彼女が収めた歴史的な勝利について、グアテマラの元検事総長テルマ・アルダナとルクレシア・エルナンデス・マックに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • グアテマラ大統領選挙から締め出されたテルマ・アルダナ 国中が汚職に「捕まっている」と発言

    グアテマラの最高選挙裁判所は20日(木曜)、16日(日曜)に実施された大統領選挙及び議会選挙の後に浮上した詐欺疑惑の中で票の再集計を行うと発表しました。同国の中道左派党モビエント・セミラ(Movimiento Semilla)が推す主要大統領候補の一人だったテルマ・アルダナ前検事総長は、この選挙に出馬することを禁じられ、殺害の脅迫と逮捕令状を出されたことで国外に逃げることを余儀なくされました。グアテマラの最高検察官時代、アルダナは、CICIGとして知られる国連支援のグアテマラ免責防止国際委員会と共に、汚職容疑をかけられた何百人もの政治家や実業家の調査に力を貸しました。アルダナは、自分に対する刑事告発は、グアテマラの汚職防止運動における彼女の働きに対する報復だと言います。今週の初め、アルダナと話をしました。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ボルトン&ポンペオが戦争推進を続ける傍らトランプはイラン攻撃を取り止める

    危険が高まりましたが、報じられたところによると、トランプ大統領は一度承認した軍事攻撃を突然中止させました。その動きがあったときには、すでに作戦は初期段階が進行中で、軍艦と軍用機がすでに攻撃態勢に入っている状態でした。テヘラン大学の教授で2015年のイラン核交渉に携わったモハンマド・マランディに、テヘランからお話しいただきます。また、イランに関する数冊の著書があるニューヨーク市立大学教授で歴史家のアーバンド・アブラハミアンにも話を聞きます。トランプがイランと戦争をしたいかどうかは結局のところ問題ではない、とアブラハミアンは言います。ボルトンやポンペオたちが出した「ホワイトハウスの長期的アジェンダ」の方がずっと攻撃的です。「要は彼らはイスラム共和国を破壊したいのです」。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    1

    https://www.democracynow.org/2019/6/21/trump_cancels_iran_strikes_after_... 米軍偵察ドローン(小型無人機)を墜落させた報復に米国がイランを爆撃する

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