デイリーニュース

  • こう留児童数過去最大 トランプ政権は1600人の子供たちをテキサスのテント村へ移送

    トランプ政権は、こう留中の移民児童を全米中の施設からウエスト・テキサスの荒涼としたテント村へ移送しています。ニューヨークタイムズ紙は、毎週数百人の子供が施設からテント村に送られ、テント村は現在1600人を収容していると報じています。この施設内には学校がなく、子供たちが法的サービスを受ける機会も限られています。米政府は現在、記録的な1万3000人の移民児童をこう留。アメリカ自由人権協会(ACLU)の副法務部長であるルイス・メリングに話を聞きます。彼女は「私たちは現在、史上最大数の子供をこう留しています」と、言います。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 性的暴行告発の信頼性と党派閥志向の懸念から アメリカ自由人権協会、カバノー承認に公式に反対

    アメリカ人権自由協会(ACLU)は、ブレット・カバノー判事の最高裁への指名承認に反対することを表明しました。ACLUの全米理事会が最高裁候補への反対を投票で決定したのは、ACLUの98年の歴史の中でこれがたったの4回目です。ACLUの代表であるスーザン・ハーマンは「無党派団体であるACLUは、カバノー判事がどのように判決に票を投じるかの予測に基づいて彼に反対はしない。私たちは彼に対する性的暴行の告発が信頼できると判断したうえで彼に反対する」という声明を出しました。ACLUは4つの州で100万ドルの広告キャンペーンを展開し、決定の鍵を握る、浮動票によって当選が左右される上院議員にカバノーの承認に反対票を投じることを呼びかけています。ACLUの副法務部長で、ACLUの自由センター部長であるルイス・メリングに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • カバノーの同窓生がジョージタウン・プレップの卒業生たちに性的暴行とパーティー文化について沈黙を破ることを要請

    最高裁判事候補のブレット・カバノーに対する告発について連邦捜査局(FBI)が限定的な捜査を進めていますが、カバノーの母校である男子校高校、ジョージタウン・プレップスクールの同窓生から成るグループが卒業生に対し、この元同級生がおこなった性的暴行について情報を持っているなら名乗り出ようと呼びかけています。カバノーは2015年、カトリック大学コロンバス・ロースクールの聴衆に向けて、「ジョージタウン・プレップで起こったことはジョージタウン・プレップだけの話に」と話しました。しかし嘆願書はこのエリート校の卒業生たちに、「発言することで何らかの個人的犠牲が出るとしても黙っていないでください」と呼びかけています。ブレット・カバノーがジョージタウン・プレップスクールの3年生のときに1年生だったビル・バルボットに話を聞きます。バルボットは嘆願書を共同執筆、同窓生たちに、もし最高裁判事候補が犯した可能性のある性的暴行について情報を持っているなら、名乗り出るよう呼びかけています。

    dailynews date: 
    2018/10/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • クレンショー法学教授 男性の否認は進んで受け入れる社会とは クラレンス・トーマスからブレット・カバノーまで

    トランプ大統領の指名した最高裁判事候補ブレット・カバノーは先週、上院司法委員会で証言し、自身に対するクリスティン・ブラジー・フォード博士の告発とそれに続く一連の展開は民主党が仕組んだ「サーカス」(茶番)だと主張しました。カバノーの言葉は、30年前のアニタ・ヒル証言でのクラレンス・トーマス判事の言葉に重なります。トーマス判事は「これはサーカスだ。国家的な恥だ。(中略)何とかして自分のためを考える機会を賜ろうとする生意気な黒人へのハイテク・リンチだ」と主張しました。アニタ・ヒルの弁護チームを支援したカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校およびコロンビア大学の法学教授、キンバリー・クレンショーに話を聞きます。クレンショーは「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)の創設者です。クレンショーは先週、“We Still Haven’t Learned from Anita Hill’s Testimony.”(「アニタ・ヒル証言から私たちはまだ学んでいない」)と題した記事をニューヨーク・タイムズ紙に寄稿しています。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 上院元補佐官:ブレット・カバノー判事は宣誓下での証言のたびにうそをついた

    上院公聴会で先週おこなわれたクリスティン・ブラジー・フォード博士の証言を受け、FBIは最高裁判事候補ブレット・カバノーの1982年レイプ未遂疑惑に関する捜査に乗り出します。しかし民主党員はFBIの調査範囲は限定的すぎると主張しています。カバノーはこのほかにも飲酒の習慣や卒業アルバムの内容など多くの点について、うその証言をおこない、偽証罪を繰り返したとも批判されています。民主主義に対する企業の影響を調査する団体「ドキュメンテッド(Documented)」の共同代表リサ・グレーブスに話を聞きます。グレーブスは、上院司法委員会の高官指名担当主任顧問、司法省の司法副次官補を務めました。グレーブスは、“I Wrote Some of the Stolen Memos That Brett Kavanaugh Lied to the Senate About”(「上院でブレット・カバノーが嘘をついた『盗まれたメモ』の一部を書いたのは私です」)と題した記事を発表しています。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 性的暴行サバイバーが上院議員に直談判 カバノーのFBI調査開始のきっかけとなる

    アリゾナ州選出共和党上院議員ジェフ・フレークは、トランプが指名した最高裁判事候補を承認する意向を示した後、上院司法委員会での採決に向かう途中のエレベーター内で性的暴行サバイバーの女性2人と対峙することになりました。2人の女性はエレベーターのドアを押さえ、あなたは私たちの痛みを無視していると涙ながらにフレークに訴えました。その後司法委員会に向かったフレークは、カバノーの指名承認を支持しつつも本会議の採決前にFBIの捜査がおこなわれることを要請、議場を驚かせました。トランプ大統領はこれを受け、カバノーに対するFBIの調査を命じました。カバノーの承認を遅らせた女性の一人、アナ・マリア・アーチラに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • クリスティン・ブラジー・フォード「ブレット・カバノーが1982年に私をレイプしようとしたことを『100%確信』」

    27日の歴史的な公聴会での質疑の一部を取り上げます。クリスティン・ブラジー・フォードは27日の上院司法委員会公聴会でブレット・カバノーが1982年の夏に同氏をレイプしようとしたと「100%確信」をもって証言すると述しました。ブラジー・フォードとカバノーは数時間にわたり質問を受けました。上院司法委員会の11人の共和党委員は全員が白人男性ですが、ブラジー・フォードに直接質問せず、性犯罪を専門とするアリゾナ州のレイチェル・ミッチェル検事にその役目を振りました。上院総務ミッチ・マコーネルが「女性アシスタント」と呼んだ人物です。ミッチェルは共和党上院議員たちに代わってカバノーにも質問する予定になっていましたが、ガバノーが1982年夏に参加したパーティーの詳細に関する一連の質問をミッチェルが始めると、共和党委員たちは速やかに止めました。公聴会中、カバノーはブラジー・フォードの申し立てに関するFBI捜査への要請を繰り返し拒否しました。リチャード・ブルメンサル上院議員は、トランプ大統領のFBI調査要請不履行は「隠蔽に等しい」と述べました。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ブレット・カバノー 怒りを抑えきれぬ戦闘的な証言で 性的暴行疑惑を真っ向から否認

    クリスティン・ブラジー・フォードは27日午前、トランプ大統領が最高裁判事に指名したブレット・カバノーに対する証言で、1982年当時高校生だった同氏をレイプしようとした人物はガバノーだったと確信をもって断言すると述べました。ガバノーはブラジー・フォードの主張を繰り返し否定しました。カバノーは、怒りをかろうじて抑え、目に涙を浮かべ何度も声を詰まらせながら、ブラジー・フォードの証言を繰り返し否定しました。カバノーは上院司法委員会の民主党委員たちが承認を頓挫させるため「サーカス(浮かれ騒ぎの見世物)」を演出していると非難しました。カバノーの冒頭陳述の一部をご覧ください。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ブラジー・フォードの断腸の思いの証言にもかかわらず 共和党はカバノー承認採決へ

    カバノーとクリスティン・ブラジー・フォードの衝撃の証言日を終え、共和党主導の上院司法委員会は最高裁判事候補ブレット・カバノーの承認採決へ向け準備を進めています。ブラジー・フォードは、1982年当時高校生だった同氏をカバナーがレイプしようとしたことを「100%確信」していると証言しました。公聴会での証言で、カバノーは無実を訴え、自分は「クリントンの仇をとろうとする」左翼の陰謀の犠牲者にされていると主張しました。ブラジー・フォードの冒頭陳述のすべてをご覧ください。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 経済および人道的危機に直面しているベネズエラに 新たな制裁措置を課すと脅すトランプ

    9月26日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、突然出席を決めた国連総会で演説を行いました。この前日、ドナルド・トランプ大統領はマドゥロ政権の汚職を非難し、妻のシリア・フロレスおよび側近に対する新たな制裁を発表しています。「様々な困難はありますが……私は米国大統領へ手を差し伸べ、両国間の違いやアメリカ大陸における問題について話し合いたいと思っています」とマドゥロは述べました。トランプは26日、マドゥロに会う意思があると発言、ベネズエラの政治的、経済的、人道的混乱を終わらせる支援をするため全ての選択肢を検討中だとしています。トライコンチネンタル:ソーシャル・リサーチ研究所(Tricontinental: Institute for Social Research )理事長で、レフトワード・ブックス(LeftWord Books)編集主幹のビジェイ・プラシャドに話を聞きます。プラシャドはグローブトロッター誌(Globetrotter)の主任記者でもあります。

    dailynews date: 
    2018/9/27(Thu)
    記事番号: 
    4

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