デイリーニュース

  • 右派活動家ネットワークが カバノーへの中絶に関する質問を「反宗教的」と印象付けるために数百万ドルを投入

    クリスティーン・ブラジー・フォードが十代のときに米最高裁判事候補ブレット・カバノーにレイプされそうになったと告発したにも関わらず、共和党は指名承認公聴会を推し進めようとしています。ネイション誌の新たな調査で、秘密の右派活動家ネットワークが、カバノーに対して中絶、LGBTQの権利および大統領の特権に関する質問をするのは「反宗教的な偏見によるもの」だと攻撃するのに数百万ドルを投入したことが明らかになりました。ネイション誌に掲載された衝撃的な新記事 ”Anti-Catholic Playbook”(「『反カトリック』反撃戦略」)を執筆したサラ・ポーズナーに話を聞きます。ポーズナーはネイション・インスティテュート「調査財団」(Investigative Fund)の報道フェローです。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ブラジー・フォードの弁護人:FBIによるカバノー素性調査には レイプ未遂告発への調査も含まれるべき

    米上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長は、クリスティーン・ブラジー・フォード博士が15歳のときの高校のパーティーで、最高裁判事候補ブレット・カバノーが彼女をレイプしようとしたという告発について証言を行うかを、9月21日午前10時までに決めるよう期限を設定しました。しかし、ブラジー・フォード博士の弁護士は、彼女の告発をFBIが捜査するのが先だと主張しています。彼女の弁護士リサ・バンクスは19日に声明を出し「公聴会での証言を急ぐ必要はないし、それは真実を見出すという同委員会の目的に反する」と主張しています。ネイション・インスティテュート「調査財団」(Investigative Fund)報道フェロー、サラ・ポーズナーに話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「生死をわける問題」:トランプ政権による難民の受け入れ制限 歴史的低水準で数千人が命の危機に

    トランプ政権は、米国で再定住できる難民の数を再び削減しました。9月17日にマイク・ポンペオ国務長官は、来年度の難民の新規受け入れ枠を、現在の4万5000人からさらに減らして、歴史的低水準の3万人にとどめると発表しました。実際に入国できる難民の数は、3万人の上限よりもさらに低くなると予想されます。17日の発表は、1980年に米国難民プログラムが創設されて以来、米国大統領が課した最低数の上限となります。オバマ大統領のもとで、難民上限は11万人に達していました。トランプ政権の難民政策について、米アムネスティ・インターナショナルの難民専門家であるライアン・メイスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ノースカロライナ州を2つの嵐が襲っている – ハリケーン・フローレンスと人々を貧困に留める政策

    トランプ大統領は、ハリケーン・フローレンスが記録的な洪水を引き起こした後、数千人もが避難生活をしているノースカロライナ州を訪れます。私たちは同州のローリー在で、「貧者の運動」(Poor People’s Campaign)の共同議長を務めるウィリアム・バーバー師に話を聞きます。嵐で壊滅的影響を受けた地域の中には、米東部海岸で最も貧しい地域が幾つもあります。バーバー師による最近のCNN(オピニオン)記事のタイトルは、“In hurricane wind and waves, the poor suffer most.”「ハリケーンの風と波の中で、貧しい人々が最も苦しんでいる」です。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウィリアム・バーバー牧師:カバノーの最高裁判事就任は、女性、労働者、有権者の権利を危険にさらす

    クリスティン・ブラジー・フォードがブレット・カバノーに対して申し立てている性的暴行疑惑により、トランプ大統領から最高裁判事候補に指名されたカバノーを、上院が承認するか疑問が投じられています。「新判事任命のプロセスは最初からひどいものだった」と、「貧者の運動」(Poor People’s Campaign)の共同議長で、「破れを繕う者たち」(Repairers of the Breach)の代表であるウィリアム・バーバー牧師は言います。「米国は大統領選の総得票数で勝利しなかった大統領を2人も[ブッシュとトランプ]もつはめになりましたが、この2人がとんでもなく偏った人物を4人も最高裁判事に就任させることになるのです」。カバノーは、米国の投票権、労働者の権利、医療福祉そして女性の権利にとって、危険だと、バーバー師は指摘します。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • マイケル・ムーア:米上院はクリスティン・ブラジー・フォードの訴えを真剣に受け止め、カバノーの審理を延期すべきだ

    最高裁判事候補のブレット・カバノーとクリスティン・ブラジー・フォードの両者に対する上院聴聞会は、すぐには進展しないかもしれません。ブレイジー・フォードが、聴聞会で証言する前に、彼女が10代だった時にカバノーにレイプされそうになった件に関するFBIの調査を求めているからです。上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長は、ブラジー・フォードとカバノーの双方に24日に証言するように声をかけましたが、ブラジー・フォードの弁護士たちはその申し出を辞退しています。弁護士らはグラスリーへの書簡の中で次のように書いています。「フォード氏の人生がめちゃめちゃにされてしまったさなかに、あなたと委員会のスタッフは、上院議員20人以上の前でカバノー判事と同じテーブルに着き証言するよう公聴会を予定したのです。それは彼女にとって痛切なトラウマとなった哀しい事件を全米テレビ公開で再び経験しろということなのです」。この書簡は、ブラジー・フォードが複数の殺害予告の脅迫を受け、自宅で暮らすことができなくなっていることも明らかにしました。18日夜、グラスリー上院議員は、クリスティーン・ブラジー・フォードが証言しなくても、最高裁判事の審理を「これ以上遅らせる理由はない」と述べました。オスカー賞を受賞した映画監督マイケル・ムーアに、カバノーとクリスティン・ブラジー・フォードについて話を聞きます。
    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 経済崩壊に続くウォール街占拠運動から10年  協同組合運動が拡大中

    9月第3週は、ウォール街占拠運動(Occupy Wall Street)の7周年で、世界的な金融危機の始まりのきっかけとなった米投資銀行リーマン・ブラザーズの経営破たんから10年です。この金融危機は、ウォール街占拠運動のほか、スペインのM-15運動、ギリシャの反緊縮運動を含む大規模な世界的反資本主義運動の引き金ともなりました。「これらの出来事の記念日にほとんど何もしないということに驚かされます」と、作家で活動家のネイサン・シュナイダーは言います。「あの経済危機の原因に真剣に取り組むことを何もしてこなかったことを、われわれは自覚しているのだと思います。」シュナイダーの新刊は、2008年の金融危機以来再び盛り上がりを見せている、共同所有に基づいた経済の代替モデルについて説明しています。この本のタイトルはEverything for Everyone: The Radical Tradition That Is Shaping the Next Economy(『すべての人にすべてのものを:次世代の経済を形作る急進的な伝統』)です。

    dailynews date: 
    2018/9/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 連邦緊急事態管理局から移民税関捜査局に資金移動 ハリケーン「フローレンス」後の強制送還を恐れて保護を求める移民たち

    ハリケーン「フローレンス」は山場を越えましたが、地方当局は南北カロライナ州とバージニア州の住人たちにとっても最も危険な洪水はこれからだと言っています。数千人が自宅からの避難命令を受け、さらに数百人以上が増水からの救助を求めています。しかし滞在許可を持たない移民たちは、助けを求めることで移民局の法執行対象となることを恐れています。一方、トランプ政権は、こう留施設や強制送還費用の支払いのため、連邦緊急事態管理局(FEMA)の予算から約1000万ドルを移民税関捜査局(ICE)に再配分しました。「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)の受益者で、 ノースカロライナ州グリーンボロを拠点とし「シエンブラNC」(Siembra NC)とアメリカ・フレンズ奉仕団の世話人であるローラ・ガルドゥニョ・ガルシアと、「収容行為監視ネットワーク」(Detention Watch Network)の政策部長であるメリー・スモールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • カバノーに不利な証言をしようとする連邦裁判所の職員を上院が無視 インターセプト誌記事で明らかに

    連邦最高裁判事候補のブレット・カバノーが、高校生時代に、パーティーで15歳の少女をレイプしようとしたという告発を受け、上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長は9月17日に新たな公聴会を開くことを発表しました。カバノーと、告発者である大学教授のクリスティン・ブラジー・フォードの双方が宣誓した上で証言する予定です。カバノーに対する告発が波紋を広げる一方で、ライアン・グリムがインターセプト誌に発表した新たな記事では、弁護士のサイラス・サナイが、やはりカバノーを告発しようとした連邦裁判所の複数の職員の代理として上院議員のチャールズ・グラスリーとダイアン・ファインスタインに何度も連絡をとろうとしたことを明らかにしています。これらの職員たちは、不祥事を起こした第9巡回控訴裁判所のアレックス・コジンスキ元首席裁判官の事務官だったカバノーの職務について話をしたがっていました。コジンスキ―は少なくとも15人の女性への性的嫌がらせによって告発されたことを受け2017年に辞任しました。しかし、サナイはグラスリーとファインスタインから1度も返事をもらいませんでした。カバノーはコジンスキーが性的に不適切な行動をしたところを直接見たことはないと繰り返し述べてきました。インターセプト誌のワシントンDC支局長であるライアン・グリムに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 警官に殺された男性の家族 「ダラス警察がジーンを中傷するのは彼を殺した警官を守るためか?」

    テキサス州ダラスでは、26歳の黒人男性が自宅アパートで白人警官に射殺された事件への抗議が続いています。アンバー・ガイガー警官は2週間前、ボザム・シェム・ジーンのアパートに入って発砲、ジーンを殺害し、過失致死の罪で刑事告発されました。ガンガーは自分のアパートと勘違いしたと警察は主張しています。訴追がなぜ3日間遅れたのか、殺害時になぜガイガーが自分のアパートではないことに気づかなかったかについて疑問の声が高まっています。ジーンの家族は、ジャンのアパートの捜索令状に記載されていた情報を公開したとして警察を批判しています。ジャンの家族の代理人で公民権弁護士のリー・メリットは、警察が身内の警官が処罰されないようにジーンを中傷しようとしているとし、「(26年の生涯にわたって警察沙汰を起こさなかった)ジーンがついに犯罪者になるためには、ダラス警官に殺されることが必要だったのです」と指摘します。

    dailynews date: 
    2018/9/17(Mon)
    記事番号: 
    4

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