中間選挙まで2週間を切りました。ジョージア州の知事選を取り上げます。同州では民主党のステイシー・エイブラムズ候補が、米国初の黒人女性知事を目指して出馬しました。世論調査では、エイブラムズ候補と対立候補のブライアン・ケンプジョージア州務長官が、激しい接戦を繰り広げています。しかし、ここへきてケンプ候補が州務長官の地位を利用して投票抑圧を行なったという告発が持ち上がり、選挙戦は大揺れとなっています。今月に入り、エイブラムズ候補は53,000人分の有権者登録申請が保留されにしているとして、ケンプ州務長官に辞任を求めました。保留された申請の7割がアフリカ系アメリカ人有権者のものですが、同州の人口に黒人が占める割合は3分の1以下です。またケンプ候補に対しては、有権者登録名簿から大勢の有権者を削除したとして投票権活動家も提訴しています。ローリングストーン誌は23日、ケンプ候補が共和党の資金提供者たちとの私的な会話で、投票権を行使するジョージア州民が多すぎることへの懸念を伝える声が記録された録音を発表しました。その数時間後、エイブラムズとケンプは初の公開候補者討論会で、火花を散らしました。ハーバード大学ケネディー政治学大学院のリア・ライト・リガー教授に話を聞きます。