デイリーニュース

  • トランプによるメディケアの削減と軍事費増加の新予算案は「貧困層と中産階級への攻撃」

    トランプ大統領は、米国・メキシコ国境の壁建設費用としての86億ドルと、軍事費の約5%増を求めています。トランプは一方で、メディケア(高齢者向け医療保険)の経費を10年間で8450億ドル削減することを含む、国内支出の大幅な削減を要請しています。トランプはさらに、環境保護局の予算を31%、内務省の予算を14%削減することも求めています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 我々はトランプの納税申告書を見ることになるだろう:徹底調査が大統領の秘密を暴くとデビッド・ケイ・ジョンソンが予想

    ニューヨークタイムズ紙は、ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官が3月11日遅く、ドイツ銀行とインベスターズ銀行にトランプ財団に関する記録を求める召喚状を送ったと報じています。数週間前には、トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが議会で、トランプは財務諸表の自分の総資産を水増ししたと証言したばかりです。コーエンの証言後、ニューヨーク州監査院はトランプ財団への保険仲介業者であるエーオンに召喚状を送りました。下院法務委員会も最近、トランプに最も身近な81の個人・団体に対し文書提出を要求しています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。彼の最新刊のタイトルはIt’s Even Worse Than You Think: What the Trump Administration Is Doing to America(『考えている以上の害:トランプ政権が米国にしていること』)です。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グリーンウォルド:米政府は戦争支持を得るためにベネズエラ救援トラック炎上について偽りを拡散した

    ニューヨークタイムズ紙は、2月にベネズエラ・コロンビア間の国境で「人道支援物資」をベネズエラに運びこもうとしていたトラック数台が炎上した原因は、当時メディアとトランプ高官らが拡散したようなニコラス・マドゥロ大統領の部隊ではなかったことが調査で判明したと報じました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。最新記事は“NYT’s Exposé on the Lies About Burning Aid Trucks in Venezuela Shows How U.S. Government and Media Spread Pro-War Propaganda.”(『対ベネズエラ救援トラック炎上に関する嘘を暴いたニューヨークタイムズ記事 米政府とメディアによる戦争プロパガンダの拡散が露呈』)です。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    4
  • グリーンウォルド:ウィキリークスに不利になる証言を拒否したチェルシー・マニングは報道の自由を助ける

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスとその創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングは、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万件を2010年にウィキリークスに漏えいしたことについての聴取のため、バージニア州東部地区連邦裁判所に召喚されていました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ダニエル・エルズバーグ 「これほど愛国心の強い者は知らない」 チェルシー・マニングの再拘束に

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスおよび創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングはバージニア州東部地区連邦裁判所から召喚され、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万点を2010年にウィキリークスに漏えいした件について聴取されることになっていました。マニングはこの漏えいで2010年から2017年まで刑務所に収容されました。オバマ大統領が任期を終える前にマニングの減刑を認めました。ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者であるダニエル・エルズバーグに、チェルシー・マニングの行動の重要性について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国がメキシコ国境で包括的な機密情報収集 標的はジャーナリスト・弁護士・活動家

    亡命を希望する移民キャラバンの阻止を目的とするトランプ政権の行動を記録していた活動家やジャーナリストについて、米国政府がデータベースを密かに作成していたことが文書で明らかになりました。サンディエゴのメディアNBC 7の調査が明らかにしたところによると、このリストを共有していたのは国土安全保障省、移民税関捜査局(ICE)、税関・国境警備局、連邦捜査局(FBI)です。リストには、米国市民7人を含む10人のジャーナリストのほか、「オーガナイザー」または「扇動者」として約50人の名前が掲載されていました。下院民主党議員たちは現在、政府が作成したこの極秘リストの全面開示を求めています。米政府に標的にされた活動家の1人であるニコール・ラモスに話を聞きます。ラモスは「アル・オトロ・ラド」(Al Otro Lado)の「国境における権利プロジェクト」(Border Rights Project)の代表です。同プロジェクトは、メキシコ・ティファナの亡命希望者たちと協働しています。調査報道サイト「インターセプト」の常任記者ライアン・デベローからも話を聞きます。2月初旬、“Journalists, Lawyers, and Activists Working on the Border Face Coordinated Harassment from U.S.

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 失われた子供たちのアーカイブ:バレリア・ルイセリーの最新小説は米国の移民危機の証言

    国土安全保障省長官キルステン・ニールセンは数日前メキシコ国境で、トランプ大統領の国家非常事態宣言を擁護しましたが、バレリア・ルイセリーと新著『失われた子どもたちのアーカイブ』について話します。この本は、米国に難民として保護を求める移民の子供たちの窮状を調査する母とともに、ニューヨークからアリゾナのメキシコ国境まで旅したある家族の日々を記録しています。

    dailynews date: 
    2019/3/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • イルハン・オマルをめぐる論争は 親イスラエル・ロビーの力を疑問視するのをためらわない米国の新たな風潮を際立たせた

    米国の対イスラエル外交政策に関するイルハン・オマル下院議員のコメントをめぐって1週間にわたり論争を続けた後、米国下院は5日、反ユダヤ主義や反ムスリム的な差別、白人至上主義など様々な形のヘイトを非難する決議を圧倒的多数で成立させました。今日のゲストは、イスラエルの新聞『ハアレツ』の編集委員でコラムニストのギデオン・レビと、政策研究所(Institute for Policy Studies)の研究員で「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)の全国評議員フィリス・ベニス、パレスチニア系アメリカ人の詩人、作家で、ニューヨーク市の活動家レミ・カナジです。

    dailynews date: 
    2019/3/8(Fri)
    記事番号: 
    10
  • 真実を語るときだ:イスラエルのジャーナリスト ギデオン・レビがイルハン・オマルのイスラエル批判を支持

    米国の下院は7日(木)、反ユダヤ主義や反ムスリム的差別、白人至上主義など様々な形のヘイトを非難する決議を、圧倒的多数で成立させました。これは、1週間にわたり民主党国会議員たちが論争した結果です。この論争のきっかけは、民主党下院議員イルハン・オマルが先週のあるイベントにおいてイスラエルに対する米国の外交政策に疑問を呈していた際に反ユダヤ的な表現を使ったとして、何人かの下院議員が彼女を非難したことでした。下院上層部は当初、オマルを直接に叱責するとみられる反ユダヤ主義非難決議の草案を準備していました。しかし多くの進歩的民主党員は、米国史上最初のムスリム女性議員の一人であるオマルが不公平な名指しの批判を受けていると主張しました。民主党内の意見不一致のため民主党指導部は最初の決議案を取り下げざるを得ず、もっと幅広い決議案に切り替えました。イルハン・オマル下院議員も新決議案に賛成し、同じくムスリムのミシガン州選出のラシーダ・タリーブ議員、インディアナ州選出のアンドレ・カーソン議員との共同声明を出し、新決議案を称賛しました。イスラエルの新聞『ハアレツ』の編集委員でコラムニストのギデオン・レビから詳しくききます。彼の最新記事のタイトルは、「どんどん言っちゃえ、イルハン・オマル」です。

    dailynews date: 
    2019/3/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • イルハン・オマルが実際に話したこと 「ヘイトをぶつけられた気持ちを私は知っている」

    米国の下院は7日(木)、反ユダヤ主義や反ムスリム的な差別、白人至上主義など様々な形のヘイトを非難する決議を圧倒的多数で成立させました。採決は賛成407、反対23と、20人余りの共和党議員が反対票を投じました。投票は一週間にわたる激しい論争を締めくくるもので、そのきっかけとなったのは一部の議員たちが、民主党下院議員イルハン・オマルが先週のあるイベントで反ユダヤ的な表現を使ったとして非難したことでした。彼女はそのとき、イスラエルに対する米国の外交政策に疑問を呈していました。オマルは、「私が話したいのは、ある外国への忠誠を押し付ける人々がいても問題はないとする、この国の中の政治的な影響力についてです」と言いました。メディアはおおむね、彼女の発言の中の一つの発言のみに注目していますが、彼女の発言全体を聞いた人は少ないようです。イルハン・オマルが先週、ワシントンDCのレストラン「下っ端給仕と詩人」(Busboys and Poets)でどのように話したのか、彼女自身のことばを聞いてみましょう。

    dailynews date: 
    2019/3/8(Fri)
    記事番号: 
    1

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