3月15日、クライストチャーチの2つのイスラム教礼拝所で白人至上主義者によって射殺されたイスラム教徒50人を悼むニュージーランドで、犠牲者の埋葬が始まりました。今回の銃撃事件はニュージーランド史上最悪のものです。クライストチャーチの虐殺で殺された信者は世界中からやってきた人々で、その多くは安全を求めてニュージーランドに来た移民や難民でした。犠牲者の中には6人のパキスタン人、4人のヨルダン人、4人のエジプト人、そして少なくとも3人のバングラデシュ人が含まれていました。パレスチナ自治政府外務省は、犠牲者のうち6人はパレスチナ出身であると言っています。ニュージーランドのウェリントンにあるビクトリア大学の宗教学講師エバ・ニサに話を聞きます。ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」(Middle East Eye)への彼女の最新記事のタイトルはNew Zealand has been a home to Muslims for centuries, and will remain so(「ニュージーランドは数世紀にわたりイスラム教徒たちのホームだった、そして今後もそうあり続けるだろう」)です。