デイリーニュース

  • ロー・カーナ議員:ホワイトハウスによる機密情報取り扱い権限の付与問題、イエメンでのサウジアラビアによる戦争の支援停止、およびベネズエラについて語る

    米下院監視委員会は、ホワイトハウスの機密許可担当部署の元責任者に議会証言を求める召喚状を出しました。トランプ政権の高官らが、機密情報取り扱い権限の付与を却下されていた25人に関し、「不適格に値する問題点」があるにも関わらず、却下決定を覆し権限を与えたと、内部告発者が明らかにしたためです。カリフォルニア選出の民主党下院議員、ロー・カーナに話を聞きます。「議会による監視は、選択ではない。法律なのです」と、カーナは言います。サウジアラビアとベネズエラに関する最近の議会の動きについても、聞きます。

    dailynews date: 
    2019/4/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「現状維持は持続可能ではない」 メディケア・フォー・オールがオバマケア医療保険の穴を埋める仕組み

    トランプが「医療費負担適正化法」(Affordable Care Act、通称オバマケア)を攻撃する一方で、 メディケア・フォー・オール (公的国民皆保険制度)の可能性が育ちつつある現状を検証しましょう。100人以上の民主党議員が3月、連邦政府による資金で「メディケア・フォー・オール」(Medicare for All)制度を作ることで米国の医療保険を劇的に改造しようとする下院法案を共同提案しました。この法案は、メディケアに歯科、眼科、長期治療を含ませるよう拡大する一方で、すべての米国市民が利用できる連邦政府による医療保険制度を作ろうとするものです。この法案はさらに医療保険料、自己負担金、控除免責金をなくすものです。この法案を支持している「国民医療保険制度を支持する医師会」(Physicians for a National Health Program)の代表アダム・ガフニー医師に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/4/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • トランプがオバマケア廃止の脅しを再開 オバマケアがなくなれば「私も消される」と訴える母親

    トランプ大統領政権下の司法省が、連邦裁判所による「医療費負担適正化法」(Affordable Care Act 通称オバマケア)廃止 の判決を支持してからわずか1週間、トランプ大統領は4月1日の一連のツイートのなかで方針を変え、連邦議会による新たな医療保険制度の採決を2020年の大統領選後まで待つつもりだと述べました。トランプはオバマケアに代わる制度を作ると公約し、そうすれば共和党は「医療保険の党」として知られるようになるだろうと述べていました。4人の子供の母親で、公民権の弁護士であり、「リトル・ロビイスト」(Little Lobbyists)と「医療保険投票者」(Health Care Voter)のメンバーでもあるジェミー・デイビス・スミスに話を聞きます。彼女の娘クレアには多くの深刻な障害があります。デイビス・スミスはワシントンポスト紙への最近の論説で「もしトランプがオバマケアを終わらせれば、娘を生かすために私はすべてなくすでしょう」と書いています

    dailynews date: 
    2019/4/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「このシステムは不正操作されている」 進歩主義者からの圧力 民主党議員たちが企業とPACからの資金受け取りを拒否

    連邦議会に初当選した民主党議員の半分以上が 政治活動委員会(PAC)を通じた企業からの 寄付を受けないと公約していますが、この種の資金供与の拒否を議員たちに求める圧力の高まりについて検証します。ニューヨーク選出の下院議員ニィディア・ベラスケスに話を聞きます。議員経験の長い彼女は政治活動委員会を通じた企業からの寄付を受け取ることを止めました。「民主主義的な制度への信頼を取り戻すために、私たちは有権者に、彼らの声は届いていて、議員事務所にアクセスするのに多額の小切手を切る必要はないと感じてもらう必要があります」と彼女は言います。

    dailynews date: 
    2019/4/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「この大統領は非情だ」 プエルトリコへの災害支援に抵抗するトランプを女性下院議員が非難

    米国史上最悪のハリケーンの1つである「マリア」によって破壊されたプエルトリコへの災害支援をめぐる米国議会内の争いを検証します。4月1日、焦点の異なる2つの災害支援法案が両方とも上院を通過しませんでした。1月の包括法案への付帯条項は下院で可決されたものの、最近の米中西部での洪水への救済金が不足しているとして共和党が支持せず、否決されました。一方、共和党が支持した別の上院案も、法案通過に必要な60票に届かなかったため否決されました。この法案では、プエルトリコの食品購入支援(フードスタンプ)プログラムに当てる予算をたった6億ドルとしており、民主党は、多くのプエルトリコ人たちが2017年のハリケーン「マリア」による破壊からの復旧に今でも追われている中、この額はあまりにも低すぎると言っています。民主党はさらに、支援金はインフラ再建と他の形の災害支援を含むべきと言います。トランプは4月1日夜、これに対してツイッターで反応し「プエルトリコはテキサス州とフロリダ州を合わせたよりもはるかに多くの支援金を得た。それなのに彼らの政府は正しいことを何もすることができない。あの場所はめちゃくちゃだ。何もうまくいかない」と投稿しました。1993年以来、米下院議員を務めているニューヨーク州選出のニィディア・ベラスケスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/4/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「私達の生きる意欲は絶望よりも強い」 「帰還大行進」仕掛け人が語るイスラエルのガザ攻撃

    ガザ地区では3月30日、「帰還のための大行進」(The Great March of Return)の開始1年を記念する大規模なデモが行われ、イスラエル軍はこの日、パレスチナ人4人を殺害、うち3人は10代でした。イスラエル兵がデモ隊に使用した武器は、実弾、催涙ガス、ゴム弾です。数万人のパレスチナ人が、今も続くガザ封鎖の終結と祖先から受け継いだ土地に戻る権利を要求するデモに参加しました。パレスチナ人の詩人でジャーナリスト、平和活動家であるアフメド・アブ・アルテマに話を聞きます。アルテマは「帰還のための大行進」が起こるきっかけを作った一人で、助けを求める声としてこの運動を組織してきました。アルテマは、イスラエルがガザ地区を陸空海から10年以上も封鎖していることに嫌気がさしている、イスラエルはそこに戦争を3回もおこなったのだと言います。

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    2019/4/1(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 本当の移民の危機は 米国メキシコ国境ではなく中米にある

    トランプ大統領は、「北部三角地帯」と呼ばれるグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルへの資金提供を中止すると発表しました。これら3カ国は、亡命を求めて米国・メキシコ国境に押し寄せる移民の主要な源泉となっています。これには子供連れの家族らからなるキャラバンも含まれます。トランプはメキシコとの国境を閉鎖するとも脅しています。トランプはこれに先立ち、軍に割り当てられている資金を国境の壁建設への支払いに使うため、国家非常事態宣言を出していました。受賞歴のある記者で「PBSニュースアワー」の特派員として移民について集中的な報道を行ってきたジョン・カルロス・フレイに話を聞きます。フレイは最近、最初の移民キャラバンとともに、中米から米国・メキシコ国境まで旅しました。

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    2019/4/1(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「合意なき離脱」に直面する英国 メイ首相案を3たび否決した議会は1日にも投票を実施

    英国の欧州連合(EU)離脱の期限が迫っています。議会は3月29日にメイ首相の離脱案を3たび否決したのに続き、4月1日にもブレグジットをめぐる一連の選択肢について投票を行います。英国のEU離脱日は4月12日となっています。議論される選択肢としてはEU関税同盟への残留、ソフトブレグジット、国民投票の再実施がありますが、メイ首相はいずれも拒否していました。ケンブリッジ大学英文学科の講師を務めるプリヤ・ゴパル教授に話を聞きます。ゴパルは、英国のEU離脱の決定は「ネオリベラル、自由市場、惨事便乗型資本主義の性格の強いプロジェクト」だと語ります。

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    2019/4/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 43年:米国史上最長の独房監禁を経験した男性に聞く

    アルバート・ウッドフォックスは元政治囚で、3年少し前に釈放されるまで43年間にわたり独房に監禁されていました。現在、彼は世界中を旅しています。彼の新しい回想録Solitary: Unbroken by Four Decades in Solitary Confinement. My Story of Transformation and Hope(『独房:40年の独房監禁にも屈しない私の変化と希望の物語』)について、スタジオで話していただきます。回想録は彼の幼少期から始まり、家族の世話をし続けた母親がどれほど苦労したか、十代から青年時代にかけて刑務所への出入りを繰り返したこと、ブラックパンサー党員に出会って急進化したこと、ルイジアナ州アンゴラのルイジアナ州立刑務所で最初のブラックパンサー支部を立ち上げ、元綿花農園の悲惨な労働状況を取り上げるに至った経緯などが回想されています。組織設立後間もなく、彼と彼の囚人仲間だったハーマン・ウォレスは1972年、刑務所の看守ブレント・ミラーを刺したとして起訴されました。政治活動を行ったために濡れ衣を着せられたと、2人は無罪を主張し続けていました。ウッドフォックス、ウォレス、そしてもう一人の容疑者ロバート・キングは3人まとめて「アンゴラスリー」として知られるようになりました。

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    2019/3/29(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 世界が見ている:奴隷だった先祖の写真をめぐりハーバード大学を訴えた女性は「歴史がかかっている」と言う

    奴隷の写真を所有する権利は誰が持っているのでしょうか?現在ハーバード大学が所有する19世紀に撮影された写真の中の奴隷の男性パパ・レンティの5代目の子孫タマラ・ラニアに話を聞きます。彼女は、その写真から不当に利益を得ているとしてハーバード大学を訴えています。彼女の弁護士ベンジャミン・クランプにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/29(Fri)
    記事番号: 
    1

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