イラクからシリアにまたがる紛争で世界中で6000万もの人々が祖国を逃れ難民となっています。スコット・アンダーソン記者に新作の徹底レポート"Fractured Lands: How the Arab World Came Apart”(崩れた土地:アラブ世界はどのように分裂したのか)について話を聞きます。『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』印刷版の今週号に全紙面を使って掲載された同レポートは、米政府によるイラク侵攻以降の13年間で中東に起きたことを、エジプト、リビア、シリア、イラク、そしてイラクのクルド人地域に住む6人の人物の視点から検証しています。アンダーソン記者には、Lawrence in Arabia: War, Deceit, Imperial Folly and the Making of the Modern Middle East(『アラビアのローレンス:戦争、策謀、植民地支配の愚行、近代中東の創立』)という著書もあります。