デイリーニュース

  • グリーンウォルド:トランプが大統領に適していないからといってクリントンの調査をやめるべきではない

    メディア各社は、ドナルド・トランプのビジネスと納税履歴について大がかりな調査を始めました。トランプの現在と過去の選対本部長、スティーブン・バノンとポール・マナフォートの経歴と過去の仕事についても詳しく調査しています。しかしその同じメディアとジャーナリストがヒラリー・クリントンへの調査は拒否してはいないでしょうか。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリスト、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/29(Mon)
    記事番号: 
    4
  • グリーンウォルド「サウジ政権と湾岸専制諸国はなぜクリントン財団に数百万ドルを寄付したか」

    ヒラリー・クリントンとクリントン財団をめぐる疑惑が拡大しています。民主党全国委員会のドナ・ブラジル暫定委員長は28日、国務長官だったクリントンがクリントン財団の寄付者らと会っていたことを弁護し、「共和党の候補が寄付者や支持者、活動家と会っても面会と呼ばれるだけだ。民主党候補がそれをすると利害相反と呼ばれる」と語りました。ドナ・ブラジルのコメントは、ヒラリー・クリントンが国務長官だったある時期に、クリントンが会った民間人の半分以上がクリントン財団の寄付者だったことを明らかにしたAP通信の調査報道を受けたものです。AP通信の調査記事は、国務省のスケジュールの公開を求めた3年に及ぶ戦いを経て可能となりました。アナリストは、ヒラリー・クリントンが電話または面会によって会っていた154人のうち少なくとも85人は財団の寄付者だったとしています。ピュリッツァー賞を受賞したジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』のグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。グリーンウォルドの最新記事は、"Why Did the Saudi Regime and Other Gulf Tyrannies Donate Millions to the Clinton Foundation?"(サウジ政権と湾岸専制諸国はなぜクリントン財団に数百万ドルを寄付したか)です。

    dailynews date: 
    2016/8/29(Mon)
    記事番号: 
    3
  • バーニー・サンダースはブラジルの「クーデター」を非難 オバマとクリントンが沈黙を続けるのはなぜか

    バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員は8月初め、民主的に選ばれたブラジルの大統領の弾劾を強く非難するコメントを出しています。サンダースは上院議員としてのサイトで、「ブラジルのジルマ・ルセフ大統領を大統領職から除去しようとする試みに断固として反対することを米国に求める」との立場を表明しました。サンダース議員はさらに、「多くのブラジル人やオブザーバーにとっては、この物議をかもす弾劾裁判は、むしろクーデターに近いものとして映っている」としています。リオデジャネイロにいる調査報道サイト『インターセプト』のグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/29(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 民主主義の完全な転覆:グレン・グリーンウォルドが語るブラジルのジルマ・ルセフ大統領弾劾裁判

    苦境に立たされているブラジル大統領のジルマ・ルセフは29日、自らの弾劾裁判で証言する予定です。多くの人々はこの裁判を、ルセフの右派政敵によるクーデターだと批判しています。ルセフもこの裁判を批判し、国を一つにするために選挙を早く行うよう呼びかけています。弾劾は、ルセフが財政赤字を隠すために政府の会計を不正に操作したという非難が元となっています。今年初めに職務停止を受けたルセフは一貫して無罪の立場を守り、裁判手続きを進めているのは彼女の政敵であり、その目的は自分たちに対する訴追をかわし、ここ数年の進歩的な政策を無にするためだと主張しています。ブラジルの情報公開推進団体「トランスペアレンシー・ブラジル」(TransparencyBrazil)によると、ブラジルの議員の60パーセントは現在、刑事捜査の下にあるか、汚職から不正選挙に至るさまざまな罪状ですでに有罪判決を受けています。反対派が予算法違反でルセフを有罪とするには、上院81議席の3分の2にあたる54票が必要となります。弾劾が認められれば、13年続いた左派労働党政権に終止符が打たれ、ルセフの残りの任期の2年間はミシェル・テメルが暫定大統領を務めることとなります。テメルはきわめて人気が低く、国営石油会社ペトロブラスとつながりのある不正な選挙資金を受け取ったとして自身も捜査対象となっています。

    dailynews date: 
    2016/8/29(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 女優エマ・トンプソン:ドナルド・トランプは白人の国家主義者 ブレグジットの政治家ナイジェル・ファラージにそっくり

    イギリスの政治家ナイジェル・ファラージが24日、ミシシッピで行われたドナルド・トランプの選挙集会で登場しました。ファラージはブレグジット(Brexit)と呼ばれる英国のEU離脱運動の急先鋒の一人でした。トランプはブレグジットついて、「英国民は自らの国を取り戻した」と称賛しました。アカデミー受賞女優エマ・トンプソンがブレグジットとドナルド・トランプについて話します。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    7
  • 「強欲による大変動」:オスカー受賞女優エマ・トンプソン 北極の石油掘削について語る

    グリーンピースの「アークティックサンライズ(北極の日の出)」号 に乗船して北極への旅から帰ってきたばかりの、 有名な英国女優エマ・トンプソンにクライド川沿いにあるカナダの町への訪問について聞きます。化石燃料を探索し北極圏を破壊している石油産業に反対する取り組みを率先しておこなっている町です。トンプソンは2年前にも、北極圏での掘削に抗議し、この地域ですでに生じている気候変動の影響をリサーチするためにグリーンピースの別の遠征隊に参加しました。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    6
  • ヴィジャイ・プラシャド:カシミールでのインドの弾圧:「占領以外の何ものでもない」

    カシミールでは、24日、インドの治安部隊が抗議する群衆に向かって発砲し催涙ガスを投げたため、抗議者がまた一人殺害され、50人にのぼる負傷者が出ました。住民の話では、インドの部隊が地域を急襲し、人々を殴りカシミール独立に関する会合を主催していたテントを破壊したため、デモ隊との衝突になりました。カシミールでは、インドの治安部隊がカシミール独立派の重要な指導者を殺害したことをきっかけに、7月8日にインドに反発する抗議がわき起こり、以来、70人近くが死亡しています。24日には、インドの内務大臣が抗議行動を鎮めるべく、2日間にわたるカシミール訪問へと旅立ちました。死亡者の中には、インド軍により拘置中に殴打されて死亡した30歳の教授も含まれています。ほかにも大勢が、自宅で治安部隊により殴打されたと報じられています。最近、カシミールに関して「世界最悪のホットスポットのひとつで炸裂している死の暴力」("Deadly Violence Erupts in One of the World’s Most Dangerous Hotspots.")と題する記事を書いたヴィジャイ・プラシャドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    5
  • イエメンとパレスチナ:ヴィジャイ・プラシャド2つの「無慈悲な」爆撃作戦

    ヴィジャイ・プラシャドの新著The Death of the Nation and the Future of the Arab Revolution(『国家の死とアラブ革命の未来』)のエピローグは報じられることの少ないイエメンとパレスチナでの紛争、そしてサウジアラビアが果たしている役割について検証しています。「アラブで最も貧困な国が最も金持ちのアラブの国に破壊されています。ガザへの攻撃をやめるようイスラエルに呼びかけて街頭で抗議行動を行っている人たちは、イエメンに対する残忍な戦争をやめるよう街頭でサウジアラビアに抗議する必要があります」とプラシャドは話します。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ヴィジャイ・プラシャド:ヒラリー・クリントン 結果を気にせず戦争に走る危険な傾向

    学者の ヴィジャイ・プラシャドのロングインタビューをお送りしています。米大統領選挙についてプラシャドは、「オバマ大統領は及び腰だったが、時の国務長官ヒラリー・クリントンがリビア攻撃の先頭に立った」と指摘します。「これは私には、結果を気にせず海外での戦争に走る深刻で危険な傾向に思えます。国外から米国を見ていると、ぞっとする。その恐怖には根拠があるのです」。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    3
  • リビアの政権交代はイラクに酷似:いずれも破綻国家と地域の不安定化をもたらした

    米政府がリビアでいかにして政権交代を行い、破綻国家にしてしまったか、学者ヴィジャイ・プラシャドと見ていきます。「リビアで起きたことはイラクで起きたことと似ていなくもありません」とプラシャドは指摘します。いずれも、米政府は、政治的に分裂した社会で長年不動の地位にいた指導者―リビアのムアンマル・カダフィとイラクのサダム・フセイン―を引き下ろし、破綻国家にしてしまったのです。プラシャドは「いずれの場合も、捕らえられた独裁者は『交渉の準備はできている』と申し出ましたが、米政府には交渉する気など皆無でした」とし、リビアでの顛末はマリ、チュニジアそして北アフリカの多くで政情不安定を招いたと言います。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    2

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