デイリーニュース

  • ヴィジャイ・プラシャド:トルコのISIS攻撃とメディア取締りはクルド人に対する正義の戦い

    米政府は、 ISISが掌握する国境沿いの地域をターゲットにしたトルコ軍によるシリア越境攻撃を支援していますが、トルコは米政府の支援を受けている国境地帯のシリアのクルド人も懸念対象だと語っています。この攻撃とトルコで先頃起きたクーデーター未遂事件がどのように関係しているのか、そしてその後続々と起きているトルコ政府によるテロ容疑でのジャーナリストの逮捕について、長年この地域を注視し、高い評価を得ている学者ヴィジャイ・プラシャドとともに見ていきます。プラシャドはトリニティ・カレッジの国際学教授でインドの雑誌フロントラインのコラムニストです。新著はThe Death of the Nation and the Future of the Arab Revolution(『国家の死とアラブ革命の未来』)です。

    dailynews date: 
    2016/8/26(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「私たちの革命」? バーニー・サンダース新組織を立ちあげるも 主要スタッフは抗議の辞任

    バーニー・サンダース上院議員とその支持者たちは、「私たちの革命」(Our Revolution)という名の新たな政治組織を立ちあげました。同組織は次世代の進歩主義指導者の育成とともに、進歩主義的改革を目指す数百万人に力を与え米国全体の政治意識の向上を目指します。8月24日夜には全米2600箇所以上で、サンダース議員の新組織発足の挨拶を観覧する会が開かれました。しかしサンダース・チーム内では政治的騒動があったという報道もあり、週末には主要スタッフ8人が、新組織の指揮と法的体制を巡る争いのため突然辞任しました。「私たちの革命」理事長に就任予定のラリー・コーエンと、バーニー・サンダース大統領選選挙事務所の元オンライン組織部長で、「私たちの革命」組織部長を辞任したクレア・サンドバークに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/25(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 討論: ヒラリー・クリントンが大統領就任の場合 クリントン財団は閉鎖すべきか?

    ウォールストリート・ジャーナル紙の新たな記事によれば、ヒラリー・クリントンが大統領選で勝利した場合、クリントン・ヘルス・アクセス・イニシアティブ(Clinton Health Access Initiative)財団は例外となる可能性があるものの、クリントン財団は企業および海外からの寄付受付を停止する予定だということです。同紙は、ビル・クリントン元大統領は同財団の理事を辞任の方針である一方、娘のチェルシー・クリントンは財団に残る予定だと報じています。しかし一部には、ヒラリー・クリントンが当選した場合、同財団は完全に閉鎖するべきだという声もあります。インターナショナル・ビジネス・タイムス紙の調査報道部上級記者のデヴィッド・シロタ記者に話を聞きます。シロタの最新記事は"Pay to Play' at the Clinton Foundation?(クリントン財団の「会見するなら支払え」システム?)です。ワシントン・マンスリー誌のポール・グラストリス編集長にも話を聞きます。グラストリスは、1998年から2001年までビル・クリントン元大統領の首席スピーチライターでした。

    dailynews date: 
    2016/8/25(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 武器輸出 石油パイプライン ウォール街: クリントン財団への寄付は 当時の国務省の決定に影響を及ぼしたのか?

    ヒラリー・クリントン候補およびクリントン財団に対する新たな疑惑が発生しました。8月23日にAP通信が発表した新たな調査報道によれば、ヒラリー・クリントンが国務長官だった時期に、彼女と会見した民間人の半数以上がクリントン財団へ寄付をしていたということです。AP通信の調査報道は、同社が国務省の過去のスケジュール表の開示を求めて、3年以上にわたり奮闘した後に発表されたものです。同記事の分析によれば、国務長官時代のヒラリー・クリントンが電話または対面で会見を予定した154人中、少なくとも85人はクリントン財団への寄付者でした。これらの会見数には米国または外国政府関係者や代表は含まれておらず、民間人との会見のみの数字です。インターナショナル・ビジネス・タイムス紙のディビッド・シロタ記者と、ワシントン・マンスリー誌のポール・グラストリス編集長に話を聞きます。グラストリスは、1998年から2001年までビル・クリントン元大統領の首席スピーチライターでした

    dailynews date: 
    2016/8/25(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 新種の右派の抱き込み:「ネット上で白人国家主義者の温床を生み出した」トランプの新選対本部長

    先週、ドナルド・トランプはまたしても自らの選挙キャンペーン陣営を再編し、「ブライトバート・メディア」会長のスティーブン・バノンを選対本部長に起用しました。ブライトバートは、「女性の魅力を損ないクレージーにする産児制限」、「ブルース・ジェンナーの滑稽な屋外広告板に不平たらたらのトランスジェンダーたち」、「ビル・クリストル:共和党をダメにする裏切り者のユダヤ人」など挑発的な見出しで絶えず論争を引き起こしているオンライン・ニュースサイトです。マザー・ジョーンズ誌に掲載された新記事で調査報道記者のサラ・ポスナーは「スティーブン・バノンの起用は、トランプが『新種の右派』をすっかり抱き込んだことを意味する。かつては、反移民、反ムスリム、白人国家主義的扇動家たちのごった煮だった連中が、トランプの背後で癒着しソーシャルメディアでこの共和党大統領選候補者にごまをすっている」と書いています。サラ・ポスナーとヘザー・マクギーから話を聞きます。

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    2016/8/24(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 気候変動に対する行動を起こさなければ ミレニアル世代の生涯収入に 8 兆 8 千億ドルの損害

    気候変動に対する行動を起こさなければ、1980年代から2000年代初頭までに生まれたミレニアル世代は気候変動による経済面、健康上、および環境上の影響に対処するため、生涯収入において世代全体で 8 兆 8 千億ドル近くの損害を受けることになるとする新しい研究結果が報告されています。"The Price Tag of Being Young:Climate Change and Millennial's Economic Future(若さの値札:気候変動とミレニアルの経済的将来)"と題したこの研究を行ったのは、次世代気候(NextGen Climate )およびデモス( Demos) という米国の2つの団体です。デモスとデモス・アクション( Demos Action) 会長のヘザー・マクギーから話を聞きます。

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    2016/8/24(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 気候研究:2085 年までにサンフランシスコを除く全米都市は 暑すぎて夏季五輪が開催できなくなる

    医学雑誌「ランセット(The Lancet)」の最新号に掲載された記事は、2085 年までに北半球の大部分では夏季五輪開催が不可能なほど暑くなるとしています。研究者達は、西欧を除く北半球で五輪開催ができるほど涼しいのは8 都市だけと予測しています。北米では、カルガリー、バンクーバー、サンフランシスコの3 都市のみです。暑すぎて開催が不可能になりそうな都市のリストは膨大で、イスタンブール、マドリード、ローマ、パリ、ブダペスト、東京、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス他、多数です。極度な高温はすでにスポーツ競技界に影響を及ぼしています。2007 年には高温のためシカゴ・マラソンが中止に追い込まれました。今年ロサンゼルスで開かれた米国の五輪代表選考マラソンでは、高温のため ランナーの3割がレースから脱落しました。記事の主執筆者でカリフォルニア大学バークレー校でグローバル環境衛生の教授を務めるカーク・スミスから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/24(Wed)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領のルイジアナ州洪水被災地視察の翌日 米政府メキシコ湾の巨大な石油とガスの借地競売を決行

    23 日、オバマ大統領は壊滅的な洪水で 13 人が亡くなり、60,000 戸以上の住宅が被害を受けたルイジアナ州を初めて訪問しました。赤十字社は、この洪水をハリケーン・サンディ以来、米国で起きた最悪の自然災害と呼んでいます。多くの気象学者達はルイジアナ州のこの歴史的な洪水を気候変動に関連付けましたが、オバマ大統領は演説の中で、その関連性について触れませんでした。そんな中、メキシコ湾の 24 エーカーに及ぶ石油・ガス探査と開発の借地権売却を決行しようとする米内務省の決定に抗議した環境活動家 4 人が23日、ニューオリンズで逮捕されました。24日に予定されているこの売却の会場はスーパードーム、11 年前のハリケーン・カトリーナの際、家に住めなくなった何千人ものニューオリンズ住民が避難したいわくつきの場所です。石油とエネルギーの分析家で、Black Tide: The Devastating Impact of the Gulf Oil Spill(『黒い潮流:メキシコ湾石油流出の多大な影響』)の著者アントニア・ユハスがサンフランシスコから参加します。

    dailynews date: 
    2016/8/24(Wed)
    記事番号: 
    1
  • チャペルヒルで殺されたイスラム教徒の女性2人の父親からジャバラの家族へ:「あなた方の気持ちはよくわかる」

    オクラホマ州タルサではカリド・ジャバラ家族が彼の死を悲しんでいます。番組では2015年に起こったノースカロライナ州チャペルヒルでの似たような射殺事件を振り返ります。2015年、ラザン・モハマド・アブサルハ、ユソル・モハマド・アブサルハ、そして彼女の夫デア・シャディ・バラカトは、白人の隣人によって射殺されました。ラザンは19歳、ユソルは21歳、デアは23歳でした。警察は当初、殺害は駐車場をめぐる口論が原因と述べましたが、犠牲者の親族たちは、この殺害は憎悪犯罪だと表現しました。犯人のクレイグ・ステファン・ヒックスは、3つの第一級殺人罪で起訴されました。ラザンとユソルの父親で、デアの義父であるモハマド・アブサラ博士に、さらに詳しく話を聞きます。

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    2016/8/23(Tue)
    記事番号: 
    4
  • タルサでの憎悪犯罪:差別主義の白人の隣人に殺されたカリド・ジャバラの家族が発言

    オクラホマ州で8月19日、レバノン系米国人のカリド・ジャバラの葬儀が行われました。警察によると、彼は憎悪犯罪の可能性もある事件で彼の隣人によって射殺されました。警察は、犯人のスタンレー・メジャーズは第一級殺人罪で起訴されると話しています。メジャーズは何年もの間、ジャバラの家族に嫌がらせをしていました。8月12日の殺人は、メジャーズがジョギング中のジャバラの母親を車で轢いた罪で逮捕、収監されてからわずか1年足らずの出来事です。母親のハイファ・ジャバラは当時、メジャーズが彼女を脅し嫌がらせをしたとして、メジャーズに対する接近禁止命令を取得していました。しかし8カ月後、タルサ郡検事たちが彼を「一般市民に対する重大な危険」と呼んだにも関わらず、メジャーズは6万ドルの保釈金で釈放されました。カリドの兄妹であるラミ・ジャバラとビクトリア・ジャバラ・ウィリアムズに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/8/23(Tue)
    記事番号: 
    3

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