コロンビアでは、政府と反乱軍FALC(コロンビア革命軍)のあいだに歴史的な和平協定が結ばれますが、この調印によってラテンアメリカで最も長く続く武d力紛争に終止符を打つことができるのでしょうか。「本当に強力で長続きする平和が進展するためには、やるべきことがまだまだあります。第一に、この協定はコロンビアの国民投票で承認されなければいけません」と、ゲストのマリオ・ムリーリョは話します。彼は、Colombia and the United States: War, Unrest, and Destabilization(『コロンビアと米国:戦争、混乱、不安定化』)の著者です。もう一人のゲストは、ボゴタに拠点を置くNGO「ウマナス・コロンビア」の責任者で人権、特に女性の人権を促進しているアドリア―ナ・ベンジャミーです。「コロンビアで武力紛争に参加してきた武装勢力は性犯罪も犯しています」そしてこれは取り上げられるべきですとベンジャミーは話します。