デイリーニュース

  • CIA の尋問担当者:米国による侵攻時にサダム・フセインが取り組んでいたのは大量破壊兵器ではなく小説執筆だった

    10 年前の今週、2006 年 12 月 30 日に、イラクの元独裁者サダム・フセインが処刑されました。サダム政権は 2003 年、米国による侵攻開始後まもなく崩壊しました。ジョージ・W・ブッシュ米大統領は、フセインが大量破壊兵器を蓄積し、アルカイーダと連携しているとして侵攻を開始しましたが、この前提は事実に反していました。侵攻によりイラクおよび周辺地域は安定を失い、100 万人以上が死亡しました。イラクとシリアでの戦闘はいまも続いています。イラクに関してこれまで語られたことのない観点で書かれた、衝撃的な新刊本が発売になりました。著者は 13 年前のサダム・フセイン逮捕後に尋問を行った CIA のアナリスト、ジョン・ニクソンです。ニクソンは、米国侵攻時点で CIA が知っているつもりでいたサダム・フセインに関する情報の多くは間違っていたことを明らかにしています。尋問中にフセインは、 小説執筆に集中することができるよう、2003 年までには自身の権限の大半を側近者に譲っていたことを明らかにしました。大量破壊兵器計画はありませんでした。さらにサダム・フセインはアルカイーダやその他、ワッハーブ派の教義に感化されたイスラム主義グループに対して徹底して批判的でした。また尋問の際、フセインはイラクに関して米国に警告を発しました。「あなた方は失敗するだろう。

    dailynews date: 
    2016/12/28(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 報告書:立法クーデター後のノースカロライナ州 もはや民主主義とみるのは不可能

    ノースカロライナ州で出された新しい報告書によると、同州の民主主義的な機構には欠陥が多く、もはや民主主義が機能しているとみなさないとされました。「選挙における清廉性プロジェクト(EIP)」が作成したこの報告書は、極端なゲリマンダー、非白人種居住地域での投票者に対する抑圧、最近起きた次期知事に就任予定のロイ・クーパー知事からの共和党による権力剥奪を指摘しています。EIP が、ノースカロライナ州に対してつけた「選挙における清廉性」の点数は、 100 点満点中58 点でした。これはキューバやシエラレオネ、インドネシアの点数に匹敵します。ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校の政治学教授アンドリュー・レイノルズから話を聞きます。レイノルズは「選挙における清廉性プロジェクト」の創立者の一人です。

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    2016/12/28(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジョージ ・W・ ブッシュの倫理弁護士:トランプは大統領就任初日から憲法に違反

    ドナルド・トランプは大統領就任初日から憲法違反に陥るのでは?憲法の主要な専門家の中にはそう見ている人たちがいます。憲法は公職者が「いかなる国王、君主、外国からも贈答品、報酬、要職、称号を一切」受け取ることを禁止しています。法律専門家達は、トランプの多くの事業がすでに大統領職当選で利益を得ていると指摘しています。例えば、クウェートは最近、建国記念日の式典会場をジョージタウンのフォーシーズンズ・ホテルからトランプ・インターナショナル・ホテルに変更しました。ニュースサイト「シンクプログレス(Think Progress)によると、クウェートはトランプ陣営から式場の場を移すよう政治的な圧力を受けたということです。トランプのホテルでイベントを行うよう声をかけられた外交使節は他にもあると報じられています。トランプとその一族は、アルゼンチン、ブラジル、グルジア、インド、アイルランド、日本、フィリピン、トルコで事業を所有しプロジェクトを行っています。さらに、トランプの事業はドイツ銀行、UBS 、中国銀行など外国の銀行から何億ドルもの金額を借りています。ミネソタ大学の会社法教授で、2005 年 2 月から 2007 年 7 月まで、ジョージ・W・ブッシュ大統領ホワイトハウス主席倫理弁護士を務めたリチャード・ぺインターに話を聞きます。

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    2016/12/28(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ドナルド・トランプが米国の無人機と標的暗殺計画を継承したらどうなるか?

    12月23日、ニューヨーク州シラキュースのハンコック空軍基地の外でおこなわれていた、米国の無人機暗殺計画に反対する非暴力の抗議行動で、4人が逮捕されました。抗議者たちは、クリスマス休暇にちなんで、聖書の登場人物に扮し、空軍基地の門に20フィート(約6メートル)の長さのキリスト降誕場面の背景を設置しました。同基地は、空軍無人機計画の第174攻撃編隊の拠点です。番組では、オバマの無人機戦争計画をドナルド・トランプが継承したらどうなるかについて検証します。コロンビア大学の「ナイト憲法修正第1条研究所」(Knight First Amendment Institute)の設立者であるジャメール・ジェファーに話を聞きます。彼の新しい著書のタイトルは、The Drone Memos: Targeted Killing, Secrecy, and the Law(『無人機メモ:標的殺害と秘密と法律』)です。

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    2016/12/27(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 就任式に出演する有名人を釣るためにトランプのチームは大使職をオファーしたのか?

    エンターテイメント誌の「ザ・ラップ」(TheWrap)の報道によると、ドナルド・トランプのチームは就任式に出演する一流タレントを探すだけでなく、有名人への伝手がある出演契約交渉者たちを取り込むことによって出演者探しを手堅くしようとしているといいます。彼らへの報奨は、政府の要職と大使職です。ザ・ラップによると、少なくとも2人の出演契約交渉者が職をオファーされました。このネタを暴露した、ザ・ラップの上席記者イタイ・ホッドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/27(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 元ロケッツ・メンバー:女性蔑視のトランプの就任式で彼らは公演するべきではない

    ドナルド・トランプの大統領就任式委員会によると、1月20日の就任式に出演する有名人探しは困難を極めています。これまでに、出演契約に合意した大物芸能人は、ほんのわずかしかいません。有名芸能人を就任式に呼び込むというドナルド・トランプの計画は12月24日の週末、あらたな打撃を受けました。ラジオシティ・ロケッツ(ニューヨークのダンスカンパニー)を運営する会社が、メンバーたちは就任式でのパフォーマンスへの不参加を選択することも認められるだろうと述べたからです。「マディソン・スクエア・ガーデン・カンパニー」(Madison Square Garden Company)によるこの決定が発表される前、ロケッツのメンバーを代表する組合は、常勤メンバーたちは契約によりトランプの就任式で演じる義務があると述べていました。この組合の発表に対し、民間およびロケッツの現在と過去のメンバーたちからは抗議の嵐が巻き起こっていました。2005年から2007年までラジオシティ・ロケッツのメンバーだったオータム・ウィザーズに話を聞きます。

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    2016/12/27(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 国連がイスラエルの入植は違法と決議:米国の棄権を受けネタニヤフ首相は報復を明言

    イスラエル当局は占領中のパレスチナ人の土地に数千件のユダヤ人入植者用住宅を建設すると公言し、12月23日に国連が採択した「国際法の下でのあからさまな違反行為」という非難決議に真っ向から挑む姿勢です。国連安全保障理事会の投票結果は14対0でした。米国は、イスラエルと次期大統領ドナルド・トランプが求めた拒否権を行使せず、棄権しました。イスラエルとパレスチナに関する決議を安保理が採択するのは約8年ぶりです。「パレスチナの権利のための米国運動」(US Campaign for Palestinian Rights)の代表であるユーセフ・ムナイヤーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/27(Tue)
    記事番号: 
    1
  • バーニー・サンダース:デモクラシー・ナウ!インタビュー

    本日は、デモクラシー・ナウ!の特別インタビューをお送りします。バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースは11月下旬、フィラデルフィア公共図書館(Free Library of Philadelphia)で、エイミー・グッドマンと討論しました。ドナルド・トランプがその数週間前にヒラリー・クリントンを破って以降、サンダースに対する最も集中的なインタビューとなりました。

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    2016/12/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダース:企業メディアは民主主義への脅威だ

    ドナルド・トランプの大統領選出から3週間後、バーニー・サンダース上院議員はフィラデルフィア公共図書館(Free Library of Philadelphia)で、新著Our Revolution(『私たちの革命』)の出版ツアーの一環として講演を行いました。サンダースはこの中で企業メディアを厳しく批判しました。「メディアがしていることはこうです。紛争、政治ゴシップ、世論調査、資金調達の類を扱うのがとても好きなのです」とサンダースは語ります。「メディアは候補者に焦点を当てるのも好みます。しかし米国の人々が求めているのは候補者にではなく、彼ら自身に注目が集まることです。候補者への注目はもはや求めていないのです」

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    2016/12/26(Mon)
    記事番号: 
    1
  • NY市議会議長:イスラム教徒と移民を標的にするトランプと戦うには連携した取り組みが必要 

    ドナルド・トランプはニューヨークを本拠地と呼ぶかもしれませんが、地元の政治家からは次第に批判を受けています。ニューヨーク市議会議長メリッサ・マーク=ビベルトに、イスラム教徒の登録制度への反対理由と、ニューヨークに住む在留資格のない移民を保護するための市の取り組みについて聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/23(Fri)
    記事番号: 
    4

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