ドナルド・トランプによって国務長官に指名されるとみられるエクソンモービル最高経営責任者(CEO)レックス・ティラーソンについて議論を続けます。ジョン・マケイン上院議員は11日放送のCBSの番組「フェイス・ザ・ネイション」に出演し、ティラーソンは公平な聴聞会の機会を与えられるべきだと述べる一方で、プーチン大統領とのつながりについて懸念を繰り返しました。ウラジーミル・プーチンがレックス・ティラーソンと取り交わした巨大取引の一つに、ロシアの国営石油会社ロスネフチがエクソンと結んだ総額5000億ドルの石油探査での提携が挙げられます。オバマ政権はロシアのウクライナ介入に対する制裁の一環として、この取引を停止しています。ニュースサイト『シンク・プログレス』(ThinkProgress)内のブログ『クライメット・プログレス』でコラムを書いたジョー・ロムに聞きます。ロムは同ブログの創設編集者です。"Trump, Putin, and ExxonMobil team up to destroy the planet"(「トランプ、プーチン、エクソンモービルがタッグを組んで地球を破壊する」)と題された記事の中でロムは、「ロシアは、トランプが有利になるように米大統領選に介入したのではと言われているが、この取引はその理由になりえる」と書いています。ロムはこう続けます。