デイリーニュース

  • 米国支援のクーデターによる追放から7年、ハイチの元大統領、アリスティド、故国への帰還を準備中

    ハイチの元大統領ジャン=ベルトラン・アリスティドは、7年間の亡命生活の後、ハイチへの帰還に向けて準備中です。アリスティドは、2004年に米国が支援したクーデターで追放されて以来、南アフリカで暮らしてきました。 ヨハネスブルグからのレポートで、デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンが、アリスティドの故国帰還への同行を準備中のアリスティドの弁護士のアイラ・カーツバンと俳優のダニー・グローバーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 日本の著名な環境活動家、原子力発電を終わらせる国際運動を呼びかけ、「欲と怒り、無知に基づく常軌を逸したシステム」に挑む

    日本の代表的な文化人類学者で環境運動家の大岩圭之助に横浜で話を聞きます。大岩は、日本の代表的な「スローライフ」環境団体、ナマケモノ倶楽部の創設者です。「民主主義がこんなにも空ろになってしまったということをふたたび実感しています。 我々は無力で、政府と一私企業である東京電力に管理されています。自然と調和して生きるため、ライフスタイルと思考方法をもう一度探し求める必要があります」と大岩は語ります。

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 広島 被爆者を受け入れるため、科学チームと医療センターを組織

    もうひとつの緊急援助活動について広島で広島平和記念資料館を管理する平和文化財団のスティーブン・リーパーに話を聞きます。「広島では人々は放射能の問題に敏感です。惨事の問題に敏感です。放射能について詳しい場所として知られており、医師団がいます。医師団は、どんな放射能が出ているかを見分けようと機器を携えて現地に向かいました。我々はまた、有毒な放射能の被害を受けた被爆犠牲者を受け入れるよう、多数のアパートを準備し、病院も受け入れ準備をおこなっています」とリーパーは語りました

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 仙台からの報告: 放射能の恐怖で救援活動に障害

    公式発表されている地震と津波による死亡者数は5000人に達し、少なくとも9400人が行方不明になっています。 約85万世帯で電力がなく、150万世帯で水道が止まっています。 食糧と石油の供給は底をつきかけています。 最悪の被災地のひとつ仙台にいる、ビデオジャーナリストの神保哲生に話を聞きます。神保に人口2万人の半数が現在行方不明になっている陸前高田市の被害状況を話してもらいます。神保の話では、放射能への恐れが救援活動を遅らせています。「日本政府は事態についていけません。支援活動や救援活動に専心できる人員がいないのです」と神保は語ります。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「原子炉炉心完全溶融の深刻な危機」: 日本の原発危機、最新情報

    日本政府当局は、機能が損なわれた福島第一原子力発電所に軍用ヘリコプターから水を投下させていますが、原子炉の大規模な溶融の恐れが増しています。 水は目標を外れ、発電所の原子炉と使用済みの燃料棒の冷却に失敗した模様です。「防護壁が崩れ落ち、炉心は溶融しています。格納器の損壊も予想されます。 これらの格納施設が損壊することにより、外気に向かって窓を全開にするようなことになります」とビヨンド・ニュークリア(Beyond Nuclear)のポール・ガンターは語ります。 米国の原子炉は日本の原子炉よりも安全だという専門家もいますが、調査ジャーナリスト、カール・グロスマンによると、米原子力規制委員会は1985年の報告書で、米国の100を超す原子力発電所のいずれかが20年の間に深刻な炉心事故を起こす可能性は50%にのぼると認めているといいます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 南アフリカ 高まるエネルギー需要のための「原発の道」邁進に疑問符

    日本では核危機が展開していますが、デモクラシー・ナウ!は、高まるエネルギー需要を満たすための南アフリカ政府の原発施設3倍化計画について現地から報告します。同国はアフリカ大陸唯一の原子炉がある国で、ケープタウンの近くにコーバーグ原子力発電所があります。加えて現在、さらに6基の原子炉を建設する計画があります。南アの核専門家デイビッド・フィグと話をします。「将来のエネルギー確保のために核の道を邁進したいのか否か、国家として本当にそれを判断する必要がある」と彼は言います。また、アースライフ-アフリカのマコマ・レカラカラにも話を聞きます。南アには太陽エネルギーと風力エネルギーの著しい潜在的可能性があり、それこそを開発すべきだとレカラカラは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「ハッピーエンドはない」 核専門家は日本の惨事は悪化していると語る

    日本の核危機が増大しています。破損した福島第1原発のもう一つの原子炉が損傷を受けた恐れがあり、そこから放射性物質を含む水蒸気を放出しているようです。同原発は先週金曜日の11日の破壊的な地震と津波の後に数回の爆発に見舞われ冷却装置を損傷しました。そこから200km以上離れた東京に低レベルの放射性物質が届く事態になっています。原発を稼動していた電力会社は15日になって750人以上の従業員を退避させ、原始炉の温度を下げるために残った50人の作業員が懸命な努力をしています。東京にある原子力資料情報室のフィリップ・ホワイトと、仙台にいるクリスチャン・サイエンス・モニター紙のピーター・フォードに話を聞きます。また、米原子力規制委員会の委員長だったピーター・ブラッドフォードとも話します。「最善のシナリオでさえも現時点ではよいものではない。人びとにとってもよいものではないし、核産業界にとってもよいものではない」とブラッドフォードは言います。「この物語にハッピーエンドは訪れないだろう」

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エイミー・グッドマンが南アから報告 7年間の亡命後ハイチ帰国を画策するアリスティド

    ハイチの元大統領ジャン=ベルトラン・アリスティドは、今週、20日の大統領選決選投票を前にハイチに帰還することを決めました。アリスティドは2004年に米国支援のクーデターで追放され、以来亡命先の南アフリカに住んでいます。アリスティドを帰国させるなという、米国のハイチと南アフリカへの圧力にも関わらず、アリスティド一家は17日に出発する予定です。エイミー・グッドマンが南アフリカでアリスティドのハイチ帰国を取材しています。ヨハネスバーグからエイミーが報告します。アリスティドの友人であり、受賞歴のある映画監督K.K.にも一緒に登場してもらいます。

    dailynews date: 
    2011/3/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • イエメンが民主化運動の弾圧を拡大、ジャーナリストを国外退去処分

    イエメンでは、米国が支持するアリ・アブドラ・サーレハ大統領が32年以上の権力の座から退くことを拒否する中、反政府運動が拡大しています。3月14日、マーリブ地域で国軍がデモに発砲し、数十人が負傷しました。騒乱が大きくなる一方、イエメン政府は国際メディアによるデモについての報道を取り締まっています。3月14日、米国市民2人を含む4人のジャーナリストが逮捕され国外退去させられました。首都サヌアで活動するイエメン人活動家でブロガーのアティアフ・アルワジと、プリストン大学の近東研究学者でカイロ滞在中のグレゴリー・ジョンセンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「バーレーンはもはや独立国家ではなく、サウジ軍に占領されている」:活動家が民主化運動は続くと発言

    数週間にわたる民主化デモを受け、バーレン国王は3ヶ月間の非常事態を宣言しました。国王の宣言は、約1000人のサウジアラビア軍がバーレーン王室を守るためにバーレン入りした翌日の3月15日に行われました。民主化を求める抗議者らは、バーレーンにおけるサウジ軍の存在を宣戦布告と描写しています。首都マナーマで取材しているジャーナリストのヤナ・クニチョフと、団体「バーレンの民主主義と人権のための米国人会」(Americans for Democracy and Human Rights in Bahrain)の代表フセイン・アブドラに話を聞きます。「米政府がこうした侵略を非難しないということは、米国はこの事態が起こることを事前に十分把握していたことを明示しています」とアブドラは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    4

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