デイリーニュース

  • リビアへの米国の軍事介入について討論:フアン・コールとヴィジャイ・プラシャド

    オバマ大統領は米国主導のリビアへの軍事攻撃の正当性を主張していますが、番組ではこれについての討論を行います。ミシガン大学教授のフアン・コールは最近「リビアに関する左派への公開書状」というタイトルの記事を出版しました。コールはベンガジでの大虐殺を避け、開放闘争におけるリビア反体制派の活動を助けるために軍事力の使用を擁護しています。一方、リビアへの米国の介入に反対するトリニティ大学教授のヴィジャイ・プラシャドは、米国は、バーレーン、イエメン、その他の周辺諸国で自国が後ろ盾となっている各政府による暴力的な弾圧を無視している一方で、数十年にわたるリビアの内戦には介入していったことに注意を喚起しています。

    dailynews date: 
    2011/3/29(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「我々は大虐殺を止めるために介入した」:オバマが米国主導のリビアでの軍事行動を擁護

    オバマ大統領は、3月上旬にリビアへの空爆を命じて以来初めての主要なテレビ演説で、リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ大佐の度重なる人権侵害、介入への国際的合意、中東と北アフリカに広がる革命、リビア反体制派の拠点ベンガジでの大虐殺の可能性に言及し、自分の決断を擁護しました。

    dailynews date: 
    2011/3/29(Tue)
    記事番号: 
    1
  • シリアの非常事態法は解除されるか、抗議デモ受けてアサド政権が改革を検討

    シリアで、バッシャール・アサド大統領の統治に反対するデモが10日間にわたって行われ、衝突で多数のデモ参加者が死亡しました。デモを鎮めるため、アサド政権は、50年近く続いた、起訴なしでの拘束を認める非常事態法の解除を約束したと報じられています。「40年間以上、人々は政治的抑圧を受けてきました」と、ジョージメイソン大学の中東研究プログラム主任のバサム・ハダドは語りました。「そしてこの政治的抑圧は、ここ20年の間では、シリア社会の異なる階級間に格差を生みだした新自由主義的経済政策とセットになってきました」

    dailynews date: 
    2011/3/28(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「これは経済的な裏切りだ」ロンドンで公共支出削減の反対デモに50万人が参加

    ロンドンで26日、50万人を越える参加者が、英国政府による戦後最大の歳出削減に反対してデモを行いました。このデモは、2350億ドルの赤字対策と30万に及ぶ公共部門の雇用削減を計画している英国当局が、法人税減税の試算を示したことが引き金となり起こりました。一方、米国でも26日に40都市でデモがあり、公共サービスの予算削減に反対しました。ロンドンの現場のビデオレポートを放映し、英ジャーナリストのヨハン・ハリと、ニューヨークのCitizen Radioのアリソン・キルケニーに話を聞きました。

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    dailynews date: 
    2011/3/28(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「殺戮をやめなさい」マラライ・ジョヤ、米国によるアフガニスタン占拠の終結を求める

    前週ドイツのニュース誌シュピーゲルに、米国兵士がアフガニスタン民間人の死体の上でポーズを取っている写真が掲載され、さらにデモクラシーナウが報じて以降、米国主導のNATO軍はアフガニスタンにおける反対運動の増加を懸念しています。ローリングストーン誌は新たに18枚の写真を公開。これらの写真はイラクのアブグレイブ刑務所で以前撮影され公開された写真と比べられています。写真に映っている兵士たちは、アフガニスタンの非武装の民間人を無差別に殺害し、死体の一部を集めていた「殺人チーム」を結成していたとして、裁判にかけられています。またNATO空軍の攻撃により、先月15人の住民が殺害されました。アフガニスタンの元国会議員であるマラライ・ジョヤに、今回の件に関する意見を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/3/28(Mon)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権、アフガニスタン反戦活動家にようやくビザ発給

    アフガニスタンの元国会議員であるマラライ・ジョヤが、旅行ビザの発券を拒否された後の25日にようやく米国に到着。米国到着後初となるテレビインタビューに応じました。彼女のビザは米国自由人権協会(ACLU)や議員からの手紙などによる抗議運動を受けて、24日に許可されました。なぜ米国が当初、ジョヤのビザ発給を拒否したのかについて、本人は「私は米国とNATO軍の砲撃、彼らによるアフガニスタンの占拠について発言しています。米国とNATOが私を恐れているのは、そのためだと思います」と語りました。

    dailynews date: 
    2011/3/28(Mon)
    記事番号: 
    1
  • トライアングル火災から100年 バングラディシュの悲劇とウィスコンシン州の反組合法案が浮き彫りにする労働者たちの長い苦闘

    トライアングル・シャツウエスト工場火災から100年、私たちは現在の米国および世界の労働者たちの直面するいくつかの主要な苦闘について見てみましょう。最近の火災の1つで、昨年12月、バングラディシュで米国企業のために衣料製造に従事していた労働者26人が死亡しました。一方、全米の労働者たちはいま、ウィスコンシンの反組合法案が象徴するように、再び給料や手当、団結権を脅かされています。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    3
  • Clone of NYトライアングル・労働者の権利というトライアングル・シャツウエスト工場の遺産:衣料組合群の発生と新組合主義の創造

    1911年のトライアングル・シャツウエスト工場火災は一般大衆の怒りを解き放ち政府に対応を余儀なくさせました。その後3年で職場環境の質に関する36本の新たな州法が可決されました。この歴史的な法整備は、ニューヨーカーたちに米国で最も包括的な職場安全法を与え、全米の規範となったのです。「この火事から、まさに1本の線がまっすぐに伸びて、ニューディール政策へ、当時の労働法改革へ、社会保障制度へ、そして産業別労働組合主義へ、1930年代の団結権へとつながるわけです」と労働史学者スティーブ・フレイザーは言います。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    2
  • NYトライアングル・シャツウエスト工場火災から100年

    今日はニューヨーク市史上最悪の労働災害死者を出したトライアングル・シャツウエスト工場火災からちょうど100周年に当たります。この火災は米国の労働を一変させました。1911年3月25日、この工場から火が出て146人の衣料労働者が死亡しました。大半が若い移民女性でした。犠牲者たちの多くは逃げようとして非常出口が施錠されていたために飛び降りて死亡した人たちです。エイミー・グッドマンが1986年にインタビューした際、この火事を生き延びた最後の1人は「窓から飛び降りる人たちを見ました。私たちは下にまで降りたのですが外に出られなかったのです。人が降ってきていたからです」と話しています。いかなる団体交渉権も否定され、トライアングル工場の労働者たちは自分たちの工場の不十分な換気や、安全対策や火災訓練の欠如、そして施錠された出口といった最悪の環境を変えることもできませんでした。

    dailynews date: 
    2011/3/25(Fri)
    記事番号: 
    1
  • オバマ初の南米歴訪を終了 エルサルバドルの大司教暗殺記念日に米関与の犯罪行為を再考

    オバマ大統領は、就任以来初の南米訪問から帰国しました。オバマは、地域の貿易の推進と安全保障の連携強化に努めましたが、ブラジル、チリ、エルサルバドルで抗議行動に直面しました。エルサルバドルでは、数百人の抗議者がエルサルバドルの農業を壊滅状態に陥らせた、中米自由貿易協定の再交渉あるいは撤廃を要求しました。 オバマはまた、チリとエルサルバドルで米国が関与した弾圧が遺したものを目の当たりにしました。3月24日は、米国の支援を受けたエルサルバドルの特殊部隊による大司教オスカー・ロメロ暗殺から31年目にあたります。1980年代以来、南米からの詳細な報告を続けてきた調査ジャーナリストのアラン・ネアンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/24(Thu)
    記事番号: 
    3

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